『ぼくは あるいた まっすぐ まっすぐ』
マーガレット・ワイズ・ブラウン/坪井 郁美 ぶん 林明子 え
出版社:ペンギン社
☆長男が三歳の頃、購入。(19年前くらい)
大好きな林明子さんの作品(絵本)の中でも、
“思い入れランキング”としては上位に当る一冊です。
どのページも、細部に至ってじっくり観ていたい絵画です。
数ページ抜粋して紹介します。
おうちの まえのみちを まっすぐ いって
いなかみちを まっすぐ まっすぐ
いなかみちって こわくない?
どのいえが おばあちゃの おうちか わからないよ
うん、わかった のぞいてみるね
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うわっ
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あ、おばあちゃん
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☆千葉の母もこのお話が好きで、私が帰省する折には必ず長男に電話で、
「やちよだいのえきを おりたら、まっすぐまっすぐあるいて、おばあちゃんのおうちにきてね」
と、絵本中のフレーズを真似ていました。
絵の風景は外国ですが、林さんの描く幼児の愛らしさと動作の表現には、
どの作品にも卓越したものを感じ、何年経っても読むたびに心が温まります。