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ぐりとぐらのえんそく

2015年02月25日 | 絵本

「ぐりとぐらのえんそく」
なかがわえりこ と やまわきゆりこ
出版社:福音館書店
〈こどものとも〉傑作集

☆2000年8月1日、数日間のキャンプ途中、子ども達に購入。
数ページ抜粋して紹介いたします。



「くものす かとおもったら これは――――」
「くさ かとおもったら これは――――」
「けいとだ!」
ぐりと ぐらは あしに からんだ けいとを はずしました。

「ほら、あそこの いばらに ひっかかっている」


 のはらを よこぎって、
おかを のぼって くだって、
ボールは こんなに おおきく なりました。
 「もう もてない。 ころがしていこう」

はなすな おせおせ 
ころぶな よいしょ 
くたばらないぞ ぐりと ぐら
どこまでだって ついていく
ぐり  ぐら  ぐり  ぐら


 ぐりと ぐらと くまは のはらのまんなかで
おなかいっぱい えんそくの おべんとうを たべました。

☆今から14年ほど前、毎夏恒例の北海道キャンプへ行った折、
長いドライブに飽きてしまった娘と次男へ購入しました。
記憶はおぼろですが、“キャンプとえんそく”を掛けて選んだような気がします。
夜、薄暗いテントの中で読み聞かせをした思い出の一冊です。
(ちなみに長男は9歳、ちょうど名探偵コナンに夢中だった頃で、
同じ書店で彼にはコミックスを購入したみたいです。)

内容と関係無い話ばかりですが・・・
最後のページ、広げたお弁当の豪華さ?を、娘がさかんにうらやましがっていたことを
思い出しました。それはきっと、キャンプ中のご飯が結構質素だったからかもしれません・・・