
昨日とはがらりとネタを変えます(笑)
最近では貨物列車といえば、コンテナ列車かタンク列車の2種類が大勢を占めてしまいました。
たまに、安中貨物のような特殊なものが一部存在するのと工臨でチキがあったり、
大物のシキがあるぐらいの変化ですが、国鉄時代には解結貨物が多く、つまり貨物取扱駅で
こまめに貨車の解放と連結を繰り返しながら列車を仕立てて運転を行うのが解結貨物です。
当時は国鉄の多くの駅で貨物扱いを行っていたので、解結貨物の運転形態は今からでは
想像を絶するものだと言えるかもしれません。しかも運ぶ品物によって専用の貨車が有り、
家畜用、飼料用、セメント用、陶器用、野菜用、冷蔵車、石炭、砂、石灰・・・などなど
その種類も大変多く、まだカメラが持てない小学生低学年頃は線路脇の
枕木でできた柵に乗ってその貨物(大半は2軸車)の両数を数えたりその種類を覚えたり
するのが楽しかった思い出があります。
今日のお昼過ぎに下って来た貨物列車の何両目にすごく長いタンク車が付いていたとか
珍しいものを見ると、鉄道に興味がある友達同士で見たものの自慢しあいっこしたり、
そんなワクワク感が好きだったからこそ鐡好きになったのでしょう。
数年前になりますが、ヒガハスで上りブルトレ等の撮影を楽しんでいた際おそらく8時台の
下り貨物で、こんな珍しい編成の貨物を撮りました。緑タキ、黄タキ、黒タキ、白タキと
国鉄時代の貨物列車のようでした。願わくは正面から撮れたらよかったのですが・・・。
撮影;2006年9月 東北本線 東大宮~蓮田 OLYMPUS E300 ZUIKO D ZOOM
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