狂電関人の写真庫

狂電関人本人のこれまでの写真のストックを思うまま徒然に表現。お立ち寄りの際には一言コメントをいただけると幸いです。

西鉄における一時代の区切り

2016年03月13日 10時22分59秒 | 徒然鉄ネタ

先日わが故郷の私鉄電車、西鉄が新型車両9000形の導入を発表した。
西鉄においては、3000形に次いで2形式目のステンレス車で同社の最大両数を誇る5000形の置換目的。
西鉄汎用新性能車の歴史は新600形に始まり旧塗色であるベージュにマルーンでは最大勢力を誇ったが、
1975年の5000形出現によってその勢力は逆転すると同時にアイスグリーンにボンレッドのストライプにメイン塗装も変更されていく。



◇旧二日市車庫脇にて休息する汎用新性能第一世代の600形の横目に落成直後2000形の事故により特急運用に入る汎用第二世代5000形3連×2



◇春日原~白木原にてすれ違う600形急行と5000形普通(4連)



◇白木原~春日原を行く4連福岡行普通

運転席側のみパノラミックウィンドウのアシンメトリーフェイスが特徴の5000形は新しいアイスグリーン地にボンレッドストライプ塗装と共に
16年にわたり136両と最大勢力となったが、この新性能汎用車第二世代の時代も終わりを告げようとしている。
特急車両は8000形から3000形へと、そして普通や急行は5000形から9000形へと西鉄も他社と同様に鋼製車からステンレス車へと世代交代。
新しい西鉄の時代へと一つの区切りを迎えている。

写真は、上)1975年、中)下)1976年2月撮影

コメント (4)
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