２０２２／０１／０８ 「テスラ エジソンが恐れた天才」

「テスラ　エジソンが恐れた天才」

テスラ　発明家（イーサン・ホーク）
エジソン　発明王（カイル・マクラクラン）
アン　投資家モルガンの娘

起：直流を推すエジソンに対し、テスラは交流の使用を進める。
承：エジソンはテスラに対決姿勢を示す。
転：テスラはエジソンよりも売れたとされる。
結：テスラは、さらにいろんなアイデアがあると話す。

　１８８４年。テスラは発明王エジソンの助手をしていた。
直流方式を推すエジソンは、交流方式は危険だと主張していた。
　テスラは電灯の会社設立で騙されて無一文に。
だが、研究所と資金を提供すると言う人物が現れる。
テスラは、モーターが世界を変えるとし、交流で直流と同等の性能を出すと宣言する。

　１８８８年テスラの技術は特許が認められ、収入を得る事に。
殺人犯ケムラーが処刑される事になり、
エジソンは、テスラが関与するウェスティングハウス社の装置の利用を提案する。
テスラの装置が危険だと証明する為だ。
しかしケムラーは即死せず、無残な死を遂げる。
だがエジソンは、次回は問題ないと平静を装う。
　シカゴ万博では電力が使用される事になり、テスラはエジソンと対面する。

　ウェスティング社は経営危機にあった。
テスラが特許料を求めれば破産してしまう。
社長は協力を求め、テスラは契約破棄を受け入れる。
　エジソンと比較して、テスラの機械の方が儲かっているとされ、
彼は４０の特許を取得した。

　１８９９年。テスラはテスラコイルの実験を行うが、街中を停電にしてしまう。
続いてテスラは、信号を送るアイデアを出す。
口ばかりだと批判されるが、投資家モルガンは１０万ドルを出資する。
　エジソンは鉱山を閉じ、多額の資産を失った。
一方テスラは、計画が失敗したとして、再びモルガンに援助を求める。
モルガンは相手にしないが、テスラはいろいろなアイデアがあると言う。。
　テスラは長生きし、常に先を見据えていたのだ。

　と言う訳で、エジソンのライバルだったテスラの物語。
エジソンの助手だったテスラは、独立して彼と争うように。
「エジソンズ・ゲーム」でも描かれた話だけど
直流とか交流とか、その他の発明やら特許やらが出てきて
ちょっとわかりにくい。
おまけに本作では、ヒロインであるアンが、
傍観者的にテスラの物語を解説するような演出になっていて
よりわかりにくくしている。