２０２０／１２／２５ ＣＳＩ：マイアミ１０ ザ・ファイナル「残念な聖人君子」

ＣＳＩ：マイアミ１０　ザ・ファイナル「残念な聖人君子」会計士ヘンリーがボートに轢かれて死ぬ。

ホレイショ・ケイン　マイアミの太陽より熱い
カリー　クールビューティ
デルコ　水際のエキスパート
ウルフ　パトロール警官から転職
ウォルター　分析官
トリップ　刑事
サマンサ　分析官

ヘンリー　犠牲者。会計士
ショーン　ヘンリーの息子
ディラン　ボートの持ち主
コニー　ヘンリーの近所の女性
ウィル　ヘンリーの同僚
シャーナー　開発会社のオーナー
ジェーン　会計事務所のボス
マヌエル　ヘンリーが声をかけた少年
オルセン　トラック運転手

起：会計士ヘンリーがボートに轢かれて死ぬ。
承：生まじめなヘンリーの周囲で、売春や違法な開発が判明。
転：麻薬密輸に利用された少年マヌエルも助かる。
結：ヘンリーの苦情でクビになった、トラック運転手の犯行だった。

　パドルボードで沖に出たヘンリーの遺体が漂着。
ボートに轢かれたようだが、追い回した痕跡があり、殺人と判断される。
　犯行に使われたボートが見付かる。
頑丈で傷も付いていないが、プロペラに肉片が付着している。
持ち主であるディランは、酔って寝ている間に盗まれたと言う。
ハンドルに油が付着。
トラックやバイクに使われるもので、ディランから付いたのではないようだ。
　息子ショーンが、ヘンリーと口論していたとわかる。
ショーンはボートのレースに出ていたが、排気量をごまかし、咎められたのだ。
会計士のヘンリーは生まじめで、近所のコニーとももめていたと言う。
　コニーは、ヘンリーともめていた事を認める。
来客が多くて騒がしいと咎められたのだ。
実はコニーは家で売春をしていたのだが、ヘンリーは気付いていなかったようだ。
ヘンリーの同僚ウィルもまた、コニーの客だったとわかる。
　ウィルは、ヘンリーは仕事一筋で妻にも逃げられたと言う。
一方で、ヘンリーは何かに気付いて悩んでおり、
ボスであるジェーンと話すと言っていた事がわかる。
　そこで、ヘンリーが扱った膨大な書類を調べる事に。
大半にはヘンリーの指紋が残されるが、シャーナー開発の資料には指紋がなかった。
ジェーンが書類を差し替えたようだ。
　ヘンリーの家にあったカバンから靴が見付かる。
靴底には緑色のものが付着していた。
分析すると、緑色のペンキ以外に致死量の毒物が検出される。
　シャーナー開発が開発する現場でも、地面から毒物が検出される。
そこはかつて、木材の加工場だったのだ。
シャーナー開発は発がん性物資を隠蔽し、ジェーンも手を貸していた。
ヘンリーがそれに気付いた為、ジェーンは買収しようとしたと認める。
だが、殺しについては否定する。
　ヘンリーの車にあった携帯には、非通知のメッセージが残されていた。
マヌエルと言う少年が、ヘンリーに助けを求めているようだ。
だが、マヌエルの携帯は非通知なので追跡ができない。
　そこで、監視カメラの映像からヘンリーの行動を追跡。
マヌエルらしき少年が吐いており、心配したヘンリーが話しかけていたとわかる。
その後、タトゥーの男が近付き、少年と共に去った。
ヘンリーは男を追跡するが、トラックに割り込まれて見失ってしまう。
その際、ヘンリーはハンズフリーで通報していた。
通話記録でヘンリーは、父親と名乗る男が現れたが、様子がおかしいと告げる。
警察は、情報不足として調査を断念していた。
　男の車を発見。車内にはマヌエルの電話もあった。
マヌエルはドラッグを飲み込まされ、密輸に利用されているようだ。
　割り込んだトラック運転手オルセンを見付け、目撃情報を聞く事に。
男の車は、閉店したはずの店へ入っていったと言う。
ホレイショらが店に踏み込み、そこにいたマヌエルを救出。
男を逮捕するが、彼はヘンリー殺しは否定する。
　デルコは、オルセンの腕には油がついており、靴に砂が付いている事を不審に思う。
オルセンに割り込まれたヘンリーは、無謀運転だと会社に連絡していた。
オルセンは解雇され、ヘンリーに恨みを抱く。
通常そうした苦情は匿名だが、ヘンリーは名前と電話番号も名乗っていた。
それで居場所を突き止められた。
オルセンは鍵が刺さったままのボートを奪い、ヘンリーを追い回したのだ。
　ショーンは、ヘンリーの人生はジョークのようだと言う。
だがカリーは、まっすぐな人だったと評価。
彼のおかげで大勢が逮捕され、少年も助かった。
彼はヒーローだったのだ。

　と言う訳で、最終シーズン第１５話。
会計士ヘンリーがボートに轢かれて死ぬ。
生まじめであるヘンリーのおかげで、彼の周囲で様々な犯罪が明らかに。
ＣＳＩらしい設定やね。