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映画を見た時の感想を入れときます

2018/02/03 「I AM スティーヴ・マックイーン」

2018-02-03 00:00:00 | 日記
「I AM スティーヴ・マックイーン」

起:スティーブ・マックイーンは、恋人の影響で俳優になる。
承:大脱走で人気スターの仲間入りする。
転:レースに手を出して低迷するが、ゲッタウェイで復活。
結:癌に蝕まれ、50歳で他界する。

 スティーブ・マックイーンは、クールのキングと呼ばれた。
大恐慌時代に生まれ、ホームレスに近い生活をした彼はNYにたどり着く。
47年に入隊した彼は居場所を見付けたと感じ、恋人の影響で俳優に。
演劇学校で学ぶが、最後は直感だと語る。
 俳優デビューした頃、一目ぼれした女優ニールと結婚。
当時売れっ子だったニールは、マックイーンが売れると感じたと語る。
絶対の危機で主演し、この作品はカルト的人気に。
TV拳銃無宿で主演し、一躍有名に。
60年荒野の七人では、主演ユル・ブリンナーをしのぐ存在感を示す。
63年大脱走では、脚本を修正させる為にストライキを起こす。
本作でトップスターの仲間入りする。
 65年シンシナティキッドは、謎めいたキャラで観客を引き付ける。
私生活ではチャドとテリーの子供に恵まれる。
66年砲艦サンパブロでは、セリフを減らしてまなざしで訴える。
撮影には家族を同行させ、台湾には9か月滞在した。
68年華麗なる賭けでは、スリーピースを着こなす新たな役柄を演ずる。
 68年ブリットはカーチェイスで評判に。
普通は運転は代役がやるものだが、自分でやると主張。
武術に惹かれ、ブルース・リーにも教わる。
言いよる女性も多く、マリファナに手を出すなど危険な事もした。
 バイクに関心を持った彼は栄光のライダーに出資。
俳優かレーサーかわからなくなる。
71年栄光のルマンもレースがテーマで、監督ジョン・スタージェスと決裂。
現場を仕切るようになる。40歳で離婚し、映画もこけた。
 72年ゲッタウェイで、かけ出し女優アリ・マッグローと出会う。
彼女は製作者の夫と別れ、マックイーンと結婚する。
73年パピヨンも渾身の演技で、トップスターに返り咲く。
74年タワーリングインフェルノではポール・ニューマンと競演。
マックイーンは、長年ニューマンにライバル意識を抱いていたが、
本作で破格のギャラを得る。
 夫婦生活はすれ違いの末に破綻。
ハリウッドを捨て、数々の作品のオファーを受けるが辞退する。
そんな中、モデルのバーバラ・ミンティと結婚。
80年トム・ホーンでは監督を解雇する。
やがて精密検査で癌と判明。関係者から情報が漏れ、家族を傷つける。
海軍時代に吸い込んだアスベストが原因と言われる。
闘病生活は壮絶を極め、かつての妻たちも心配するが、50歳で他界。
彼には不思議な魅力があり、伝説的な存在になったのだ。

 と言う訳で、スティーブ・マックイーンの生涯を描いたドキュメンタリー。
有名な出演作を年代順に紹介しているのはわかりやすい。
この手のドキュメンタリーは、関係者がどれだけ多く出てるかだが
歴代の妻が出ているのはポイントが高い。
一方で、著名な共演者はロバート・ボーンだけで
後はゲーリー・オールドマンとピアース・ブロスナンと言う
共演経験のない俳優がコメントしてるだけ。
映画の音楽が使われないところとか、
遺作であるハンターが紹介されないあたりは、使用権の問題かと勘繰ってしまう。

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