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映画を見た時の感想を入れときます

2019/12/29 「アントニーとクレオパトラ」

2019-12-29 00:00:03 | 日記
「アントニーとクレオパトラ」

アントニー (チャールトン・ヘストン)
クレオパトラ アントニーの恋人
シーザー 皇帝
オクタビア シーザーの姉。アントニーと結婚
エノバルブス アントニーの家臣

起:軍神と呼ばれたアントニーは、クレオパトラに夢中になる。
承:アントニーは皇帝シーザーの信頼を失う。
転:アントニーはシーザーとの戦いに敗れる。
結:アントニーとクレオパトラは自害する。

 かつて軍神と言われたアントニーは、クレオパトラに夢中で、
ローマへの忠誠心も失われていた。
飲んだくれたアントニーは戦いに遅れ、皇帝シーザーは盟約を破ったと怒る。
シーザーは和解案として、姉オクタビアと結婚する事で、
アントニーに義兄弟となる事を求める。
アントニーはこれを受け入れて和解する。
 クレオパトラは、アントニーがオクタビアと結婚したと知ってショックを受ける。
だが、オクタビアが大した女ではないと聞かされ、安心する。
一方アントニーは、占い師からシーザーと縁を切れと助言される。
 結局、アントニーはクレオパトラの所へ戻ってしまう。
これにシーザーは激怒。
片を付ける為に両軍が出陣し、海戦となる。
クレオパトラは撤退し、アントニーも味方を置き去りにする形に。
シーザー軍が圧勝する。
 アントニーの部下は失望。シーザーに和解を求めろと声もあがる。
アントニー自身も、情愛で鈍っていたと後悔する。
詩人としてアテネに住みたいと言い出すが、シーザーは許さない。
一方でシーザーは、クレオパトラに対して、アントニーと別れて忠義を誓えと要求。
クレオパトラはこれを拒否し、シーザーの使いを鞭打つ。
 シーザーはアントニーとの一騎打ちを要求。これが最後の決戦となるだろう。
家臣エノバルバスは困惑するが、やはりアントニーを裏切れないと、自害してしまう。
 シーザー軍が集結し、包囲されたアントニーは退散する。
アントニーはクレオパトラに裏切られたと感じていたが、
彼女が自害したと知らされ、自らを刺す。
その後、クレオパトラが生きていると知るが、こうなるのも運命だと言う。
宮殿にたどり着き、クレオパトラが迎えるが、アントニーは死ぬ。
 アントニーが死んだと知ったシーザーは、クレオパトラを捕虜にしようとする。
さらし者にされると感じたクレオパトラは毒蛇に噛ませ、アントニーを見ながら死ぬ。
それを知ったシーザーは、王者にふさわしい潔い最期とし、
アントニーと共に葬るよう命ずるのだった。

 と言う訳で、チャールトン・ヘストン主演監督の史劇。
クレオパトラと彼女に翻弄されたアントニーの話で、
アントニーに扮するのがヘストン。
エリザベス・テイラー版のリチャード・バートンもふがいなかったが、
本作のヘストンはふがいない所だけを描いたと言う印象。
その半面、アントニーが死にそうになってから、
クレオパトラと共に死ぬまでが結構長い。

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