ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2014/08/12 「レクイエム」

2014-08-12 00:00:00 | 日記
レクイエム(2009年英アイルランド)

アリスター 犯人(リーアム・ニースン)
ジョー・グリフィン 犠牲者の弟(ブラディ・サンデーの議員)

 1975年アイルランド。若きアリスターはジム・グリフィンを襲撃。
それを目撃したジムの弟である少年ジョーは、なぜ防がなかったと母親に責められる。
 33年後。出所したアリスターは、
テレビの企画で、唯一の遺族であるジョーと対面する事に。
事件以来苦しんできたジョーは、和解する気などなく、
対面の際に刺そうとナイフを用意。
殺しは良くないと言うスタッフに、それでも至福の5分間を得られると語る。
だが、対面を目前にして、テレビのピエロは嫌だと立ち去ってしまう。
33年間少年に見つめられていたと言うアリスターは、
ジョーに手紙を送って対面を求める。
決意したジョーは、アリスターを廃屋に呼び出して対面。
2人は格闘になり、もみ合って窓から落ちるが、何とか無事だった。
当時、労働者が追い出され、報復に襲撃したのだとアリスターは告白。
故郷に帰るから、私を倒した事にして忘れろと言って立ち去る。
思い悩むジョーだが、娘にとって自慢の父でありたい考え、
あれは終わったとカウンセリングで語る。
やがてジョーはアリスターに電話し、終わりだと告げるのだった。

 と言う訳で、リーアム・ニースン主演のドラマ。
アイルランドのテロリストだったアリスターは、報復で男を殺害。
事件を目撃した男の弟ジョーは、なぜ防がなかったと母親に責められる。
それから33年が経過し、
共に大人になったアリスター(リーアム)とジョーがテレビの企画で再会する事に。
物語の雰囲気が、同じアイルランドを描いたブラディサンデーに似てると思ったが
かの作品の議員が、本作のジョーだった。
リーアムは刑務所にいてみそぎは済ませた形に。
だが、共に事件の事を引きずっていたと言う訳。
その対面はどうなる事かと期待させるが、
結果として、「いやいや、だから引きずってたんですわ」と言う終わり方。
心情はわかる気がするけど、映画として、もう少しメリハリはほしいかな。

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