ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2014/01/15 「ワルキューレ」

2014-01-15 00:00:00 | 日記
「ワルキューレ」

シュタウフェンベルク大佐 (トム・クルーズ)
トレスコウ少将 大佐の仲間(ケネス・ブレナー)
フリードリヒ・オルブリヒト大将 大佐の仲間(ビル・ナイ)
ルートヴィヒ・ベック退役将軍 大佐の仲間(テレンス・スタンプ)
フロム将軍 仲間候補

ヒトラー ナチス総統
ヒムラー 軍のトップ
ゲッベルス大臣 ヒトラーの腹心

起:ヒトラーをドイツの敵と考える大佐らは、暗殺を計画する。
承:暗殺計画を進める。
転:暗殺計画が決行される。
結:暗殺計画は失敗し、大佐らは処刑される。

 独軍シュタウフェンベルク大佐は、SSの非道行為を汚点と感じていた。
ヒトラーはドイツの敵であり、変革が必要だと訴える。
 北アフリカにいた大佐は、無謀な作戦から兵士を救う為、
勝手に進路を変更し、ウソの報告をする。
だが空爆を受け、自身は負傷してしまう。
 43年。トレスコウ少将らは、
爆弾入りのボトルでヒトラーを爆殺しようとするが失敗。
暗殺計画が発覚し、仲間のオスターが逮捕される。彼の後任が必要だ。
大佐は病院にいて、腕と目を負傷していた。
そんな中、オスターの後任を募っていると言う男に声をかけられる。
 新たなヒトラー暗殺計画は「ワルキューレ」と名付けられる。
ヒトラーが不能になり、予備軍がベルリンを制圧すると言うものだ。
これを実行する為には、作戦を改ざんする必要があり、ヒトラー自身の署名も必要だ。
彼らは、最強部隊がベルリンに集まるように作戦を書き換える。
ヒトラーの命令系統を断ち、暗殺するのだ。
作戦は承認され、後はヒトラーの署名が必要なだけだ。
 44年。大佐はヒトラーを訪ねる。
連合軍のノルマンディ作戦に対抗する作戦を、ワルキューレ作戦に書き換え、
ヒトラーの署名を得る事に成功。
爆破と同時に交信を絶ち、ベルリンを制圧。ヒトラーとヒムラーを殺害する計画だ。
 軍の作戦が開始され、自らの暗殺計画とは知らず、ヒトラーもかけつける。
ヒムラーが欠席となり、計画は中止に。
演習だったとして、待機していた兵士は解散してしまう。
 政治家が決断をためらったとされ、今後は計画を大佐に委ねる事に。
大佐は計画を続行しようとするが、兵士の動員命令はもう使えない。
 大佐はカバンを持って、ヒトラーら幹部が集まる会議に参加。
カバンを残し、後で爆発する寸法だ。
爆発が確認できない中、大佐はヒトラーが死んだとして、非常事態を告げる。
ベックは警視総監を仲間にし、官庁を占拠。
各省庁を制圧し、鉄道通信網を確保する。
 軍には、ゲッペルス大臣と大佐双方の逮捕命令が出る。相反する内容だ。
反乱が起きたのだと知った兵士たちは、どちらにつくべきか迷う。
ヒトラーは反逆者を捕えろと命ずる。
通信部は大佐側の通信を止めてしまう。
作戦は終了とされ、待機していた兵士たちは引き揚げる。
 ヒトラー暗殺計画が発覚し、大佐らは逮捕される。
ベックは自殺し、大佐らは処刑される。
これは複数あったヒトラー暗殺計画の最後のもので、9か月後にヒトラーは自決した。

 と言うわけで、実際にあったと言うヒトラー暗殺計画の映画化。
トム・クルーズは独軍大佐役で、彼はヒトラーがドイツのためにならないと反発。
同じ考えのメンバーと共に、ヒトラー暗殺計画を立案する。
幹部による会議に出席できるトムは、ヒトラーに接近して爆殺。
ヒトラー自身に署名させた非常時用の作戦を発動し、
ベルリンを制圧しようと言うのだ。
まあ、史実だとすれば、失敗するのは明らかで、そういう目で見てしまうが、
もう一息まで行ったのにと言うあたりの見せ方はもう一つ。
皆軍服で、なじみのないドイツ人名であるため、登場人物の区別がつかないのも難。
コメント
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