財布たずねて三千哩

★南鳥海にて
4060ﾚ　26 (帯)　0708上　▼30ftコンテナなし

★西袋にて
3098ﾚ　２ (帯)　1308上　◇

★もち肌に心を寄せると…
4097ﾚ　RT- 6＋81 126 (帯)　1505下　▼81 126はﾑﾄﾞ

4094ﾚ　RT-12　　 1506上

4096ﾚ　135 (帯)　1614上　▼ECO-LINER 31＋サッツー×２他ｲｯﾊﾟｲ

まずは恥ずかしながら替え歌で
(メロディ：母をたずねて三千里のOPで)

はるか水田を
一掴みの雲が
あてもなく　さまよい
飛んでいく
金もなく　証しもなく
何も出来はしない

けれど　管理人
お前はきたんだ
鳥海の裾野の　この道を

さぁ出発だ
今、電が出る
三脚(ゲバ)に田んぼの草からませて
遺失物の手続きすませ
財布がある　この空の下
遥かな秋田を　目指せ

てな訳で｡
あけぼので寝てる間にポケットからズリ落ちたんだろうな､と
今になって反省してるのだが､いやあ面目ない｡
まさに､15年ぶりぐらいに財布を車内に忘れてきてしまった｡
どうもどっかに気をとられて
寝床を出る前にちゃんとあるかどうか
確認しなかったのがよくなかったようだが
幸い､帰りの切符が手元にあったのもあって不安は殆ど感じず
またやっちまった､終始そんな程度｡
何せケータイとか充電器とか
何かしら車内に置き忘れ『慣れ』た事もあったし
切符さえあれば､とりあえずはウチに帰れるし｡
(なんだ反省してないじゃないか､とか言わんでくれたまぃ)

0600時過ぎ｡
4060ﾚ撮影前に､忘れ物届け出センターみたいなトコに電話する｡
酒田の駅で､明けの人と思しき社員さんに
｢ここ電話してもらえれば｣と､番号の入った紙を貰ったが
最近はみなここで一元手配するみたい｡
あったら留守電入れますんでということで
一旦その場は電源ごと切っておき
撮影後ケータイの電源を入れたら
『秋田で下ろした』旨の留守電が入っていた｡
とりあえずは（ ´∀`）良かった…
だがどうやって取り返したらいいか｡
着払いで郵送も考えたが､メンドいので
直接秋田まで取りに行くことにした｡

一旦酒田の駅で簡単に手続きを済ませ
遅電の折り返しとなる秋田行き普電で取りにいく｡
２月に行った時は時化てた日本海だが､今日は割と静か｡
羽後本荘辺りまではちょくちょく海が見え隠れするが
三瀬から鼠ヶ関までの辺りみたいに
旧線跡がポコポコあるとかいう光景は見当たらなかった｡
そんなこんなで電車は秋田駅到着｡
改札で訊いてみる｡
｢顔の見える証明証はこいつです｣
｢判子はありますんで押しておきますね｣
｢じゃどうもスミマセン､さいなら！｣
折り返しは0951発上り酒田行き普電で｡
この間10分あるかないか｡
何とアクロバティックな奪還劇だったことか！
(仙台や新潟だったらなんやかやで時間を食っていただろう)

酒田に着いてからそば屋で昼飯｡
851ﾚを見送ってから鶴岡行きのｷﾊDで3098ﾚ撮影に西袋へ｡
稲刈りに忙しく右往左往する
コンバイン､トラクタ､それと軽トラを眺めながら待機｡
1300時に｢いなほ３号｣が４分近く遅れて下ると
入れ替わりで数分後に3098ﾚが接近｡
両パンなのは嬉しいが､ｺﾞﾄｺﾝみつしりで走りがトロい｡
右からコンバインが来てたのが気になったが
何とかクリアした､みたいだ｡

酒田に戻ったあとは､もうルーティン｡
4097ﾚに81 126の次ムが付いていたが
同レで次ムを見たのは初めて｡
ネギタマ期間中でカマが足りなくなったのだろうか｡
参考までに､今朝の3099ﾚはﾋｻｼ付の142｡
線表通りなら明日の4077ﾚ～4076ﾚが同機だが､さてさて｡
4096ﾚはﾋｻｼも帯も付いてる135｡
今回もｶﾏ次位のｺｷ車にECO-LINER 31｡
その次にサッツーのUR52A×２､ナニワの白箱が続く｡
コレで黄金色の田圃に鳥海山…といきたかったが
残念､絶賛なるチラリズムショー｡
やっぱ古のアイドル付き親衛隊並みに声援送らなきゃダメだったか｡

そんなこんなで久しぶりの金矢はこれまで｡
財布なくして秋田取りにまで出掛けた分
下り２本損したのはしゃーない｡
粟島はまた今度のお天気の日のココロだ｡