風ってどんな香り?

自然の良さを感じながら過ごしたい

オートライト義務化に?

2016-04-13 18:11:10 | 日記
国土交通省が各自動車メーカーに対し、オートライトの装備を義務づける方針を固めたのだそう。
オートライトというのは、周囲の明るさを検知し、自動でヘッドライトをON/OFFしてくれる機能。
周囲が一定の暗さになると自動的に点灯し、逆に一定の明るさになると消灯してくれるので、ドライバーがいちいち手動でON/OFFする必要がない。
なのでとても便利な機能なのだけど、残念ながらすべての車に搭載されているわけじゃなく、現在は一部の車にのみ採用されているんだよね。
まあライトをつける手間なんてわずかなものなんだけど、問題は人によってライトを点灯させるタイミングが異なること。
夕方頃、まだ周囲が明るくても早々と点灯している人もいれば、かなり暗くなっているのにライトをつけずに走行している車も決して少なくない。
おそらく本人はそれで不自由していないから点灯しないのだろうけど、まわりからすれば車が薄闇に隠れてしまって認知しづらく、事故につながる可能性があるんだよね。
そこでドライバーの意思に関係なく、ライトをつけたり消したりしてくれるオートライト機能をすべての車に搭載させるよう提言するというわけ。
実はEUでは2011年より、新型車のオートライト装備が義務化されているそうなのだけど、日本では2014年8月時点の装備割合は全体の約3割程度。
ただ、警察庁が日没時刻の前後1時間ずつを「薄暮」と定義し、その時間帯に起きた事故を集計したところ、2014年に交通事故で死亡した4113人のうち約13%にあたる535人が薄暮時に起きた事故が原因だったことが判明したんだって。
一方、ヘッドライトの時間帯別の点灯率を見てみると、日没から10分後には約7割のドライバーが点灯している一方、日没から10分未満の場合は半数にも届いていないことが判明。
日没直後は2割ちょっと。さらに日没前になるとたとえ5分前でも1割くらいの人しか点灯していないんだとか。
こういう現状があるなら、やっぱりオートライト機能必須っていうのはわかる気がするなあ。
ただ、うちでは今のところ車を新しく買い換える予定はないので(汗)セルフで早めに点灯するよう心がけないとね。