4月からほぼ毎日、瞑想会をオンラインでやっています。
(月火はお休み)
毎回、その日の参加者や雰囲気で瞑想の傾向性を変えてみています。基本は、リラックスと自分自身の感情や思考をクリアにする練習です。時々、ヒーリングに近い瞑想もおこなっています。
今日は、秘教の中ではスタンダードな瞑想を行いました。秘教の瞑想は、基本的にグループ瞑想です。自分の中を整えるのは、魂のエネルギーにしっかりとつながり、グループの意識につながってくための準備にすぎません。
今日の瞑想の中では、グループでつながり高次からのエネルギーを降ろしてくることや、降りてきたものを、現実化していくためのビジュアライズをしたりすることをやりました。
平和について考え、自分が人類に貢献できる自分のもつ資質について、具体的にイメージすることもしました。いつも、自分を整えるアラインメントのところに時間をかけているので、30分の間にこれをやるのは盛りだくさんと感じるかもしれません。
まあ、でも練習ですからね。ちょっとづつステップアップ。今日は「平和」という言葉について熟考するプロセスを入れました。
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「平和」についての考察
人類は平和を望みつつ、なかなか争いが絶えません。なぜ争う必要があるのでしょうか。ひとつには、こういうマインドがあるのではと思いました。
自分と同じようなことをしている人や、自分と同じものを欲しがっている人がいると、負けじと競争し、奪い合う。
でも、自分と他の人は全く同じなのでしょうか?争い、奪い合う必要はあるのでしょうか?自分の持つ特性を生かして、協同することはできないのでしょうか?
ここで一つ、考える必要のあることは、人間はどちら方向を向いて、生きていくのだろうか、ということです。
私たちが向いている方向は、「意識の進化」方向です。より広く深く起きていることを理解することです。もちろん、自分以外の他者を理解することです。人間以外のいのちについても、理解することです。
そうして徐々に理解を広げていくことで、自分であるものが、広がっていくともいえるし、バラバラだと思っていたものの間に、つながりが生まれていきます。
進化とは意識が拡大していくことであり、最終的にはすべてがつながっていることを理解し、宇宙を創造した神の意図をも理解していく。
そのプロセスの中の小さなステップとして、自分を整え、自分の資質を持って他者や世界に貢献する人となり、地球物質世界にて、そこそこ収入を得て必要なものを得て、生きていくことができるようになる。
これは単なる小さな目標ですが、今、多くの人が達成しようとしているステップです。
そこに、「自分だけ良ければいい」という利己的意識しかないと、小さな争いがあちらこちらで起きて、平和と違う方向に向いていきます。
そうではなく、「この世界全体から見て、自分はどういう位置づけにあるか?」「大きなパズルのピースとして、私やあなたはどこを担っていくのか?そしてどのような絵をみんなで描こうとしているのか?」フォーカスすべき点は、そこにあります。
自分の中に、ちょっとした争いや分断を招く気持ちがむくっと頭をもたげた時に、それを思い出して、気持ちを方向転換させます。それこそが、自分のみならず、人や世界への貢献となります。
自分は何なのか、そしてどこに位置付けられているのか?それがわからず、迷子になっているだけなのだということ、心にとめておきたいものです。
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今朝の瞑想の中では、さらに、自分が自分の特質をもって、何をシェアできるのかということにフォーカスする時間もありました。
そのシェアは長くなるので、また別の機会にしたいのですが、ひとりひとりが自分のありように気づくことを助けることは、自分がずっと目指してきたことであるなと、あらためて気づきました。個人セッションなどによるサポートがもっとてきたらと思いました。
また、ひとりひとりが自分に気づき、同時にグループとしてのパズルが出来上がるこの瞑想は、今の私たちにとても必要で、これを通して、ひとりひとりが自分の資質に気づくサポートも続けていきたいと思いました。
2020年9月27日