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007 死ぬのはおすぎだ!(汗)…宮古~沖縄vol.2

2006年04月20日 | 過去の記事
え~と、すみませんねぇ。
関連ブログ『おすぎの玉手箱』はPC画ギャラリーの容量確保の為に
容量を残しておきたいので、前回の続きはこちらに記します。

清行さん、恵美さん、ご結婚おめでとうございます。
ということで、披露宴から一夜明けた4月16日、
まだ雨が振ったりやんだりの天気やったけど、飛行機の便が12時半なので、
午前中は一足先に宮古入りしたメンバー4人と観光することに。

前夜、風が強い南西諸島の地理を利用した風力発電の
ための風車が以前は4基あったけど、
いつぞやの台風で(風速75~100mもあったらしい)
そのうちの3基が倒壊し、かろうじて残った1基も
風車部分も飛ばされてしまって、支柱だけが残ってる
という話を聞いて、見に行ってみたかったんじゃが、
他のメンバーは僕が宮古入りする前に既に見に行ったらしく、
別のところに行くことに…。
(それにしても、風車はかなりごつい物で簡単には倒れない
と思うんやけど、見せてもらった写真には風車部分のない
一本の支柱が空に向かってそびえてるのが写ってるだけだった。
恐るべし、宮古島。これだけの風力エネルギーが
電力に変わったらかなりのものになると思われる。)

さて、ここからが本題です。

1台のレンタカーに5人乗れなくもないけれど、
荷物もあるしかなり無理がありそうなので
タクシーを使って2台で行くことに。
歯科医O氏の提案で、グラスボートがあるようだから
それに乗る事に。ところが…

ホテル前に「観光グラスボート」の大きな看板があるのやが、
タクシーの運転手さんは、そんな場所を知らない様子。
「そんなに大きな島でもなかろうに、知らんやなんて…」ちょっと不安。
看板に出てあったところに携帯電話する運転手さん。
まあ、わかるでしょうということで、いざ出発。
道中グラスボートの広告看板は一切なく、またまた不安。
ようやく小さな港らしきところに到着するも、
それらしき船もみあたらず、またもや
苦虫を噛み潰したような顔で電話をする運転手さん。
どうやら違う場所らしく、再びタクシーに乗り込んで再出発。
来間大橋を渡って向かいの来間島へ…
そしてようやく乗船場に着いたらしい。

らしい…というのは、発券所も看板もない、島の小さな港だったから。
船が泊まっていたので聞いてみると、ここで間違いはないようやが、
次の出航までかなり時間があるから、少し登ったところの
展望台で待つようにいわれたので、そこで待つことに。

展望台に着くと売店が1軒あって、店主の人が言うには、
グラスボートに乗るなら帰りは空港まで無料送迎してくれる
ということなので、タクシーの運転手さんにその旨伝えると、
何故かホッとした様子(爆)。

しばらくしたら、送迎用のワンボックスカーが来たのだが…
縁石を乗り上げてバックしてきた。(おいっ、大丈夫か)
I氏と二人、送迎者に乗り込む。
無事、グラスボートに乗れてホッとしたメンバーたち。
悪天候にもかかわらず、海底の魚たちはよく見えました。

見学を終えた後、また例の送迎車に乗り込む僕とI氏。
後ろからO氏運転のレンタカーが着いて来る。
時間的な余裕がまだあったので、ドイツ村を回ってもらうことに…
来間大橋に差し掛かるや否や送迎車の運転手さん
何を思ったか、フルアクセル!
スピードメーターは130キロオーバー!(キャー、怖い)
橋を渡りきると、今度は時速30キロ
…なんなんだ、この運転手さん!
で、曰く「お連れの方の車はどこでしょうな?」
僕曰く「港を出た時から、後ろに着いてきてますがな。」
「ああ、そうでしたか」(本当に大丈夫か?)

場を落ち着かせようと思ったのかドイツ村のいわれを尋ねるI氏。
それを受けて得意満面で話し出す運転手。
おいおい、後ろを振り返って喋らんといて。
こらこら、手振りはつけんでもいいって。
ハンドルから両手離れてるやんか!
しかも、右足はちゃんとアクセル踏んでる。
ヒャー、右側車線走ってるやんか。
あ~れ~、縁石に乗り上げるう~。
お願いですから、ちゃんと運転して~。
お願い、神様、仏様っ!


隣のI氏、平静を装ってるが、顔面蒼白気味…。
ドイツ村由来の話も終わり(難破したドイツ船の乗員を
宮古の島民が総出で救助活動にあたったのがキッカケで
…までは覚えてるけど、それから後は話は右から左…)
ホッとしてたら、運転手さんの携帯の呼び出し音…

うわー、またハンドルから両手離れてるゥ~。
携帯探すのに助手席の上着を見てるう~。
運転手さんは前を見て運転してください~。
携帯は僕が探します~。
ああっ、また右側車線に完全に入ってる~。
キャー、縁石にぶちあたる~

というようなことがあったものの何とかドイツ村に到着。
あ~、助かった。
この後、空港まで送ってと頼めば、送ってくれそうな気もしたが、
とりあえず、お礼(命を助けていただいた?)
だけ言って降車したのは、言うまでもない。

後ろからついてきていたO氏開口一番
「あの運転手、酔っ払ってた?」

友人の披露宴に出席のため奈良から宮古に来ていた
I氏・S氏事故に巻き込まれる…なんてことになったら、
僕もI氏もかわいそうすぎる。
というような、貴重な体験でした。
(その怖さといったら、ジェットコースターの
比ではない事は言うまでもない。)
 つづく…


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3 コメント

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続・ドイツ村解説(笑) (hiro)
2006-04-20 21:47:26
今から約170年前の1873年、ドイツの商船が台風に遭い難破したのを発見した宮古島の住民が、乗組員を手厚く保護して無事本国へ帰国させました。その博愛精神が、当時のドイツ皇帝ウィルヘルム一世により称えられ、軍艦が派遣され、1876年に宮古島に博愛記念碑が建てられました。

(以上一部抜粋・・・)



宮古では、大変な重い?(爆)違った思いだ!(笑)をされたんですね~

怪我もなく無事本島に渡れて良かったですね~(じゃなかったら私にも逢えなかったかも?爆)
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Unknown (おすぎ)
2006-04-20 22:29:04
おお。ドイツと宮古の関わりはそういう事でしたか。

宮古での話は披露宴のことと、ホテルが分かりにくかったことしか話さなかったけど、冷や汗の出る思いをしたのですよ。
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聴きたかったな~ (hiro)
2006-04-20 23:06:49
その話が、一番面白いじゃん!(鬼っ! 爆)

さては、ネタの為に出し惜しみしたな!(そんな事はないか…苦笑)



もし 私が運転する事になったらそれ以上に恐ろしい事になるかも…?(冷汗)
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