ほとんど乗ることがないSRV250
2ヶ月に1回ほど年金取りに行くぐらいです。
今年の初めくらいから少しガスが濃いかなと思っていましたが
いよいよ走行していると生ガス臭
2番エンジンが時々クシャミをする
点火プラグも真っ黒でくすぶっている。
当然スピードも出ない。
悪いところは見当がついていますが
101歳の母の介護で時間がない
母が頻脈で脈が異常に速い
それに意識朦朧として危険を察知
119番に電話して緊急入院
そこでちょっと空いた時間にキャブをオーバーホールすることにしました。
以前キャブのオーバーホールの記事で紹介していますが
記事の追記をしています。
皆さんはガスが濃いかなと思いフロートをよく弄られていますが
フロートは関係ありません。
ケイヒンのキャブはチョークに成っていますが
三国のキャブはスターターを使っています
機能は同じ役目をするのですが(過去記事を参照)
そのスターターのJetが詰まっています
このスタータージェットは分解できません。
時間は掛かりますが少しずつ穴通ししなければ成りません。
そこで使用するのがアクセルワイヤーを使用します。
サムネイルをクリックすると大きい画像になります。
それと溶剤入りのヤマハ純正キャブクリーナーを使用
これは溶剤が入っているのでゴムパッキン類は完全に取り外します
溶剤のためにゴム製品の劣化を早めます。
滑剤のCRCなどもゴムの劣化を早めます
金属などにはいいのですがフォークなどの
オイルシールが劣化してオイル漏れなどを起こします。
作業開始です。
パーツクリーナなどで外装のクリーニングしてください。
外装がきれいになったら過去記事を参考に分解してください。
フロートなどすべて外したら、どこが悪いのか見ます
拡大鏡などで見ると
左上のスロースタータージェットが詰まっています。
原因も真鍮の腐食やゴミを吸い込んでいた為と思われます。
ガスの劣化で、ヤニ状態になりジェットの中で固まることも多いです。
片方は詰まっていなくても必ず両方してください。
2カ所共クリーナーを、その部分だけ注入して少し時間をおきます。
少し時間をおいたら要らなくなった、アクセルワイヤーの部分を使用します
アクセルワイヤーを1本だけ解き、なるべく真っ直ぐにしてください。
最初は
どのくらい詰まっているか確認のためゆっくりとワイヤーを回しながら
押し込んでください
まだ通らないときはまたクリーナーを入れてください。
焦らないでゆっくり、ゆっくり作業します。
何度かやっているうちに数ミリ入ればうまくいきます。
またクリーナ使い少し待ちます
時間と共に10ミリくらい入ればしめた物もう少しです。
両方とも完全に穴通しできました。
ではどのくらいワイヤーが入れば良いのかというと
55ミリほど入ります。
そんなに入らないという方は少し回転しながら通していくと
軽く入れば作業完了です
注意
ワイヤーの先端だけは1センチくらいは真っ直ぐにしてください
通りがよくなります。
追記:10月24日メールがありましたので追記します。
症状が良爺ライダーのSRV50の症状と同じだとメールが来ました。
ワイヤーで穴通し行ったが45mm位までしか入らないと言うことです。
近所のバイク屋さんに修理依頼しましたが少し改善して帰ってきました。
エンジンが温まると以前よりかは良くなりましたが
(夏の間は全く走れませんでした)
ここのジェットが詰まるとスターターを引いた状態になるため
混合ガスが濃いくなり調子が悪くなっています。
自分で作業するときは必ずヤマハ純正のキャブクリーナを使用してください。
ガソリンの中にキャブ本体をつけ込んでも、駄目ですよ
ガソリンの中につけ込んで、良くなるようでしたら、キャブの詰まりはありません。
キャブの中はいつも綺麗な状態になっているはずです。
ガソリンは燃料であって、溶剤ではありません。
ワイヤーは尖端が15mm位なるべく真っ直ぐにしてください。
尖端が重要です。尖端が曲がっていると最後のノズルに入っていきません
ご指摘通り45mm位までしか入りません。
ワイヤーを回しながら押し込むと上手くいきます。
もう一度はっきりした画像をUploadします。
ワイヤーが直角に曲がった所まで入っていることが分かります。
下の画像はワイヤーを抜いてノギスで計測しています
これで分かりますよね。
それとオーバーホール時に見落としがちなのが
フロートバルブのダンパーです。
必ずダンパーの動きをチェックしてください。
固着したり動きが渋いとフロートの高さが変わります。
ガスが濃いいとフロートの高さ調整しがちです。
フロート調整をする前に必ずチェック。
下をクリックして下半分のところまで移動してください。
キャブオーバーホール下半分へジャンプします。
2ヶ月に1回ほど年金取りに行くぐらいです。
今年の初めくらいから少しガスが濃いかなと思っていましたが
いよいよ走行していると生ガス臭
2番エンジンが時々クシャミをする
点火プラグも真っ黒でくすぶっている。
当然スピードも出ない。
悪いところは見当がついていますが
101歳の母の介護で時間がない
母が頻脈で脈が異常に速い
それに意識朦朧として危険を察知
119番に電話して緊急入院
そこでちょっと空いた時間にキャブをオーバーホールすることにしました。
以前キャブのオーバーホールの記事で紹介していますが
記事の追記をしています。
皆さんはガスが濃いかなと思いフロートをよく弄られていますが
フロートは関係ありません。
ケイヒンのキャブはチョークに成っていますが
三国のキャブはスターターを使っています
機能は同じ役目をするのですが(過去記事を参照)
そのスターターのJetが詰まっています
このスタータージェットは分解できません。
時間は掛かりますが少しずつ穴通ししなければ成りません。
そこで使用するのがアクセルワイヤーを使用します。
サムネイルをクリックすると大きい画像になります。
それと溶剤入りのヤマハ純正キャブクリーナーを使用
これは溶剤が入っているのでゴムパッキン類は完全に取り外します
溶剤のためにゴム製品の劣化を早めます。
滑剤のCRCなどもゴムの劣化を早めます
金属などにはいいのですがフォークなどの
オイルシールが劣化してオイル漏れなどを起こします。
作業開始です。
パーツクリーナなどで外装のクリーニングしてください。
外装がきれいになったら過去記事を参考に分解してください。
フロートなどすべて外したら、どこが悪いのか見ます
拡大鏡などで見ると
左上のスロースタータージェットが詰まっています。
原因も真鍮の腐食やゴミを吸い込んでいた為と思われます。
ガスの劣化で、ヤニ状態になりジェットの中で固まることも多いです。
片方は詰まっていなくても必ず両方してください。
2カ所共クリーナーを、その部分だけ注入して少し時間をおきます。
少し時間をおいたら要らなくなった、アクセルワイヤーの部分を使用します
アクセルワイヤーを1本だけ解き、なるべく真っ直ぐにしてください。
最初は
どのくらい詰まっているか確認のためゆっくりとワイヤーを回しながら
押し込んでください
まだ通らないときはまたクリーナーを入れてください。
焦らないでゆっくり、ゆっくり作業します。
何度かやっているうちに数ミリ入ればうまくいきます。
またクリーナ使い少し待ちます
時間と共に10ミリくらい入ればしめた物もう少しです。
両方とも完全に穴通しできました。
ではどのくらいワイヤーが入れば良いのかというと
55ミリほど入ります。
そんなに入らないという方は少し回転しながら通していくと
軽く入れば作業完了です
注意
ワイヤーの先端だけは1センチくらいは真っ直ぐにしてください
通りがよくなります。
追記:10月24日メールがありましたので追記します。
症状が良爺ライダーのSRV50の症状と同じだとメールが来ました。
ワイヤーで穴通し行ったが45mm位までしか入らないと言うことです。
近所のバイク屋さんに修理依頼しましたが少し改善して帰ってきました。
エンジンが温まると以前よりかは良くなりましたが
(夏の間は全く走れませんでした)
ここのジェットが詰まるとスターターを引いた状態になるため
混合ガスが濃いくなり調子が悪くなっています。
自分で作業するときは必ずヤマハ純正のキャブクリーナを使用してください。
ガソリンの中にキャブ本体をつけ込んでも、駄目ですよ
ガソリンの中につけ込んで、良くなるようでしたら、キャブの詰まりはありません。
キャブの中はいつも綺麗な状態になっているはずです。
ガソリンは燃料であって、溶剤ではありません。
ワイヤーは尖端が15mm位なるべく真っ直ぐにしてください。
尖端が重要です。尖端が曲がっていると最後のノズルに入っていきません
ご指摘通り45mm位までしか入りません。
ワイヤーを回しながら押し込むと上手くいきます。
もう一度はっきりした画像をUploadします。
ワイヤーが直角に曲がった所まで入っていることが分かります。
下の画像はワイヤーを抜いてノギスで計測しています
これで分かりますよね。
それとオーバーホール時に見落としがちなのが
フロートバルブのダンパーです。
必ずダンパーの動きをチェックしてください。
固着したり動きが渋いとフロートの高さが変わります。
ガスが濃いいとフロートの高さ調整しがちです。
フロート調整をする前に必ずチェック。
下をクリックして下半分のところまで移動してください。
キャブオーバーホール下半分へジャンプします。
11月1日に少し時間があったのでも一度キャブを調べてみました
まだ少し本調子じゃないので
(2番エンジンがプラグの焼けが燻りすぎている。)
くすぶりの原因が分かりました。
上記で説明したフロートバルブの動きが渋くガスの劣化による物で
粘っこくなって動きを渋くしていました。
フロートバルブのダンパーも動きが渋く固着寸前
(ほとんど動かさないので
時々フロート室のガスの入れ替えを行えば良かったです。)
今年の夏が暑かったせいで劣化が早かった?。
フロートバルブのクリーニングをしてダンパーの動きをチェック
ヤニ化した汚れも真鍮のワイヤブラシで清掃して組み上げ
スタータを引いて、エンジンオン
エンジン始動、吹き上がりも以前のSRVによみがえりました。
まだ試運転はできませんが、大丈夫でしょう。
今年は灯油を買いに行くときに乗ってみたいです。
時間がなくて、思い込みで作業したことに反省しています。
アーレーチョヴィットソンのガスタンクのシーリングも
2年越しで終わりました。
ガスタンクが錆びてクリーニングした所で休止していました。
次回は作業完了の報告です。
過去記事移動メニューへ移動する場合は下の移動キーを押してください。
SRV250&Jazzの過去記事移動メニューへジャンプします。