デンマークの国土面積は日本の9分の1、人口約530万人の小さな国だが、
同国のエネルギー自給率は約100%、食料(酪農製品、肉類)の自給率は
約300%を示している。
デンマークでは地球の温暖化の原因と見られる二酸化炭素の放出量の削減手段として、
石油、石炭の消費の削減に努め、既に1992年には二酸化炭素税を導入し、
それを財源にクリーン・エネルギーの導入及び省エネを推進している。
そのデンマークでケンジ・ステファン・スズキ氏(S.R.Aデンマーク社)の
主催により設立された、デンマークの環境教育研修センター:「風のがっこう」の
日本版第一号が、2002年京丹後市弥栄町に町の環境ビジョンの一環として、
スイス村体験交流宿泊施設「風のがっこう京都」が設立された。
ホームページなどの資料によれば個々で行われる研修内容は、
弥栄町の地域特性を活かし、「環境教育」「自然体験」「産業創出」の3つを
基本テーマに独自のカリキュラムで構成され、小中学生を始めとする
学生及び教員や市民・生活者・環境ビジネス起業家や行政の
環境・エネルギー政策担当者等、幅広い対象に、実務ですぐ役立つ研修を提供することが
目的だ。
その具体的な研修カリキュラム例は、「風力発電導入基礎・専門コース」
「バイオマス/バイオガス導入基礎・専門コース」「総合学習対応型体験環境学習」
「FSC森林認証実習」などで、各カリキュラムはワークショップや施設見学、
実地体験等を織り交ぜた内容で構成されているとある。
これはなかなか面白い思い研修スケジュールを見たが何も掲載されていない。
そこで、現地に問い合わせてみた。
その答えは、専門的な講師が居なくなったので全くこういった研修は行っていないし、
その予定もないとのことで、実際には子供相手の自然体験研修程度のみが
行われているという。
しかしたった一人の講師で研修を賄う事に無理があることなど子供にも解るというもんだ。
何か拍子抜けしてしまった。
結局理想を掲げて発進したもののその計画性の甘さから
理想とはかけ離れた存在になってしまっている。
まあ自治体主体の事業には多々あることだが、まったく何をやってんだか。
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by エ・ビ・ス
同国のエネルギー自給率は約100%、食料(酪農製品、肉類)の自給率は
約300%を示している。
デンマークでは地球の温暖化の原因と見られる二酸化炭素の放出量の削減手段として、
石油、石炭の消費の削減に努め、既に1992年には二酸化炭素税を導入し、
それを財源にクリーン・エネルギーの導入及び省エネを推進している。
そのデンマークでケンジ・ステファン・スズキ氏(S.R.Aデンマーク社)の
主催により設立された、デンマークの環境教育研修センター:「風のがっこう」の
日本版第一号が、2002年京丹後市弥栄町に町の環境ビジョンの一環として、
スイス村体験交流宿泊施設「風のがっこう京都」が設立された。
ホームページなどの資料によれば個々で行われる研修内容は、
弥栄町の地域特性を活かし、「環境教育」「自然体験」「産業創出」の3つを
基本テーマに独自のカリキュラムで構成され、小中学生を始めとする
学生及び教員や市民・生活者・環境ビジネス起業家や行政の
環境・エネルギー政策担当者等、幅広い対象に、実務ですぐ役立つ研修を提供することが
目的だ。
その具体的な研修カリキュラム例は、「風力発電導入基礎・専門コース」
「バイオマス/バイオガス導入基礎・専門コース」「総合学習対応型体験環境学習」
「FSC森林認証実習」などで、各カリキュラムはワークショップや施設見学、
実地体験等を織り交ぜた内容で構成されているとある。
これはなかなか面白い思い研修スケジュールを見たが何も掲載されていない。
そこで、現地に問い合わせてみた。
その答えは、専門的な講師が居なくなったので全くこういった研修は行っていないし、
その予定もないとのことで、実際には子供相手の自然体験研修程度のみが
行われているという。
しかしたった一人の講師で研修を賄う事に無理があることなど子供にも解るというもんだ。
何か拍子抜けしてしまった。
結局理想を掲げて発進したもののその計画性の甘さから
理想とはかけ離れた存在になってしまっている。
まあ自治体主体の事業には多々あることだが、まったく何をやってんだか。
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