ＬＥＥのオーガニック・ジーンズ

前々からオーガニック・デニムのジーンズを探している、
と話していたら、
知り合いの繊維関係の方が、
情報提供してくれました。
「ボーン・イン・ウガンダ・オーガニック・コットン・プロジェクト」
っていうんですかね。
リー・ジャパンの新プロジェクト。

オーガニック・コットンって、
栽培にすんごく手間がかかるんですね。
世界のコットンの０．１％しかないようです。
そんなコットンを世界中から入手して、糸にしているのが、
大阪の大正紡績さんです。
エ・ビ・スの知り合いは、大正紡績さんと長い付き合いなようで、
１０年前までは、高くて見向きもされなかったものが、
最近では引っ張りダコ、とのこと。
オーガニック・コットンに２０年も取り組んでいる老舗。
講演会に呼ばれることも増えて、大忙しだそうです。

大正紡績さんあっての、ＬＥＥの新プロジェクト。
販売されるジーンズは、１８，０００円ぐらいでした。
この収益の２％がウガンダに寄付されるということです。

ウガンダのコットンは、デニムにぴったり。
でも、産地のウガンダは、まだまだ開発途上国。
そこでハンガー・フリー・ワールドを通じて、
ウガンダの井戸掘りなどに使われます。
新しい井戸ができれば、コットンの収穫量も増やせますよね。
リー・ジャパンでは、１０億円の売上げ目標をたてていて、
２％を寄付すると、２０００万円になります。
井戸掘りには、１基５０万円ぐらいのコストがかかるようで、
売上げ達成すれば４０基の井戸ができることになります。

しかし・・・
このジーンズを買うと、大正紡績さんは儲かる。
リー・ジャパンも儲かるし、イメージも上がる。
消費者は？
２％と言わず、もっと寄付したっていいのに・・・
収益から寄付が捻出されるタイプのものは、
中身が不透明な感じがあります。



それ以前に、
エ・ビ・スには似合わないか・・・


「環境」人気ブログランキングはコチラ
↓


にほんブログ村 環境ブログへ
↓

by　エ・ビ・ス