エ・ビ・ス Eco Business Study

環境ビジネスの研究をしています。
エコロジー・ビジネス・スタディ

砂漠に団子を蒔く

2009年11月15日 09時01分41秒 | エ・ビ・スと砂漠
地球の7割は海。
まさにみずの惑星なわけですが、陸地では水不足。
日本では「どこが?」と思うこともあるんですが・・・
水不足を解決するには、どうすればいいのか?
100キロ㎡の森があれば、水蒸気が生まれて、
雲ができて雨が降ります。
それが難しい地域もあります。

ギリシャもそんな国のひとつ。
そんなイメージないですけど、
ギリシャって、ほっとくと国土の60%が砂漠化してしまう国。
そういえば、地中海に面した街は、白いですよね。

その昔・・・世界の中心だったギリシャ・・・
巨大な神殿を作るため、森を伐採しました。
さらに輸出用にオリーブやブドウなどの畑をつくり、
単一栽培も進みました。
そして、砂漠化・・・
そういえばローマ帝国の崩壊も森林伐採にある
という意見もあります。

そのギリシャでは、
砂漠化している土地に「粘土団子」を蒔いているそうです。
この「粘土団子」には、いろんな種が入っていて、
蒔くだけで、なにもしなくても芽を出します。
凄い!

団子状にすることによって、
水や肥料はいらないし、
虫とか乾燥に強くなるし、
球体であることで結露を吸い込んで、
根が地中深くまで届くと、その土地にあったものだけ育ちます。
なるほど、賢いやりかたですねぇ。

考えたのは、日本の自然農法家、福岡正信さんだそうです。
そりゃ、凄い!!


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by エ・ビ・ス


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