エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

HYML大魔人山荘花見会&シャクナゲ岳BC

2018年04月30日 | 山紀行 (道央・札幌・積丹)
仲間集う山荘の花見&BC・・・
俺の布団に誰か寝ている
翌日、強風のシャクナゲ岳BC楽しむ
■ 開 催 日   2018年4月29日(日)~30日(祝月)
■ 開 催 地   ニセコ大魔人山荘
■ メ ン バ ー    大魔人、inoさん、iwaさん、チョーさん、ナッキー、えっちゃん
            リナ、コージさん、ナワさん、りんご、サイちゃん、エバ


★ GW大魔人山荘で花見会・・・
inoさんと以前から持ち上がっていた「大魔人山荘での宴会」話が徐々に広まって・・・
結果、12名が結集することになった。
29日は、朝からチセヌプリBC、昼から山荘で花見会と称した焼肉&牡蠣パーティー
30日は、シャクナゲ岳BCと決めて計画が進む。

私は、仕事の都合で29日の午後から参加したがすでに山荘2階のベランダでは賑やかに
宴会がスタートしていた。

到着と同時に有無を言わせず「先ずは乾杯!」と飲んでしまえば、後はどうにでもなれの世界。
残して置いてくれた特大牡蠣の鉄板焼きと蒸し焼きが絶妙に旨く、ビールが進む。
賄い担当のiwaさんが用意したサーロインが焼かれると早い者勝ちの争奪戦。

天気も良く暖かい日差しも手伝ってしばらくベランダでの宴会は盛り上がった。



外からベランダ越しに撮影した一枚 (写真:大魔人提供)


広いベランダで手作りの焼肉専用テーブルをみんなで囲む


親父ばかりも旨い酒には笑顔がこぼれる・・・


HYML飲み会他 常連組の女子とiwaさん


岩内町から駆け付けたナッキー女史。横のオヤジは酔っているわ・・・


朝食担当のリナちゃんと私・・・


分厚いサーロインステーキは旨かったなぁ~


特製の鉄板を持ち込んで焼きました・・・


山形の銘酒 「出羽桜」


ふなぐち「菊水」も絶品でした!

★ 布団事件簿・・・
楽しい時間は、あっという間・・
ベランダでの宴会は日暮れと共に会場は室内に移動。
そして、再び飲み、食べて語る時間は続く・・・。

今回、私は最後組ではなく23時頃にはそっと寝室へ・・・
薄暗い3階の寝室にはすでに何名か寝ていたが、布団はすでに敷いてありどこでも良いと思った。
一番奥の布団が空いていたので迷わず使わせて頂き「バタンキュー」
そのまま爆睡のわたしだ・・・。

事件は、最終組に残っていたinoさんが叫んで発覚!


「俺の布団に誰か寝てるぞ!」と・・・

それは、紛れもなく わ た し ・・・。

<山荘でのルール>
自分の布団は自分で敷く・・・だった。

翌朝、そんな事とは知らず起きた私がすでに話題となり大笑い!
inoさんにすっかり迷惑をお掛けしました。この場を借りてお詫び申し上げます。
「申し訳ございませんでした・・・」



山荘から望むニセコアンヌプリ・・・

シャクナゲ岳BC(1074m)
■ 山 行 日    2018年4月30日(祝月)   日帰り
■ ル ー ト    気仙沼ルート
■ メ ン バ ー     大魔人、チョー、ナッキー、iwa、えっちゃん、リナ、コージ、ナワ、エバ
■ 登 山 形 態     山スキー
■ 地 形 図    1/25000地形図   「チセヌプリ」
■ 三角点・点名   三角点・点名無し、標高点のみ
■ コースタイム    計測記録せず

★ ゲスト気分・・・
当初から30日の山はシャクナゲ岳と決まっていたが、
どのルートから登るかは当日まで分からなかった。

朝もゆっくりスタートで残雪のザラメ状を待ってスタートの様だった。

参加メンバーは9名で他3名は山荘で別れ帰札した。

当初は、雪秩父温泉のある元チセスキー場駐車場から登る予定だったらしいが
急きょ「気仙沼ルート」に変更になったらしい。
いずれにしても、最初からゲスト気分の私はメンバーの勧める場所に付いて行くだけ。

地形図も持たず「おまかせ」山行だった。


★ 初の気仙沼ルート・Ⅿ型アイゼンで登る・・・
夏の気仙沼もまだ見た事が無く、ついて来た駐車場がどこなのかも分からない状況。
スタートしたのは多分9:30過ぎ?

駐車場から道路を渡り雪壁に作られた階段をスキーを持って登る。

私は肝心のシールを忘れてしまったが、幸い「Ⅿ型アイゼン」は持って来ていた。
当初からこのアイゼンの性能を試すつもりで持って来ていたが、本来はシールと併用するのが
効果的なもの。このアイゼンを製作したTokiwaさんと初めてシールレスで室蘭岳に登り、山頂
までアイゼンのみで登頂したが、ここではどうか・・・と、止む無くの使用だった。

メンバーはシールを付けての歩行なので早いが、少しずつ遅れる私だ・・。

先頭は大魔人・・・本日のリーダーかも知れない。

気仙沼の上を通過したと知るのも後の事で、分かっているのはチセヌプリの近くと言うだけ。

何分歩いたのか・・・? 長沼の近くを歩きながらチセヌプリの麓に来る。
その頃にシャクナゲ岳の頂上部が見え始め、なんとなくルートを把握する。

高度が上げると吹き曝しの強風となり斜度が増す。
慎重にアイゼンの効能を試しながら一歩一歩登っていると、先頭グループが見えなくなる程
離れてしまった。強風で二度ほどメガネが飛ばされたり足を滑らせ転ぶ事もあった。
気が付けば私の近くにはiwaさんが居るだけ・・・。
そのiwaさんも調子が悪いのか「ここで止めるわ」と言って立ち止まってしまった。

「ゆっくりでいいから登ろう・・・」と声を掛けてボチボチとシャクナゲを目指す私。

シャクナゲの斜面を登っているのが自分たちのメンバーだと思い込んで休まず登る。



気仙沼付近を歩くメンバーたち




長沼の近くでシャクナゲ岳の頂上部を確認・・・



★ 仲間を見失う・・・
Ⅿ型アイゼンの性能はまた後程語る事にするが、シャクナゲの急斜面も直登気味に登る事が出来た。
しかし、斜度が増すと雪に刺さったアイゼンの歯だけでは私の体重を支え切れず「ずるっ」と後退りする。
足元に集中し慎重にトラバースしたりジグ歩行で少しずつ高度を稼ぐとなんとか頂上が見えて来た。

振り返るとiwaさんが近くまで来て登行を続行していて嬉しかった。

頂上に登るとメンバーが居る・・・と、思ったら別のパーティーだった。
「誰も登って来てはいませんよ」と言う。
下を見下ろすもメンバーらしき人影は無くキツネに騙された思いだ。



シャクナゲ岳頂上に立つiwaさん・・・


下山を開始したiwaさん・・・

★ 登頂したのは二人だけ・・・
仲間たちは、強風のため登頂を諦めシャクナゲ岳の前にあるコブ状の陰で休んでいたらしい。
私たちを待っていたが来ないので先に下山したと判断し、続いて降りる事にしたらしい。

そうとも知らず、登ったのは二人だけ。
止む無く下山すると登山口駐車場で待っていてくれた。

結果、無事の下山だったが・・・ちょっと危ない山行だった。


★ 良いルート改めて・・・
駐車場で解散後は、一部のメンバーと雪秩父温泉で汗を流し
ランチして帰宅した。

帰宅して今更に地形図を出し、歩いたルートを確認する。
登りは多分2時間以上掛かっていると思うが、それでも手軽に一座を登れ下りのスキーも
そこそこ楽しめる良いルートだったと振り返る。

そして、翌日も来てしまった訳。



※ 実際には5月3日にアップしています・・・。


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