エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

ニセコ・シャクナゲ岳(1074m)

2018年05月01日 | 山紀行 (道央・札幌・積丹)
12年振りの再訪
ニセコ・
シャクナゲ岳 (1074m)
■ 山 行 日    2018年5月1日(火)   日帰り
■ ル ー ト    気仙沼ルート
■ メ ン バ ー     夫婦登山 №9
■ 登 山 形 態     山スキー
■ 地 形 図    1/25000地形図   「チセヌプリ」
■ 三角点・点名   三角点・点名無し、標高点のみ
■ コースタイム    登り  1時間35分   下り  35分
<登り>
09:30   気仙沼駐車場発
10:15   チセヌプリ直下
11:05   シャクナゲ岳頂上

<下り>
11:25   下山開始
11:40   チセヌプリ直下
12:00   登山口駐車場



GPSログを参考に作成した気仙沼ルート図 往復で約6.9キロ

★ 昨日に引き続き再訪・・・
世の中すっかりGWの期間に突入している中、どこの観光地も混雑し人で溢れている。
たまたまこの日も夫婦の休日が合い天気も良さそうなので・・・と、出掛けるなら「山でしょ!」
と決まるのは早い。しかし、どこの山にするかはなかなか決まらない。

上さん的にはまだ雪山が恋しく出来ればスキーを楽しみたいと希望があったので、昨日登った
シャクナゲ岳かチセヌプリのニセコ連山を提案する。
「二日続けてニセコでも良いの?」と遠慮がちも行きたそうだったし、同じ山もメンバーが
変わればまた別の山行とも言えるので全然OKだった。

昨日と違うのはメンバーだけではなく、晴れも気温が上がらず低い事だ。
あまり早く出発しても雪面が固ければ登行に苦労するのでゆっくり出発する事にした。

最初の目的地は、チセヌプリだったが予定していた駐車場(チセヌプリの東側)が満車状態だった
ので急きょシャクナゲ岳に変更し昨日と同じ駐車場に移動した。

到着時は、一台も車は無くバイクで来ていたライダーが一人居るだけで閑散としていた。
ただ後に車が何台か立ち寄りその内一台が山スキーで同じ「シャクナゲ岳」に行くらしい。



沼巡りの登山口からスタート・・・雪の階段があります

★ 地形図とGPS装備・・・
昨日は、まったく他力本願の付いて行くだけの山で終始した。
地形図も持たずリーダーに付いて行くだけで現在地もルートも未知のまま。
途中からチームのメンバーとバラバラになって逸れた時は正直「不安」になった。
天気が良く辿って来たルートが最後まで見えて記憶にも新しいので迷う事は無かったから
無事戻る事が出来たが、どんな山行でも地形図は持たなきゃダメだと教訓した。

そんな事から今日はしっかりと地形図も用意し、携帯GPSも活用する準備をしていたし
シールも忘れずあるのでやっぱり歩き易かった。



気仙沼の上です。背景左はチセヌプリ1134m




長沼


シャクナゲ岳が見えて来た・・・


近くなって来た・・・


シャクナゲ岳の登り・・・



★ 気が付けば・・・
昨日とほぼ同じルートを辿っていても今日は昨日とまったく違う。
自分が居る場所は手に取るように分かりこれから進もうとしているルートもはっきり把握している。
シールを忘れてⅯ型アイゼンだけの登行と違いシールを貼っている登行はスムーズだ。

登山口から気仙沼や湿原帯を通り抜けて長沼とチセヌプリの間をトラバースし、シャクナゲ岳の
東斜面に取り付く頃ふと時計を見る。
すると、まだ10時過ぎ・・・。1時間と掛からずに直下まで来ていた。

気が付けば、山頂に立ち登行開始から1時間30分足らずで来たことになり昨日の山行との
違いに驚いた。

相変わらず風は強かったが、この山に夫婦で登ったのは12年振り。

ニセコ連山にまだ未踏峰が多い頃で毎年のように通い出した頃でもあった。
見渡す景色の中に連なる目国内岳や岩内岳、チセヌプリ、ニトヌプリ、イワオヌプリそして
アンヌプリ・・・それぞれに思い出が蘇る懐かしい山々を眺めていた。



5/1 昨日に引き続き再訪したシャクナゲ岳(1074m)頂上


絶景その1


絶景その2


一気に滑降・・・

★ やってまった・・・
頂上での滞在はいつもながら短く早々に下山する。
シールを外して山頂からの大滑走が唯一の楽しみ・・・
急斜面も適度に腐ったザラメ状の雪面を一気に滑り降りた。
そして、辿って来た往路に沿って滑り降りと5分と掛からずチセヌプリの直下まで来てしまった。
あとはトラバース気味に歩く場面もあるが、大きな登り返しも無く、平らな湿原帯も
スキーを滑らせながら歩いているともう登山口が見えて来た。

最後にスキーを手に持ち、雪壁に作られた階段を一歩ずつ降りてしまえば終わり・・・の
はずだった。



帰路も湿地帯を通過して気仙沼を通り戻ります・・・

★ 捻挫・・・
最後の最後に「やってまった・・・」
雪の階段の最後には木の板があり濡れていた。そこに無造作に足を置いた瞬間滑り
悪い体制で転んだ!

自分でも直ぐに「ヤバイ」と直感する転び方で足首を捻ってしまった。

下山後には、ジワジワと痛みが強くなりくるぶしが熱く腫れて来ていた・・・。

帰路の風呂はパスしながらもあちこち寄って帰宅したが、この捻挫で後に大きく影響してしまった。




※ 5/11 ようやくアップ終了です・・・


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