エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

風不死岳(1103m)

2021年11月02日 | 山紀行 (道央・札幌・積丹)
晩秋のサブ・・・風不死岳(1103m)
予定はニセコ神仙沼もガスと強風で断念、
         3年振り13回目の登頂・・・

■ 山 行 日       2021年11月01日(月)     日帰り
■ ル ー ト        北尾根コース 往復
■ メ ン バ ー        夫婦登山 №29
■ 登 山 形 態         登山道
■ 地 形 図       1/25000地形図   「風不死岳」
■ 三角点・点名      三等三角点・点名「風不止 (フップシ)」
■ コースタイム      登り 2時間05分    下り 1時間05分
<登り>
11:00           登山口(駐車地) 発
11:20           3合目
11:30~37        4合目   
11:47           5合目
12:02           6合目 
12:20           7合目 
12:35           8合目 
12:50           9合目
13:05           頂 上 

<下り>
13:25           下山開始
13:35           9合目
13:43           8合目
13:50           7合目
13:57           6合目 
14:04           5合目
14:09           4合目
14:15           3合目
14:30           登山口(駐車地)


★ 登山口まで4時間半のドライブ付き・・・
当初の予定は、久々のニセコへの再訪だった。その中でも「神仙沼」周辺を散策しようと計画し
たが、パノラマラインが 10/25 で通行止めと知る。ならば五色温泉からイワオヌプリ横を通り大
沼経由で神仙沼に巡り、時間があれば長沼まで足を伸ばして往復するつもりだった。
天気が良くない事は、予め承知しながら「あわよくば・・・」と現地までのドライブと思い、美
笛峠を越えてニセコに入った。

少し手前の国道から尻別山も羊蹄山も雲に覆われ、ニセコの山々も雲の中で風が強そうに思えた。
ニセコ道の駅で用を足し、登山口の五色温泉に向かったが、見事に予報は当たってしまった。

山全体を覆うガスは、霧雨状態で風も強かった。車から降りて外に出ると震える寒さで、とても
歩く気にはなれない。かと言って、温泉に入って帰ろうとするには、時間も早く空で帰るには本
当にドライブで終わってしまう・・・。

一度くじけると、次の山など考えたくないし先月の石狩岳計画のようにサブで南ペトウトル山に
登ったのは、稀なケースなのである。なのにまたサブを考えながら車は復路の道を走り、支笏湖
が近づいて来た。

車中で決まった「風不死岳」も久々だったので、気持ちを切り替え北尾根コースの登山口に向か
う。着いたのは10:50だったから、家を出て約4時間半のドライブで辿り着いた登山口となる。



北尾根コースの駐車帯から登山道の入口にあるゲート


3合目手前の登山道・・笹刈りしてあり歩き易い


5合目手前付近から支笏湖が見え始めました・・・


8合目から9合目の間で急登のロープ場が連続するもこの変化が楽しい場所だ。


9合目手前に来ると、絶景のビューポイントだ!


上の写真とほぼ同じ場所、間もなく9合目で頂上肩になる・・

★ 3年ぶり13回目の登頂・・・
記録を振り返ると2014年と2018年も11月に訪れていた。
意識していなかっただけに、連続3回が同じ月だった事が不思議だった。でも、少し考えて見
るとこの時期の選択はどうしても近場の低山か支笏湖周辺の1000m峰に留まり、未踏の遠
征はよほど天気に恵まれない限り行く事は少なかった。そう考えると同じ月の風不死岳はうな
づける選択だったのかも知れない。



頂上手前の肩にて・・・ここに登ると樹木も無く正にビューポイント


チーヤンの真似して見た・・・笑


風不死岳頂上から樽前山を望む絶景!


支笏湖と恵庭岳を望む・・・


何度見ても素晴らしい景色は変わらない・・・。

★ 今更に思う・・・
登頂13回の内訳を見ると前半はヒュッテから登っていて、後半は北尾根に変わって来た。
10回目の登頂は、大沢ルートからで2009年だったのでまだ52歳。HYMLに入会した年
でこのブログを開設した年でもあった。

北尾根コースの登りは、どの年も約2時間で変わらず、下りも1時間前後で降りている。タイム
的にも足慣らしには丁度良い負荷もあり、登行の変化もあって楽しいと思った。登山口まで自宅
からは1時間ほどだし、樽前山のように道路が閉められる事も無い。また、樽前山より歩き易く
次は冬山としての挑戦も面白いと思った。

今更に思うが、改めて里山的存在を感じ、今後の選択肢に早々加わる山になった事は間違いない。

あとは、あの倒木を何とかせねば・・・と、ウズウズしている。



山頂標識の字にペイントが加えられてきれいになっていた。


私は3年ぶり13回目、チーヤンも3年ぶり7回目の登頂だった・・・


3合目標識の傍にある「掛かり木」が2本。


登山口から10分ほどの場所にある直径1m以上ある巨木の倒木。



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