エバ夫婦の山紀行ログ

道産子60代、四季を通じて主に夫婦で登った北海道の山を中心に紀行文を載せています。アウトドア大好き夫婦。

しいたけ原木栽培の開始・・・

2022年05月01日 | シイタケの原木栽培
いよいよホダ木15本に約700個の駒菌打つ・・・
しいたけの原木栽培開始だ!
【4月30日(土)】晴れ
昨年の初冬 (11月末) に某雑木林から原木となる「コナラ」を伐倒し、ちょい太目の原木を15本
持ち帰った。事前に単管で自作した「ホダ場」に原木を寝かせ春に行う「植菌作業」が楽しみだ
った。菌のタイプは、「駒菌」を使う事に決めていて先日近隣の有名店から購入していた。

原木栽培のステージ2となる「植菌作業」とは、原木であるホダ木に種菌を植え付ける事で、北
海道では4月末~5月初めが最も良い時期と言われている。その時期は地域によって違うらしく
サクラが咲く頃が良い時期と思えば分かり易いかも知れない。もし、時期が遅れると菌糸の開始
時期も遅れてホダ木に影響が出ると言う。・・・ゥぅ~ん 奥が深い。



ホダ場に寝かせていたホダ木を出してこれからドリルで穴を開ける作業だ・・・


専用のキリを付けたドリルで約30mmの穴を開けていく


用意した1000駒すべてを使う予定も約700駒で終わってしまった・・・


途中からチーヤンも手伝ってくれて開けた穴に駒菌を金槌で打っていく

【駒菌】とは
水分調整した木片(駒)にしいたけの菌糸を培養したタイプの菌。キリで25mmから35mmくらい
深さで原木に穴を開け金槌のようなもので打ち込む。一般的にオガ菌・形成菌よりも発生の時期は
遅め。 (植菌から2夏経過以降に発生する)


約半年の仮伏せ・・・
植菌が終了した原木は菌糸の活着(植菌した菌糸が原木に移り、伸長しはじめること)を図るため、
ほだ木を棒積み(横積み)にしておきます。場所としては日当たりの良い林の中が適しています。
ハウス内で行う場合もありますが、裸地や庭先など乾く場所では覆いをして保湿が必要です。

植菌作業を終えて、ホダ木をホダ場に横積みで積み返す。保湿をするために蓆(むしろ)を掛けて、
更にその上に遮光ネットを被せて置く事にした。木口に菌がまわるとホダ木を180度回してホダ
木全体に菌が回るようにする作業がある。

さぁ~これからが楽しみのしいたけ栽培である・・・。



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