これでは生活できない

労働組合への激励訪問を続けています。

今回の不況の影響は製造業に大きく、昨年から雇用調整助成金を受けている企業も多いわけですが、それよりも、ここ10年くらいの行過ぎた規制緩和によって痛めつけられた交通運輸業界がかなり深刻な状況にあると感じました。

これでは生活できないし将来の見通しも立たないといった賃金水準を見せられ、どうやったら改善できるのかという組合役員の切実な悩みを聞いても、私はその対応策を示すことができませんでした。
政策の転換が必要ですし、経営者も業界全体のあり方を早急に見直すことが必要でしょう。

こうした中で各組合は組合員の厳しい生活を背景に、連合や産別方針を踏まえて要求書を会社に提出しています。
組合員の思いと力を結集して粘り強く交渉してほしいと思います。

明日（3月3日）夜、県民会館で2010春季生活闘争新潟県中央総決起集会を開催します。