今日、新潟県パーソナル・サポート・サービスセンターの開所式を行いました。
新潟県労福協が新潟県から受託して実施する事業です。
「仕事が見つからない」「生活費がない」「借金が返せない」「精神的に弱っている」
多くの複雑な問題を抱える人が増えています。
だけど「どこに相談したらよいか分からない」
そんな人たちの相談に応じて、就労・生活支援を行うのがパーソナル・サポート・サービス(以下PS)です。
これまでのセーフティネットでは対応し切れない問題を抱える人に、パーソナル・サポーターが「寄り添い」「伴走」型で支援して自立につなげて行こうとするものです。
格差と貧困が拡大する中で、社会から切り離され孤立する人が増え「社会的排除」が進行しています。
このような状況に対して「社会的包摂」を目指すのがPSです。
そしてこのPS事業には、行政機関、専門家の皆さん、NPO団体などとの協力・連携が欠かせません。
今日の開所式には事業委託団体の新潟県はもちろん、県弁護士会やNPO、生協など多くの連携団体が出席して下さいました。
PSセンターは新潟市と長岡市に開設しましたが、すでに多くの相談が寄せられています。
相談・支援の経験を持つパーソナル・サポーターが問題解決のお手伝いを。
電話は新潟センター(025-385-6851)、長岡センター(0258-89-8263)です。
PSセンターの存在を多くの方に知ってほしいので、このブログを読んだ方からも周辺に広めていただけたら幸いです。