江花和郎@ブログ

2005~2011年連合新潟会長を務める間書いたブログをその後も時々更新しています。

元気だま

2006年06月02日 | 労働・経済
皆さん「元気だま」ってご存知ですか。「ドラゴンボール」という漫画の主人公が使うワザです。20年位前、子育て真っ最中にテレビ放映されていたので、若い人は知らないかもしれません。

5月31日・6月1日と、東京へ出張していました。31日の夕方は「労働者のための労働契約法/労働時間法制/最低賃金法を!」という集会が東京で開催され、私は地方連合会を代表して決意表明するように要請されていました。

労働契約法と労働時間法制の話は、いずれ詳しく書きます。
個別労使のトラブルが急増していることが背景にありますから、重要な問題なのですが、最近の厚生労働省は労働者の味方ではなくなりつつあり、連合の要求をどうやって実現していくかという集会でした。

私は、労働組合の再生を訴えた決意表明の最後に「元気だま」の話をしました。
主人公の孫悟空が手強い相手をやっつける時、地球上の生きとし生けるものすべてから、ほんの少しずつエネルギーを分けてもらうのです。草1本、小さな虫1匹すべてからです。
そうすると、孫悟空の頭上に大きなエネルギーが集まってきて、これを相手にぶっつけてやっつけるのです。これが「元気だま」です。

私は、労働組合運動は「元気だま」そのものだ。力を合わせてがんばろうと訴えました。

集会後に、連合の副会長がやってきて、「元気だまの話、使わせてもらいます」。

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2 コメント

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私も使おうかな? (kinchan*2)
2006-06-08 10:50:28
会長もドラゴンボ-ル見ていたのでか、「元気だま」

本当にそうだと思います、組合員の思いを集め努力していくのが我々の役目ですもの。

今度は、漫画でも真剣にみていつか、話の種に使います。
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漫画の話 (江花和郎)
2006-06-08 23:09:15
kinchan*2さん、コメントありがとう。

今日(6月8日)の寺島実郎さんは手塚治虫の「ガラスの地球」という話をしました。

地球の直径は約13,000㎞ですが、これを小学校の運動会の大玉送りの大玉だと思って下さい。

地球上で生命体が生きれる範囲を海抜5,000㍍から水深5,000㍍の10kmの間だとすると、これは大玉の表面1㎜の範囲に相当するんだそうです。

私たちがわずかなこの中で生きているということを手塚治虫は伝えようとした、その感受性の凄さ。
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