キャノンの偽装請負

昨年７月、キャノンの工場での「偽装請負」が新聞報道されたが、こんどはキャノンで働く「請負労働者」の労働組合（東京ユニオン／全国ユニオン／連合加盟）が団体交渉を拒否され栃木県労働委員会に救済を申立てることになった。

※偽装請負については、連合新潟ＨＰの「お知らせ」の資料を参照願いたい。

いずれにしてもキャノンは違法行為を行い、労働組合が団体交渉を求めてもこれに応じようとしない（不当労働行為に当たる）。

キャノンの会長は、日本経団連会長の御手洗冨士夫氏である。
御手洗氏は、自分の会社が偽装請負で行政指導を受けたことに対して、逆に法律が悪いといって規制緩和を求めている。
政府の経済財政諮問会議の委員で「労働ビッグバン」を主張する中心人物だ。

安倍首相はどうしてこうおかしな人たちばかり登用するのだろうか。
やはり首相自身が確信犯なのである。