江花和郎@ブログ

2005~2011年連合新潟会長を務める間書いたブログをその後も時々更新しています。

本質を追及せよ

2007年02月06日 | 政治
野党がどうやら7日から国会審議に戻るようだ。
野党の審議拒否には最初から違和感を覚えていた。

野党が大臣の辞任(罷免)を求めるのはよく理解できるが、問題はどうして「女性は子どもを産む機械」などという発言が飛び出すかであり、その本質をえぐり出すことこそが重要である。

したがって辞めないからといって審議拒否をするのではなく、予算委員会の審議を通じて根を掘り起こす論戦を国民は期待していたのではないだろうか。

国対政治で票が取れると思ったら大きな勘違いだ。
しかも「止まるはず」だった国会は与党単独で粛々と進み、振り上げた拳も空を切ってしまった。

と思ったら、6日午後のニュースは柳沢大臣が記者会見で「結婚・子供2人、極めて健全」と発言したと報じた。
結婚しなかったり、子どもがいないことは「不健全」なのか?

どこまでも根は深いのである。

さあ、いよいよ民主党がどのようにして本質を追及するのか、期待を裏切らないでほしい。
その意味では民主党にとっても正念場だという自覚をもって臨めるかどうかだ。

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