皆さんは労働委員会という機関(制度)をご存知だろうか。
団結権を侵害するような行為(不当労働行為)があったかどうかを審査したり、労働争議の調整を行ったりするのだが、簡単に言えば労使紛争を解決するための機関で、委員が公労使の三者構成となっている。
最近、新潟県労働委員会の事務局が「利用者アンケート調査」を行った。
これまで労働委員会を利用したことがない労働組合に「労働委員会を知っているかどうか」聞いたところ、ちょうど半数の労働組合が「知らない」と答えたのである。
存在自体を知らないというのはショックである。
労働委員会を利用する必要がないほどに労使関係が円満なら、それはそれで結構なことではあるが、昨今の厳しい労働環境の下でもしかして労働組合の物分りがよすぎる結果だとしたら残念だ。
労使交渉で行き詰ったとき、労働委員会に調整を頼む方法があることを知らないとなると、力の弱い方が折れるしかない。
今年の春闘は、ギリギリまで粘り強く交渉してどうしても折り合いがつかないときは、一度労働委員会に「あっせん」を申請してみてはどうだろうか。
そんな時は連合新潟にも相談してほしい。
もちろん県庁の労働委員会事務局に直接相談すれば手続きを丁寧に説明してくれるはずだ。
今年は簡単には引かない決意を持って春闘に取り組もう。
団結権を侵害するような行為(不当労働行為)があったかどうかを審査したり、労働争議の調整を行ったりするのだが、簡単に言えば労使紛争を解決するための機関で、委員が公労使の三者構成となっている。
最近、新潟県労働委員会の事務局が「利用者アンケート調査」を行った。
これまで労働委員会を利用したことがない労働組合に「労働委員会を知っているかどうか」聞いたところ、ちょうど半数の労働組合が「知らない」と答えたのである。
存在自体を知らないというのはショックである。
労働委員会を利用する必要がないほどに労使関係が円満なら、それはそれで結構なことではあるが、昨今の厳しい労働環境の下でもしかして労働組合の物分りがよすぎる結果だとしたら残念だ。
労使交渉で行き詰ったとき、労働委員会に調整を頼む方法があることを知らないとなると、力の弱い方が折れるしかない。
今年の春闘は、ギリギリまで粘り強く交渉してどうしても折り合いがつかないときは、一度労働委員会に「あっせん」を申請してみてはどうだろうか。
そんな時は連合新潟にも相談してほしい。
もちろん県庁の労働委員会事務局に直接相談すれば手続きを丁寧に説明してくれるはずだ。
今年は簡単には引かない決意を持って春闘に取り組もう。