YEO・エイドリアン著 久保儀明+蓮見亮訳 青土社 2008年10月発行 ¥2,400
数学はこんなに愉しいものだったのか?見て愉しめる本です。
数学は難しくて、好きになれなかった私のような者にぴったりの本です。
著者の孫娘がコンピュータゲームで楽しんでいるのを見て、数学を教えたところπとeを表す無限級数も難なくマスターしてしまったとのこと。孫娘への贈物として執筆することにしたということです。
「第一部 視覚の愉しみ」 の箇所は見開きで左側に数式が単純明快に大きく掲げられて、右側ページがその数式にまつわる解説です。そして、各数式の証明は「第二部 精神の糧」というタイトルでそれぞれ参照できるようになっていま。
「第二部
1+2+3+4+5+6+7+・・・・・→∞
ではじまっており、いくつか例を取り出して見ます。
1/1+1/2+1/4+1/8+1/16+1/32+1/64+・・・・=2
1+1/1+1/(1x2)+1/(1x2x3)+1/(1x2x3x4)+・・・・
1+1/1!+ 1/2!+ 1/3! + 1/4! +・・・・=e
1/1-1/3+1/5-1/7+1/9-1/11+1/13-・・・・=π/4
1/1^1+1/2^2+1/2^3+1/2^4+1/2^5+1/2^6+・・・=1 (^は乗数:2^2=2の2乗)
など、こんな式が存在するのだということを知り(学生時代に習ったのかも知れませんが・・・)私には満足の1冊でした。
現在理科離れといわれている昨今、数学嫌いの人たちに振り向いてもらえるきっかけになれば良いと思い紹介しました。 藤田昇
数学はこんなに愉しいものだったのか?見て愉しめる本です。
数学は難しくて、好きになれなかった私のような者にぴったりの本です。
著者の孫娘がコンピュータゲームで楽しんでいるのを見て、数学を教えたところπとeを表す無限級数も難なくマスターしてしまったとのこと。孫娘への贈物として執筆することにしたということです。
「第一部 視覚の愉しみ」 の箇所は見開きで左側に数式が単純明快に大きく掲げられて、右側ページがその数式にまつわる解説です。そして、各数式の証明は「第二部 精神の糧」というタイトルでそれぞれ参照できるようになっていま。
「第二部
1+2+3+4+5+6+7+・・・・・→∞
ではじまっており、いくつか例を取り出して見ます。
1/1+1/2+1/4+1/8+1/16+1/32+1/64+・・・・=2
1+1/1+1/(1x2)+1/(1x2x3)+1/(1x2x3x4)+・・・・
1+1/1!+ 1/2!+ 1/3! + 1/4! +・・・・=e
1/1-1/3+1/5-1/7+1/9-1/11+1/13-・・・・=π/4
1/1^1+1/2^2+1/2^3+1/2^4+1/2^5+1/2^6+・・・=1 (^は乗数:2^2=2の2乗)
など、こんな式が存在するのだということを知り(学生時代に習ったのかも知れませんが・・・)私には満足の1冊でした。
現在理科離れといわれている昨今、数学嫌いの人たちに振り向いてもらえるきっかけになれば良いと思い紹介しました。 藤田昇