http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20131115-567-OYT1T01063.html
2013年11月15日(金)21:07
読売新聞
自民党の石破幹事長は15日の記者会見で、小泉純一郎元首相が国内の全ての原子力発電所を直ちに廃止する「即ゼロ」を主張したことに対して、「具体論がなければスローガンに過ぎない」と批判した上で、「党として決めたことに全く影響はない」と述べた。
石破氏はこれまで、小泉氏の発言に配慮を示してきた。12日の記者会見では「小泉氏はゼロを目指すべきだと言っていて、今すぐゼロとは言っていない。目指す方向性は自民党と一致している」と強調したが、その約3時間後、小泉氏は日本記者クラブでの記者会見で、「即ゼロがいいと思う」と明言。自民党内から「非現実的だ」と小泉氏への批判が強まっていた。
●石破幹事長、原発新規建設あり得るとの考え示すhttp://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/politics/20131116-567-OYT1T00538.html
2013年11月16日(土)14:00
読売新聞
自民党の石破幹事長は16日、停止中の原子力発電所の再稼働を進めるとともに、将来は原発の新規建設もあり得るとの考えを示した。
東京都内で記者団に対し、「安心・安全が確保された最新鋭の原発を全面否定することには理論的にはならない。ただ、当面は今ある原発の再稼働からやっていかないといけない」と述べた。
これに関連し、石破氏は同日のテレビ東京の番組で、小泉純一郎元首相が原発をただちに廃止すべきだと主張していることについて、「『原発ゼロ』という歯切れのいい発言に多くの国民が賛同している状況は、政権党として絶対に無視はできない」と述べた。