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繁殖難しく育児放棄も…姿消す動物園の人気者

2013-11-11 19:06:58 | 社会
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20131109-567-OYT1T00556.html
2013年11月11日(月)18:31
読売新聞

 動物園や水族館で人気者として欠かせない存在だったゾウやラッコなどが姿を消しつつある。

 野生動物の輸入が制限される一方、飼育下での繁殖は課題が多く、財政難も影を落とす。専門家は「このままでは近い将来、花形スターが絶滅する」と危機感を強めており、全国149施設が加盟する日本動物園水族館協会(JAZA、東京都)は繁殖計画や飼育状況をデータベース化し、繁殖相手などをマッチングする取り組みに乗り出す。

 財政難

 「今度こそ成功させないと」。10月9日、神戸市立王子動物園。来春に出産を控えるアジアゾウ・ズゼ(23歳)が移送トラックに誘導されるのを飼育員が見守った。

 ズゼは2004年に雌、07年に雄を産んだが育児放棄し、1歳と4歳で死亡。今回は9月にアジアゾウを自然繁殖させた「市原ぞうの国」(千葉県)に預けることにした。「赤ちゃんを産んだばかりの母ゾウがそばにいれば、見よう見まねで子育てしてくれるのでは」と王子動物園の花木久実子・飼育展示係長は期待する。

 国内のアジアゾウは昨年度73頭。ピークより半減したアフリカゾウに比べると横ばいだが、アジアゾウに詳しい上野動物園(東京都)の飼育員は「繁殖を軌道に乗せないと半世紀後には10頭程度になる」とみる。背景には繁殖の難しさと、ワシントン条約で1975年に「絶滅の危険性がある生き物」に分類、輸入規制の対象になったことがある。繁殖目的の輸入でも、3頭以上での飼育や広大な敷地の確保などが最低条件だ。

 6年前、アジアゾウの花子が死んだ札幌市円山動物園。市が3頭飼うとして試算したところ小学校1校の建設費に当たる約20億円、光熱費や餌代に年約2000万円との結果が出た。「子供らにゾウを見せてやりたいが、今の財政事情では」と担当者は頭を抱える。

 水族館も

 青森県営浅虫水族館(青森市)では昨年9月、雄のラッコ・モモタロウ(8歳)が死に、かつて4頭いたラッコが姿を消した。「今、ラッコはどこの水族館でも『虎の子』。譲ってくれるところはなく、飼育はあきらめた」と明かす。

 愛くるしい姿がブームとなり、90年代、各地の水族館が購入。しかし平均寿命は15年ほどで、93年度の111頭から昨年度27頭まで減った。主な生息地はアラスカで、原油流出事故の影響や生態系保護のための規制強化を理由に98年を最後に輸入は途絶えている。

 各施設で減る動物はほかにニシゴリラやマカロニペンギンなどもいる。


『産熱』『放熱』

2013-11-11 18:58:16 | 健康
減らすだけでは体調を崩す! 意外と知らない「体脂肪」との上手な付き合い方
http://news.nifty.com/cs/item/detail/jitsuwa-20131022-4841/1.htm
2013年10月22日(火)15時0分配信 
週刊実話

 「体脂肪」と聞くと、我々は“体に溜まった厄介なお荷物”と捉えがちだが、実は我々の健康維持に大いに貢献し、必要不可欠なものだ。もし体内に脂肪が無ければ、人は存在すらしていないともいわれる。
 しかし、やはり体に付き過ぎると“肥満症”という病態に陥る。特に内臓に付く“内臓脂肪”には注意が必要で、動脈硬化や脳卒中の誘因にもなる。体に余分な脂肪を溜め込まないためには、脂肪の特性を知り、脂肪量をコントロールすることが最も重要なのだ。
 今回はそんな「体脂肪とはいったい何モノか」を追求してみた。

 昭和大学病院消化器内科の担当医はこう説明する。
 「体脂肪を一言で表せば、“体の中にある脂肪”。人の体は、30種類ほどの元素で構成されている60兆個の細胞の集合体なのです。この元素のうち、酸素、水素、炭素、窒素の4元素で体重の90%ほどを占めているのです。ですから、人の体は化合物ということもできます。いずれにしても、健康とは、これらの細胞が正しく機能している状態のことをいうのです」

 ただし、それら元素はそのまま取り込むことができないので、人間は食べ物や飲み物の栄養素から摂取することになる。中でも欠かせないのは、「タンパク質」や「炭水化物」「脂肪」「ビタミン」「ミネラル」の5大栄養素だ。一般的に脂肪は、これらの栄養素としての脂肪を指すが、既に体内に蓄積している脂肪を「体脂肪」と呼び、栄養素として摂取する「脂肪」とは区分される。
 この「体脂肪」はどんな働きをするのか。専門家によれば、(1)エネルギーの貯蔵、(2)タンパク質の節約、(3)体温調節、(4)女性の生理の発現と維持の四つに分けられるという。

 まず「エネルギーの貯蔵」だが、体が正常な働きを維持するには、エネルギーが必要だ。
 エネルギーは体内の糖質、タンパク質、脂肪などの中に蓄えられる。我々の体が正常な働きを維持しようとすると、このエネルギーが最も重要で、脂肪組織に蓄えられた脂肪がエネルギー源として必要な時に燃焼し、足りなくなるとエネルギーを補給するという重要な役割する。
 健康な成人が生きていくために必要なエネルギー量を、1日1200Kcalとすると、全身に蓄えられている体脂肪量は、基礎代謝量にして「140日分のエネルギー」がまかなえる勘定になる。これはマラソンを40回ほど走れるエネルギー量に相当するといわれる。

 次に「タンパク質の節約」だ。タンパク質は筋肉、骨、血液中のヘモグロビン、各種の酵素やホルモンなどの素材となる。そして命を支える身体組織を作り、生理機能を調整するために使われるように仕組まれている。
 しかし、タンパク質が日々のエネルギー源として使われてしまうと、本来の役割である生命の維持を支えることがおろそかになる。
 そこで、日々のエネルギー源のタンパク質が必要以上に消費されないように節約しなければならない。その役割を肩代わりしているのが脂肪で、蓄えている大量のエネルギー源のタンパク質が必要以上に消耗されないように食い止め、倹約に一役買っているのが体脂肪というわけだ。

 「体温調節」に関しては、もともと脂肪は熱伝導率が低いので、人間の体温保持などの保温作用を持っている。体温は体内で作り出される熱(産熱)と体内から外へ逃げる熱(放熱)のバランスで決まる。
 仮に産熱が一定でも、放熱の状態によって体温が変化するため、放熱をコントロールするのが皮下の体脂肪だ。
 外気が低いときは体温が逃げ出すのを抑え、熱い時は外気の温度が体内に伝わることを防ぐ。いわば体脂肪は、「人間が身に付けた“電気毛布”みたいなもの」と医療関係者はいう。
 さらに、内臓を正常な位置に保ったり皮膚に外傷を受け難くし、その下の骨や筋肉が傷つけられないようなクッション代わりになるなど、体内臓器官の保護をする役割を担っているのである。
 このように体脂肪(皮下脂肪)の役割は大きく、重要な働きをしていることが理解できたはず。

 ところが、中には「体重が増えた。体脂肪を削ぎ落とさなくては」などと、自己判断でダイエットやスポーツで懸命に汗を流す人もいる。だが、ダイエットをし過ぎて皮下脂肪を減らすのも考えものだ。
 東京社会医学研究センターの村上剛主任はこんな見方をする。
 「体脂肪が10%以下になってしまうと、環境の変化や暑さ寒さなどに弱く、抵抗力が低下し衰えてしまう。すると、風邪を引きやすくなるし内臓を支える脂肪も減るので、内臓下垂症(たとえば胃下垂など)にもなりやすい。不必要な脂肪がある場合は(日本肥満学会=腹囲が男性85センチ、女性90センチ以上)落とすのもいいでしょうが、よく調べた上で取り組んでほしい」

 つまり、適度に脂肪と筋肉の付いた均整のとれたスリムな身体を手に入れるには、“知的な努力”を重ねていく必要があるということなのだ。
 だが問題なのは、生活習慣が乱れ、体脂肪を皮下に溜めきれず、溢れた脂肪が小腸やその周辺の臓器の周りに蓄積すること。さらに、本来脂肪が付いてはいけない心臓や肝臓に付着して「内臓脂肪」あるいは「脂質異常」(高脂血症)をもたらし、その結果、動脈硬化や心臓病、脳卒中、糖尿病などの原因になる。

 繰り返しになるが、脂肪は悪者ではない。運動不足などの不摂生な生活を繰り返す我々に責任がある。脂肪を溜めず健康でいたければ、食事を少な目に、運動を活発に行うことである。

板橋主婦強殺初公判、黙秘被告が「私がやりました」

2013-11-11 14:53:21 | 事件

主婦強殺初公判、黙秘被告が「私がやりました」
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20131111-567-OYT1T00306.html
2013年11月11日(月)14:19
読売新聞

 東京都板橋区の主婦荒井久美さん(当時34歳)が昨年11月、自宅で刺殺された事件で、強盗殺人罪などに問われた無職松尾元気被告(23)の裁判員裁判の初公判が11日、東京地裁(大善文男裁判長)であり、松尾被告は「私がやりました」と起訴事実を認めた。

 被告は同12月の逮捕後、事件への関与を否定し、その後は黙秘を続けたが、初公判では一転して罪を認めた。

 検察側は冒頭陳述で、松尾被告が、殺害事件前の約2か月間、板橋区内で空き巣や強盗を8事件(被害総額約100万円)繰り返したと指摘。荒井さん宅にも当初は窃盗目的で侵入したが、荒井さんが帰宅したため、刃物で胸などを何度も刺して殺害。奪ったキャッシュカードを使い、池袋駅近くのコンビニの現金自動預け払い機(ATM)で、荒井さんの口座から約26万円を引き出したと主張した。


経常収支、10・7%増…13年度上期は3兆円の黒字に

2013-11-11 14:38:32 | 経済

経常収支、13年度上期は3兆円の黒字に 過去最少は回避
 http://jp.reuters.com/article/economicIndicatorsAndComments/idJPL4N0IW04120131111
 2013年 11月 11日 10:16
  ロイター

[東京 11日 ロイター] - 財務省が11日発表した国際収支状況は、2013年度上半期(4月から9月)の経常収支が3兆0548億円の黒字となった。過去最少の黒字幅だった前年の2兆7588億円を上回り、最少記録の更新は回避した。

9月分の経常収支は前年比14.3%増の5873億円の黒字となり、ロイターが民間調査機関を対象に実施した事前調査(4000億円程度、予測中央値)を上回った。

9月は貿易・サービス収支が9763億円の赤字だった。サービス収支は赤字幅が縮小したが、貿易収支が赤字幅を広げたためだ。ただ、所得収支が前年比24.6%増え、1兆6279億円の黒字となったため経常収支は黒字幅を広げた。季節調整済みでは輸入が多かった影響で1252億円の赤字となり、過去最大の赤字幅だった。

これにより、4月から9月の上半期の経常収支は3兆円余りと、前年の黒字幅を上回り、過去最少の更新は回避した。貿易・サービス収支は5兆4511億円の赤字になる一方、所得収支が8兆9950億円の黒字だった。
上半期の経常収支は半期としては5番目、上期としては2番目に小さい黒字幅だった。

*財務省の発表資料は以下のURLでご覧になれます。
http://www.mof.go.jp/international_policy/reference/balance_of_payments/preliminary/pg2013hfy.htm


国際収支の経常黒字10・7%増…今年度上半期
 http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/business/20131111-567-OYT1T00174.html
 2013年11月11日(月)11:21
 読売新聞

 財務省が11日発表した2013年度上半期(4~9月)の国際収支によると、海外とのモノやサービスなどの取引を示す経常収支の黒字額は前年同期比10・7%増の3兆548億円だった。

 黒字幅の拡大は6期ぶりだ。円安により、企業の海外子会社からの配当金など所得収支の黒字額が19・6%増の8兆9950億円と、比較可能な1985年度以降で最大となったことが要因だ。

 円安で、火力発電に使う液化天然ガス(LNG)や原油の輸入額が高止まりし、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は、半期ベースでは最大の4兆6664億円の赤字となったが、所得収支の黒字が補った。

 ただ、経常黒字は2番目に小さい水準にとどまり、外貨を稼ぐ力は依然として弱いままだ。


11・11に見える?記念日認定された人気者

2013-11-11 14:19:05 | 社会
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131109-OYT1T00636.htm
2013年11月10日09時30分
読売新聞

 砂の中からにょきっと体を出し、ゆらゆら揺れる愛くるしい姿に人気が高まっているチンアナゴ。

 その形が数字の「1」に似ていることから、一般社団法人「日本記念日協会」が今月、11月11日を「チンアナゴの日」に認定した。申請した「すみだ水族館」(東京都墨田区押上)では「これを機に、珍しい生態も知ってもらえれば」と期待している。

 チンアナゴ約630匹を展示する同館では、昨年5月の開館当初から、チンアナゴが一斉に水中でゆらゆら揺れる様子が「キモかわいい」「癒やされる」と人気になった。ちょっとした衝撃に驚き、砂に潜ったり、縄張り争いで頭をぶつけあったりし、担当者は「人間社会を見ているような気分になるのも楽しい」と話す。

 館内のショップでも、抱き枕などは入荷後すぐに売り切れるほどの人気。鴨川シーワールド(千葉県)や南知多ビーチランド(愛知県)などチンアナゴの展示を新たに始める水族館も多く、すみだ水族館は「チンアナゴの魅力をさらに広めたい」と記念日を申請し、今月1日に認定された。

 日本記念日協会によると、11月11日は「サッカーの日」「ポッキー&プリッツの日」など、365日で最多の25の記念日が認定されているが、同水族館では「『1を見るとチンアナゴに見える』と思ってもらえるよう定着させたい」と意気込む。

 初の記念日を迎える11日夜は、同館で「ゆらゆらチンアナゴナイト」と題するイベントが予定されている。問い合わせは同館(03・5619・1821)へ。(倉茂由美子)


野生化したアライグマの被害深刻、都が駆除本腰

2013-11-11 14:18:30 | gooニュース
http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20131108-OYT1T00360.htm
2013年11月8日13時38分
読売新聞

 特定外来生物のアライグマによる被害が、東京都あきる野市で拡大している。

 農産物を食い荒らすほか、都指定里山保全地域の横沢入よこさわいりでは、日本固有種のトウキョウサンショウウオが襲われるなど生態系に打撃を与えている。今年度から都とボランティアが協力して、駆除に本腰を入れ始めた。

 アライグマは北米原産で1970~80年代、テレビのアニメ番組の影響でペットとして人気が高まった。だが、手先が器用で逃げ出したり、成長して凶暴になったために持て余した飼い主が捨てたりして野生化。農作物を食い荒らしたり、民家の屋根裏をねぐらにして天井板を汚物で腐らせたり、各地で被害を与えるようになった。

 都内ではあきる野市で被害が目立ち、トウモロコシやスイカなどの農産物が狙われている。被害額は15万円(2012年度)程度だが、繁殖力が高いため、生息調査と並行して捕獲に力を入れており、昨年度は計84頭に上った。

 横沢入では2010年3月頃から、トウキョウサンショウウオやアカガエルが食べられるなど、生態系への被害が深刻になった。ボランティア団体「西多摩自然フォーラム」などの要望を受け、都は同年9月、箱形のワナによる捕獲に乗り出し、今月6日現在で合計23頭を駆除した。

 全国的に神社仏閣への被害も出ており、あきる野市でも09~11年度に行った調査で、市内の社寺112か所のうち86か所(77%)で、柱などに爪跡を確認した。深刻な被害ではないものの、市内全域に生息が広がっていることが示唆された。

 ボランティア団体・個人が集う「横沢入里山管理市民協議会」世話人の内山孝男さんは、センサーカメラによる調査結果などから「周辺の社寺や民家などに住み着き、餌を求めて横沢入に来る」とみている。駆除は長期戦が見込まれるため、今年度から、市民のボランティアもワナの見回りに参加する態勢を整えた。

 野生動物に詳しい環境コンサルタントの佐久間聡さん(横浜市)は、「多摩地区の自治体はどこも、大なり小なりの被害が出ている。市町村の境は関係なく移動するので、多摩全体で対策を立てていくことも必要だろう」と話す。


資産4億円、保護費横領容疑者「金に執着」

2013-11-11 14:17:28 | 社会
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20131111-567-OYT1T00302.html
2013年11月11日(月)12:25
読売新聞

 大阪府河内長野市で生活保護費約2億6600万円が使途不明になり、うち418万円を横領したとして、元主査・宮本昌浩容疑者(43)(懲戒免職)が逮捕された事件で、宮本容疑者が大阪府警の調べに対し、「幼い頃から裕福でなく、金に執着があった。ためられるだけためたかった」と動機を供述していることが、府警への取材でわかった。

 府警が宮本容疑者の保有資産を調べたところ、横領したとされる分も含め、預貯金や株式などで計4億円を超えていたという。

 一方、大阪地検堺支部は11日午前、宮本容疑者を業務上横領罪で起訴した。

 府警などによると、自宅に置かれていた現金は約8000万円で、ほかに、2億円相当の株式など金融商品を保有し、複数の金融機関の口座には計約1億2000万円が貯蓄されていた。

横領金で資産4億円! ナニワ公務員の“スゴ腕”金融道
http://news.nifty.com/cs/item/detail/gendai-000197272/1.htm
 2013年11月14日(木)10時26分配信 
 日刊ゲンダイ

 大したタマだ。生活保護費2億6600万円を横領して逮捕された大阪・河内長野市の元職員、宮本昌浩容疑者(43)のこと。何がすごいって、その“使い道”である。

「宮本の自宅からはポリ袋に入った約8000万円の札束、複数の銀行口座には1億2000万円が残っていました。そして、株式や投資信託に投じた金額は時価2億円超! すべてひっくるめると、金融資産は4億円を超える。車や不動産に投資した形跡はまったくなく、ひたすら着服金を増やしていた。年収は600万円ほどですから、着服金との差額はほぼ“含み益”とみられます」(捜査事情通)

 01年から10年まで生活保護を担当する生活福祉課に在籍。残業してひとりになったすきに、庁内のATMで生活保護費を引き出していた。同僚や上司には「いつもよく働く」と一目置かれていたが、堂々と簡単にカネを引っ張り出せるなら、残業を買って出るのは当然か。

 ATMの引き出しは、09年1月から約2年で1326回に上る。何回かに分けて少しずつカネを下ろしていたようだ。

 ウラの顔は巨額横領犯でも、表の顔は良きパパだったらしい。同じ団地に住む住人が言う。

「市の職員らしくきちんとしていて、息子さんが通う小学校では、PTAの会長さん。休日には、息子さんとよく野球をしていました。奥さんとの関係もよく、暮らしぶりは質素。とても億単位のカネを動かすようには見えませんでした」

 宮本は「幼いころは貧乏で、欲しいものが買えず、カネに対する執着心が生まれた」と供述。「カネさえあれば何とかなる」と思い、貯めるだけ貯めようと着服を重ねたという。

 かくして、血税がかすめ取られたわけだが、カネが残っていたのは不幸中の幸い。全額回収できそうだが、差額の1億3400万円はどうなるか。

「弁済しなければならないのは、横領された約2億6600万円です。残りは手元に残ります」(日大名誉教授の板倉宏氏=刑法)

 アベノミクスの恩恵をほとんど受けずに、ここまで利益を上げるとは……。シャバに出てきたら、このスゴ腕に国の年金も託してはどうか。

(日刊ゲンダイ2013年11月13日掲載)


次に日本艦艇が進入してきたら武力で撃退、中国少将が強硬発言

2013-11-11 14:16:21 | シナ
日本に抗議と中国国防省 「演習海域に海自艦立ち入る」
 http://sankei.jp.msn.com/world/news/131101/chn13110110290008-n1.htm
 2013.11.1 10:27 [中国]
 中国国防省の楊宇軍報道官は31日の記者会見で、中国海軍が西太平洋で実施中の演習海域に、海上自衛隊の艦艇と偵察機が立ち入ったとして「日本側に厳重な申し入れを行った」と発表した。日中関係筋によると、国防省は同日、日本大使館の武官を呼び出したという。(共同)

防衛相、中国の抗議に「理解できない」 警戒監視めぐり
 http://news.goo.ne.jp/article/asahi/politics/TKY201311010017.html
 2013年11月1日(金)10:17
朝日新聞
 小野寺五典防衛相は1日の会見で、中国国防省が中国海軍の演習区域に海上自衛隊の艦艇と航空機が侵入したと抗議してきたことについて、「通常の警戒監視で、国際法上何の問題もない。(抗議は)全く理解できない」と反論した。

 防衛省によると、先月24日から今月1日未明までの先島諸島南東海域での中国軍の射撃訓練に対し、自衛隊が警戒監視活動を行ったという。

海自の対中警戒監視、妨害に当たらず…米司令官
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/world/20131106-567-OYT1T00416.html
2013年11月6日(水)11:21
読売新聞

 【ワシントン=今井隆】米太平洋軍のサミュエル・ロックリア司令官は5日、ワシントン市内で記者会見し、中国海軍が西太平洋で実施した軍事演習を「海上自衛隊が妨害した」と中国側が主張していることについて、「各国の軍の行動は他国の軍に監視されるものだ。特異な行動とは言えず、(海自の)挑発的行為と判断すべきではない」と述べた。

 海自の動きは妨害に当たらないとの考えを示したものだ。

 中国国防省は10月31日、海自の護衛艦や偵察機が演習を妨害したとして日本側に抗議し、日本側は「必要な警戒監視活動」と反論していた。


次に日本艦艇が進入してきたら武力で撃退、中国少将が強硬発言―中国メディア
http://news.nifty.com/cs/world/chinadetail/rcdc-20131111003/1.htm
 2013年11月11日(月)7時40分配信 Record China
2013年11月8日、人民網は記事「少将の警告:日本艦艇がもし再び演習海域に進入してきたら撤退は困難」を掲載した。

軍事評論家、中国政策科学研究会国家安全政策委員会副事務局長の彭光謙(パン・グワンチエン)退役少将は、人民網強国フォーラムのインタビューを受けた。中国人民解放軍海軍の演習海域に自衛隊艦艇が進入したことについて、「故意の挑発行為だ」と厳しく批判した。

地域の安定という大局から見てまず礼をもって遇して後に武力で対抗するべきだとコメントした。最初の侵入は警告で済ませたが、「二度目はない、撤退はできない」と発言し、武力で撃退するべきだと話している。

また日本の小野寺五典防衛相が中国の抗議は理解できないと発言したことに対し、国際的な慣習に中国は則っているとして、日本の無知をさらけだしたと批判した。(翻訳・編集/KT)

正倉院展 「漆彩絵花形皿」 宝物に鑑真の影響

2013-11-11 13:33:08 | 社会
正倉院展 20万人突破
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20131109-OYO1T00372.htm?from=newslist
2013年11月9日
読売新聞

 奈良市の奈良国立博物館で開かれている「第65回正倉院展」(奈良国立博物館主催、読売新聞社特別協力)の入場者が8日、20万人を超えた。20万人突破は9年連続。

 節目の入場者となったのは大阪府門真市の医師松吉吉三郎さん(80)で、妻の隆子さん(75)と訪れ、湯山賢一館長から図録などの記念品が贈られた=写真=。旧制中学時代に第1回展を見て以来、何度か鑑賞に訪れているという松吉さんは「前にも見たことがある『鳥毛帖成文書屏風とりげじょうせいぶんしょのびょうぶ』があって懐かしい。正倉院宝物は日本人の誇りだ」と話していた。正倉院展は11日まで。


正倉院展 「漆彩絵花形皿」 宝物に鑑真の影響
http://osaka.yomiuri.co.jp/e-news/20131109-OYO1T00608.htm?from=newslist
2013年11月9日
読売新聞
 奈良市の奈良国立博物館で開催中の「第65回正倉院展」では、失明の苦難を乗り越えて中国・唐から来日した僧、鑑真がんじん(688~763年)の影響を示す宝物が出展されている。独創的なデザインが目を引く「漆彩絵花形皿うるしさいえのはながたざら」はその一つで、今年、没後1250年を迎えた鑑真の功績に光を当てる名宝だ。

来日以降 花の意匠など流行


 「目を奪われる美しさ。他の宝物とは明らかに雰囲気も違う」。大阪府大東市の主婦小嶋初子さん(69)は興奮した様子で語る。

 黒漆塗りの「漆彩絵花形皿」(縦39センチ、横37センチ、高さ10・1センチ)は供物を盛る木の皿で、中央の花形の周りの四方に葉形を配した斬新な意匠で知られる。

 同じ皿は正倉院に計29枚あるほか、鑑真が開いた唐招提寺(奈良市)にそっくりの「華盤けばん」(重要文化財、縦36センチ、横37・5センチ、高さ9・5センチ)が伝わる。

 花形のデザインは当時、唐で作られた銀の器に多く見られる。元宮内庁正倉院事務所長の三宅久雄・奈良大教授(仏教美術史)は、鑑真が来日した753年以降に日本でも流行したと指摘。「漆彩絵花形皿は、鑑真らがもたらした唐のデザインをもとに、日本で調達しやすい木で作ったのだろう」と推測する。

 今回出展されている僧侶の道具「鯨鬚金銀絵如意げいしゅきんぎんえのにょい」や、献物用の箱「黒柿蘇芳染金銀山水絵箱くろがきすおうぞめきんぎんさんすいえのはこ」(今回未出展)に描かれた立ち上る雲の文様も、同じ頃に国内で登場したデザインで、鑑真らが唐の最新モードを多数、持ち込んだことがうかがえる。

 鑑真は渡航に5度失敗して失明しながらも来日。日本の仏教と文化に多くの影響を残した一人で、東京都稲城市の会社役員山村秀彦さん(67)は「こうして宝物を鑑賞できるのも日中の懸け橋となった人のおかげなのですね」と話した。

 

久子さま 来場

 高円宮妃久子さまが9日、奈良市の奈良国立博物館で開催中の「第65回正倉院展」(主催・奈良国立博物館、特別協力・読売新聞社)を鑑賞された。2006年から毎年来場されている。

 同博物館で、久子さまは、湯山賢一館長や杉本一樹・宮内庁正倉院事務所長、太田宏・読売新聞大阪本社社長の出迎えを受けた。内藤栄・同博物館学芸部長補佐の案内で、聖武天皇遺愛の鏡「平螺鈿背円鏡へいらでんはいのえんきょう」などの宝物を鑑賞された。

 久子さまは9月には、国際オリンピック委員会(IOC)総会で東日本大震災への復興支援に謝辞を述べられた。2020年夏季五輪・パラリンピックの東京開催が決定しただけに、正倉院展の会場を訪れた人たちからはこの日も、久子さまへの感謝の言葉が聞かれた。


B―1グランプリ最高賞は福島「なみえ焼そば」

2013-11-11 07:15:28 | 社会
B―1グランプリ最高賞は福島「なみえ焼そば」
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/nation/20131110-567-OYT1T00508.html
2013年11月10日(日)19:52
読売新聞

 愛知県豊川市で9日から開かれていた「第8回ご当地グルメでまちおこしの祭典!B―1グランプリin豊川」は10日、「なみえ焼そば」を提供した「浪江焼麺太国やきそばたいこく」(福島県浪江町)が最高賞のゴールドグランプリに選ばれ、閉幕した。

 なみえ焼そばはソース味で太い麺が特徴。

 大会には過去最多の64団体が出展し、2日間で約58万人(主催者発表)が訪れた。来場者が割り箸で投票し、その重さを量って順位を決めた。

 2位は、肉と玉ネギを混ぜたバラ焼きを提供した「十和田バラ焼きゼミナール」(青森県十和田市)、3位は、ラー油を使用したタンタン麺を提供した「熱血!!勝浦タンタンメン船団」(千葉県勝浦市)。また、来年の同グランプリの開催地は、福島県郡山市に決まった。

浪江焼麺太国が1位=B―1グランプリ―最多64団体が参加・愛知
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-131110X744.html
2013年11月10日(日)20:39
時事通信

 ご当地グルメを通じたまちおこし団体の祭典「第8回B―1グランプリ」が愛知県豊川市で開かれ、第1位のゴールドグランプリに10日、「なみえ焼そば」を出品した「浪江焼麺太国」(福島県浪江町)が選ばれた。

 今回は33道府県から過去最多の64団体が参加。9、10日の2日間で約58万人がご当地グルメに舌鼓を打った。来場者は自分が食べた店で使った割り箸を投票し、重量順に1位から10位まで発表された。

 なみえ焼そばは極太の麺が特徴で、豚のバラ肉とモヤシを炒めて濃厚なソースで仕上げる。浪江焼麺太国代表で「太王(だいおう)」を務める八島貞之さん(45)は、「震災があったが、悪いことばかりじゃない。これからもまちおこしの活動をしっかりやっていく」と力強く語った。

 会場は朝から家族連れなどでにぎわった。なみえ焼そばを食べた豊川市の小学2年辻琉成君(7)は「ぴり辛でうまい」と満足そう。「ほかにもいろいろ食べてみたい」と笑顔で話した。

 2位のシルバーグランプリは、十和田バラ焼きを出品した「十和田バラ焼きゼミナール」(青森県十和田市)、3位のブロンズグランプリは勝浦タンタンメンの「熱血!!勝浦タンタンメン船団」(千葉県勝浦市)がそれぞれ選ばれた。

 次回は来年秋、福島県郡山市で開かれる。