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トカゲのメディスン

2017年06月04日 | ・アニマル・メディスン
今回は、アニマル・メディスン トカゲ Lizard の巻です。


写真は、ネットからお借りしました。







動物として


トカゲ   爬虫(はちゅう)綱 有鱗目 トカゲ亜目 スキンク(トカゲ)科
学名:Lacertilia  英名:Lizard 


爬虫類の中で最も種類が多く、
約6,000種から成る。


広義では、トカゲ亜目に属する爬虫類の総称であり、
イグアナ、ヤモリ、カメレオン、カナヘビ、アガマなども含まれる。


骨格、体鱗、舌の構造などの相違により、
イグアナ、ヤモリ、スキンク、オオトカゲの
4群(下目)に分類される。


■イグアナ下目■
イグアナ科、アガマ科、カメレオン科から成る。
背中や尾に鬣状の鱗を持ったり、
喉の皮膚が垂れる種が多い。
肉厚で幅広の舌の先端は、わずかに二股に分かれる。

イグアナ


アガマ


カメレオン




■ヤモリ下目■
トカゲモドキ科、ヒレアシトカゲ科など
7科 約1,600種から成るが、
ヤモリ科が約1,000種で大半を占める。
まぶたは固着し、眼球は透明な鱗で覆われている。
多くが夜行性。

トカゲモドキ


ヒレアシトカゲ




■スキンク下目■
カナヘビ科、ヨロイトカゲ科など
7科 約1,700種から成り、
トカゲの中では、最も種類数が多い。
鱗は整然と並び、滑らかなで肌ざわりで、
目の下部にまぶたがある。
ほとんどが地上性。

カナヘビ


ヨロイトカゲ




■オオトカゲ下目■
ドクトカゲ科、コブトカゲ科など
6科から成る。
四肢や尾が発達し、がっしりとした体躯で、
舌は細長く、先端が二股に分かれており、
ヘビのように出し入れする。

ドクトカゲ


コブトカゲ




南極大陸を除く全大陸に分布。


極地や高山を除き、熱帯地方を中心に、
平地、草原、森林、荒れ地、砂漠、樹上、地中、
人里近くなど、さまざまな環境に適応して生息する。


食性は、種により異なるが、
大半は、昆虫などの食虫性。
大型種は、小哺乳類や鳥の卵を好み、
イグアナなどは、植物を主食とする。
ほか、節足動物、甲殻類、貝類、ミミズ、
魚類、両生類、爬虫類、鳥類、動物の死骸、
植物の葉、花、蜜、果実、種子、海藻等を食べる。


最大種は、コモドオオトカゲ
体長 約3メートル
体重 約70~150キロ



最小種はハイチチビヤモリ、ミクロヒメカメレオン
体長 約3センチ

ハイチチビヤモリ

ミクロヒメカメレオン



変温動物であり、
環境によって体温が影響を受けるので、
日なたと日陰を往来し、体温調節を行っている。


冬期が寒冷な地方に棲む種は、冬眠する。


イグアナ下目の種を中心に、
環境やストレスにより、体色を変えることができる。
カメレオンがその代表であるが、
他の種も体色を微妙に変化させることができる。


両生類と違い、
幼生期から肺呼吸を行う。
 

ほとんどが卵生で、地上に浅い穴を掘って産卵する。
カメレオンの一部やアシナシトカゲ類などは、
卵を胎内で孵化させて子を産む。(卵胎生)


スキンク類の中には、
卵が孵化するまで、メスが卵を守るものがいる。
 

大型種を含め、性質はおとなしく、
逃避を最大の自衛手段とするものがほとんどである。


ヤモリ、スキンク、カナヘビなどは
身の危険を感じると尾を切断する。(自切)
切れた尻尾は生きているかのように動くため、
敵の目がそちらに引き付けられている隙に
逃げ切れる可能性が高くなる。


切った尾はいずれ再生するが、
新しい尾は軟骨からできており、
元の脊椎に替わるわけではないので、
完全な再生とはならない。
このため、自切は一生に1回が限度であり、
複数回行うと再生できないことが多い。


自分で尻尾を切断した場合は、
切断箇所の筋肉が収縮し、出血が抑えられるため、
きれいに切れる。
しかし、外敵などに無理矢理切られた場合は、
尻尾は再生しない。


エリマキトカゲやバシリスクは
後ろ足で立ち上がり、走って逃げる。
エリマキトカゲ

バシリスク



肉食性の強いオオトカゲ類はやや気性が荒く、
強力な顎、鋭い爪、太い尾を武器とし、
胴を膨らませ、シューッという音を発して威嚇する。


毒を持つのは、
メキシコドクトカゲ、アメリカドクトカゲ、コモドオオトカゲの
3種のみである。

メキシコドクトカゲ


アメリカドクトカゲ



トカゲという名前の由来は、
「戸の陰」にいることから「戸陰(とかげ)」
あるいは、速く走って隠れるので
「敏駆(とかけ)」「疾隠(とかくれ)」と言われている。



アニマル・メディスンとして


トカゲが象徴するもの
    ・・・夢、柔軟性、高い適応力、順応性、敏捷性、
      トリックスター、死と再生、聡明さ、カモフラージュ


トカゲは多くの神話や伝承で、
夢と深い関連を持つ生き物とされている。


夢には、自分でも気付いていない
心の奥底にある微小な感情が現れている。
また、夢の中でわれわれは、
現実とは違う未来をいくつも創り出し、
目覚めると、どの未来を現実化するか
無意識に選択している。


トカゲのカードが出た場合、
夢の持つ重要性に着目するよう伝えている。


夢が伝えようとしているメッセージに
もっと注意を払う必要がある。
夢は、覚醒している時には
意識下に隠れている願望や怖れを
明らかにして見せてくれるものである。
トカゲは特に象徴な夢や、繰り返し見る夢について、
日記に書いておくことを勧めている。


また同時に、人生において、
夢を持つことを忘れてはならないと
トカゲは伝えている。
日々の生活に追われ、夢を忘れていないか。
喧騒からしばし離れ、
今とは違う自分を想像してみるのが大事である。


トカゲの最も大きな特徴は、
危険が迫ると、自分で自分の尾を切る能力である。
トカゲは、われわれも時に
霊的に自切する必要があると伝えている。


今置かれている状況から自分を切り離すことで、
重要な気づきが得られたり、
必要なものが手に入るかもしれない。
トカゲは、われわれが霊的に自切を行う時、
必要なサポートを与えてくれる。


トカゲの自切は、
一生で一度しか使えない離れ技である。
このため、自切の際には、
最も賢明な判断と決断力が必要となる。


トカゲのメディスンを持つ人は、
自分自身の直感を信頼し、
直感に従って行動すべきである。
他の人のアドバイスより、
自分の直感が大事であることを
よく理解していなくてはならない。


トカゲのカードが出た場合、
自分の内側をよく調べる必要がある。


自分の本当の気持ちに従って、
あなたは行動しているか。
エゴに支配されて行動しているのではないか。
エゴはしばしば、真実を欺く。
エゴと真実、どちらに従って自分は行動しているか、
深く調べてみるよう、トカゲは伝えている。


トカゲは動物界において、
最もユニークな防御策を持つ生き物であり、
カモフラージュの達人でもある。
トカゲは風景に溶け込み、捕食者を混乱させる。
トカゲはわれわれに、
時に、周りに自分を合わせることが
大切であると伝えている。


トカゲは、適応力と敏捷性を象徴する。
トカゲは不利な状況や、他の動物からの攻撃を
高い柔軟性により、しばしばうまく切り抜ける。


トカゲのメディスンは、
われわれの弱点、強みを明確にし、
人生のあらゆる側面を尊重しながら、
採るべき道を選択し、決断するパワーを
われわれのうちに目覚めさせてくれる。


自切は、再生の象徴である。
トカゲのメディスンを持つ人は、
失ったものを再生するパワーを持つ。


トカゲのカードが出た場合、
古くなった考えや行動パターン、
信念やライフスタイルを手放し、
霊的に自分を再生しなさいと、トカゲは伝えている。


トカゲは鋭い五感を持ち、地面の振動に敏感で、
微細な変化も感知する。
トカゲのメディスンとは、
目覚めている時、眠っている時にかかわらず、
物質的、霊的な動きを感知する力である。


トカゲのメディスンを持つ人は、
繊細な感覚の持ち主であり、
他の人が感知できないものも感知する
サイキックな能力を持っている。


世界中の神話や伝承において、
トカゲは神や神の親戚、神の使者とされている。


トカゲの尾を見つけることは、
貴重な護符を見つけることであり、
緑色のトカゲの尾を右の靴に入れると、
富と幸福が得られると言われている。


エジプトとギリシャの神話では、
トカゲを知恵と幸運の象徴とし、
ヘルメスとセラピス(サラピス)のトーテムでもあった。


エジプトでは、ナイル川が氾濫した時、
トカゲが活発になったことから、
トカゲは豊穣と関係が深い生き物と考えた。


ダオメー(アフリカ西部のベナンの旧称)の伝承では、
トカゲが太陽から火を持ちこんだとしている。


ローマ人は、トカゲは家を守る精霊であると考え、
トカゲが家に棲みつくと、幸運がやってくると歓迎し、
ミルクやパンくずを与えて大切にした。
また、トカゲを希望と生命の象徴とも考え、
墓碑に、しばしばトカゲの絵を描いた。
ローマの美術においても、トカゲは
死と再生の象徴として描かれている。
ローマの政治家・博物学者プリニウスは、
トカゲの護符が盲目の人の視力を回復させると考えた。


中世のキリスト教徒は、
トカゲを再生と復活の象徴と見なした。


ニュージーランドのマオリ族は、
緑色のトカゲは創造神タンガロアの生まれ変わりとしている。


サモアでは、トカゲの姿形をした神がいる。


オーストラリアのある原住民は、
トカゲを殺すと空が落ちてくると信じている。


イタリアでは、妖精はトカゲの姿で現れるという伝承がある。
シチリア島では、トカゲには
天国の神のランプを灯す役目があると信じているため、
トカゲを見つけても決して殺さない。


ドイツでは、トカゲは実は
魔法をかけられた王女だったという民話がある。
また、ドイツのキリスト教のある伝承においては、
トカゲはキリストの血を舐めたので、
トカゲを殺してはならないとしている。


フランスのある地域では、呪術から身を守るため、
トカゲを戸口に生き埋めにする慣習があった。


ユダヤ人の伝承では、
トカゲはサタンと魔女の性交から生まれ、
穢れた生き物とされている。


ゾロアスター教徒はトカゲを
動物界の悪の破壊神アフリマンと考えた。


多くのネイティブ・アメリカンにとって、
トカゲは夢の世界への門番である。
伝承の多くで、トカゲは人間の祖先とされ、
トカゲの脱皮は、再生の普遍的な象徴とされている。


イエス・キリストは、水の上を歩いたと
聖書に記されていることから
水の上を走るバシリスクは「キリストトカゲ」とも呼ばれている。


単独で生きるトカゲは、自己完結しており、
自分自身の面倒を見るのが上手である。
自分を良い状態に保つことは、
困難な状況に陥っても、逃れることを可能にする。
トカゲはわれわれに、
自分の状態を良く保つよう伝えている。



《逆位置》


あなたは内なる葛藤を抱え、
今、悪夢を見ているような状態かもしれない。
葛藤の本質は何か、手がかりを探すため、
悪夢をよく調べてみなさい。

悪夢によって、どんな気持ちであるか。
感情を味わいながら深く呼吸し、
感覚が体から流れ出すのをイメージしなさい。

悪夢が示唆する真実から目を逸らしてはならない。
それは、些細な事に対する恐怖かもしれない。
悪夢から抜け出すためには、
しっかりと対峙する事が大事である。

睡眠や夢を見る時間が足りないのではないか。

眠っている時に見る夢だけではなく、
将来の夢も足りないのではないか。


想像は、新しいアイデアや創造への扉である。
夢の中で、われわれの潜在意識は
日中に経験した出来事のすべての記憶を処理している。

夢が伝えるメッセージは、
内なる葛藤を引き起こす抑圧された感情であったり、
欲望や希望であったり、
新しいアイデアや目標、他次元の意識、
将来の予知や警告であることもある。
夢をもっと大事にしなさい。


現実から目を背けるため、夢を見ているのではないか。

あるいは、夢ばかり見ていないか。

毎日が退屈で、新しい経験をするために
夢を利用していないか。

人生の目標を経験する道具として
夢を利用してはならない。

すべてのレベルの認識は、夢を通してアクセスできる。
人生は、目に見えている通りとは限らない。
夢に見たものをよく調べてみなさい。


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