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キツネのメディスン

2017年02月19日 | ・アニマル・メディスン
今回は、アニマル・メディスン キツネ FOX の巻です。


写真は、ネットからお借りしました。










動物として


キツネ   ネコ目(食肉目)イヌ科イヌ亜科
学名:Vulpes  英名:Fox 


広義において、キツネは6属から成るが、
大半を占めるのはアカギツネ類であり、
一般的にキツネというと、アカギツネを指す。


アカギツネ類は、
ユーラシア大陸、北米大陸、アフリカ大陸、日本などに分布。


森林、草原、砂漠、ツンドラなど、様々な環境に適応し生息。


南米に生息するキツネは、オオカミやイヌに近い。
代表的なものとして、
カニクイキツネやチコハイイロギツネなど。

カニクイキツネ


チコハイイロギツネ



日本には、アカギツネの亜種である
ホンドギツネとキタキツネが生息している。

ホンドギツネ


キタキツネ



体格は種類によるが、アカギツネは以下の通り。

体長 約50~90センチ
尾長 約25~50センチ
体重 約4~10キロ


夜行性だが、山林では昼間に活動することもある。


群れを形成せず、単独で行動する。


食性は雑食。
野ネズミ、野ウサギなど小型の哺乳類、鳥類、昆虫、
カエル、ミミズ、蛇、果実、動物の死骸などを食べる。
家畜のニワトリやウサギを襲うこともある。

頭が良く、記憶力が優れている。
飢えをしのぐため、獲物を分割して食べる習性があり、
穴を掘って残した分を保管するが、
嗅覚に頼らず、記憶をもとに探し出すことが
実験により明らかになっている。


鋭い嗅覚と聴覚を持つ。
聴覚については特に鋭く、
雪の下に隠れている動物が発する
かすかな物音も聞き取ることができる。


雪の中の動物を狙う際、
高くジャンプし、頭から突っ込んで捕獲するが、
その命中率は非常に高い。


チェコの研究者は2年間、
延べ84匹のアカギツネが600回狩りをする様子を調査し、
跳ぶ方角によって、
狩りの成功率に差があることを突き止めた。

北東方向の成功率:73%
南西方向の成功率:60%
それ以外の成功率:18%

北東もしくは南西の方角に跳んだ時の成功率が
圧倒的に高いことから、
キツネは第六感とも呼ばれる磁気感覚を利用して方角を測り、
音がする角度と照らし合わせて、
距離を正確に把握しているのではないかと考えられている。


時速50kmで走ることができる。
最高速度は、時速70kmを超えることもある。


2mの高さをジャンプすることができる。


泳ぎも得意。


尾のつけ根にある臭腺と、
足中央のしょ球(肉球)の前にある孔から
独特の臭いを出す。
この臭いを樹木などに擦りつけることにより、
縄張りを主張する。


縄張りには複数の巣穴を作り、
何年も使いながら、
複数の入り口を持った大きな巣穴に仕上げる。


巣穴には、
アナグマなどの古巣や廃屋、廃車なども利用する。


世界中の民話や伝承で、
キツネはしばしば精霊や妖怪として登場する。
日本では、人を化かすいたずら好きな動物として
昔話などに数多く登場し、信仰の対象ともなっている。


アイヌ民族は、キタキツネ(チロンヌプ)は
人間に災難などの予兆を伝える神獣とする一方、
人間に化けていたずらを仕掛ける厄介ものともみなした。


妖怪としての妖狐(ようこ)には
毛色によって様々な種類があり、
主なものは以下の通り。

白狐(びゃっこ、はくこ)
人々に幸福をもたらす善狐。
稲荷神の眷属である御先稲荷のほとんどを占める。

黒狐(くろこ、こくこ)、玄狐(げんこ)
北斗七星の化身とされ、平和の象徴。

金狐・銀狐(きんこ・ぎんこ)
金胎両部、陰陽・日月の象徴。


アニマル・メディスンとして


キツネが象徴するもの
  ・・・知恵、賢さ、カモフラージュ、姿くらまし、観察力、狡猾さ、
     忍び寄ること、素早さ、変身、魔術、ユーモア、外交力、
     見えないものを見る能力、忍耐力、愛情深さ、夜


キツネは世界中で、特別な力を持つ動物とみなされてきた。
中国では、人間に化けると信じられた。
エジプトでは、神の恩恵を運ぶ動物と考えた。
ペルーには、キツネの神がいた。
ペルシャでは、生まれ変わりを手助けする動物と考えた。
ネイティブ・アメリカンのチェロキー族やホピ族は、
キツネにはヒーリングの力があると信じた。
アパッチ族は、キツネが人間に火をもたらしたと尊んだ。


キツネは、夜明けと夕暮れに活発に行動する。
夕暮れと夜明けは、
魔界と通常の世界が交差する時間であることから、
キツネはしばしば
超自然的な力と関係があると考えられてきた。


またキツネは、森林と陸地の境目に住むことから、
時空の境界とも関係が深いとみなされ、
妖精の住む領域へのガイドと考えられてきた。


キツネはしばしば、
魔術の暗黒面とも関連づけられている。
多くの文化で、
新しいことを始める時にキツネを見かけるのは、
悪い予兆とされている。


キツネは時空を自在に行き来し、
あちこちで混乱を引き起こしたり、
逆に秩序を回復したりもする
トリックスターとみなされている。


キツネにはたくさんの種がいるが、
「非常に賢い」「極めて狡猾である」という点で共通している。
キツネは、カモフラージュ、姿消し、変身の達人であり、
機知に富み、何ものもその行動を予測することはできない。


キツネのパワーとは、
猟犬よりも速く駆ける能力ではなく、
自分の身に迫る危険を素早く察知する能力である。
危険が迫ると、キツネは周囲の景色に溶け込み、
姿と気配を消すことで身を守る。


キツネは、自分の身を守るためには、
一度周囲から自分を切り離し、
全ての感覚を研ぎ澄ませて、
辺りを注意深く観察するよう教えている。
そうすることで、
未来を拓くことができると
キツネはわれわれに伝えている。


キツネは、猟犬が自分の匂いを辿ることができないよう、
岩壁を横切ったり、川を斜めに横切ったり、
来た道をわざと戻ったり、円を描くように走ったりする。
キツネは、自分を狙う捕食者と
自分が狙う獲物の両方を打ち負かす知恵を持っている。


キツネはわれわれに、好ましくない状況から
そっと気づかれずに抜け出す方法を教えてくれる。


キツネをトーテムに持つ人は非常に賢く、
ウィットに富んでいるが、その知恵を
自分の利益のためだけに使いすぎてはならないということを
心に留める必要がある。


キツネを語るときにはしばしば、
狡猾を表す“cunning”という言葉が使われる。


この“cunning”という単語は、
古英語“kenning”が語源であり、
もともとは「目に見えないものを見る・知る」という意味である。
キツネのパワーとは、単にずる賢いだけでなく、
他のものには見えないものも見通す力である。


性急な判断をせず、外と内の感覚に耳を傾けることで、
見落としていたことに気がつくかもしれない。
身を小さくしてよく観察し、
直感や内なる声を信頼するのが大事である。
キツネは、観察すること、直感を磨くことの大切さを
われわれに教えている。


キツネはオオカミと同様に、
生涯を同じパートナーと過ごし、
子供の面倒も非常によく見る。
力の弱い若者や子育て中のメスのために
獲物を取ってあげたりもする。
愛情深さや思いやり深さは、
キツネのパワーを成す重要な要素である。


キツネをトーテムに持つ人は、
非常に忠実で、周りを愉しませる人である。
精力的で、人当たりが良く外交的であり、
お世辞も上手である。
また、鋭い観察眼を持つ。


われわれはキツネから、
時に姿を隠すことが大事であることを学ぶ。
ぴくりとも動かず、景色に溶け込むことで、
気づかれることなく、
危機を脱するかもしれない。
キツネは、問題に正面からぶつかるのではなく、
賢く回避するのも大事と教えている。


またキツネは、争いを回避するのに、
姿を隠すだけでなく、
ユーモアのセンスも役立つと教えている。


キツネのメディスンは、あらゆる問題に対し、
最も明瞭かつ賢明な解決策を見つけるための
サポートをしてくれる。
解決策が見つからず、途方に暮れている時は、
キツネのスピリットを呼びなさい。


キツネのカードが出た場合、
問題の解決が近いことを表している。
キツネは、問題解決において
偉大なスピリットガイドである。


キツネは、何回にも分けて
少しずつ食べる習慣を持つ。
キツネはわれわれに、
健康のため、一度に食べ過ぎないよう伝えている。



《逆位置》


慎重さが欠けているのではないか。
キツネは、あなたの行動が
周囲に知られていることを伝えている。

少し目立ちすぎているのかもしれない。
目立ちすぎることは、
他人の嫉妬や羨望を集めることになる。
誰かに攻撃されているように感じたら、
注目を避け、隠者のように引っ込みなさい。

人生は遊び場であることを知り、
キツネのように、日々喜びを感じなさい。

ユーモアを忘れていないか。

自分の本当の気持ちを偽っていないか。

自分の賢さを悪用しようとしていないか。

自分が「狩られている」という被害者意識に陥っていないか。

家族や家庭に関心を持ち、外交のスキルを養いなさい。


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