脳はもともと怠け者。だから書くことでスイッチを入れる。
脳は怠惰である。もともと怠け者である。楽しよう楽しようとしている。
なぜ、やりたいことを書きだすと実現するのか。
脳をやる気にさせるには、ある1つの方法が有効です。それを習慣化できれば、われわれは脳をやる気にさせて、自分の考えている以上の成果を上げることができるのです。
その習慣とは「書く」ことにほかなりません。
夢や目標を書くことはドーパミンを放出する脳の回路を強化すること。イコール脳をやる気にさせることなのです。
やる気になった脳は想像以上の力を発揮し、夢の実現に導いてくれます。
願いを叶えたいのであれば、まずは白紙に向かい書く作業をしなくてはなりません。
書くだけで願いが叶うという言葉の真の意味は、書かないと願いも叶わないということなのかもしれません。
何しろ書かなければ自分の願いもわからないのですから。
自分の夢を叶えるために一番確実な手段は書くことをおいて他にはありません。
書くことで夢は叶うのは実は脳科学的な視点から考えるととても理にかなった事なのです。
「脳をやるきにさせるたった1つの方法」茂木健一郎
94年には大赤字で破産寸前だったが、最悪の状態でトップが交代した。
社員出身の新任のトップは起死回生策として「定刻の出発」を目標に掲げた。
「定刻の出発」時間の順位が、業界順位の5位以内に入ったら、全員一律に8000円のボーナスを出すと約束したのである。航空会社にとって定刻に出発できればお客の不満が減り、客離れに歯止めがかかる。
定刻の出発目標は、数字が見えることと社員が協力し合えば達成できることから連帯感を生んだ。
会社も達成しやすいようにスケジュールを変えたから翌月すぐ達成できたので、全員に小切手を配った。
この結果全員がやる気になった。次々に目標を達成したため翌年経営危機は去り、97年には黒字に転換したのである。
努力すれば報われるしくみを作って、おおぜいの人間をやる気にさせることが、会社を大きくし、長く続く強い体質を築くのである。
人間をやる気にさせる仕組みが必要だ
「怠け者などいません。目標がつまらないだけです」
何か事を起こそうとすると否定的な考えが次から次へ浮かんでくるという人が多い。その原因の一つは脳固有の怠け癖である。何もしないというのはある意味で快適なことである。何かを考えるというのは脳にとっては実際大きな負担である。
脳はもともと怠け者。だから書くことでスイッチを入れる。脳は怠惰である。もともと怠け者である。楽しよう、楽しようとしている。
なぜ、やりたいことを書きだすと実現するのか。
脳をやる気にさせるには、ある1つの方法が有効です。それを習慣化できれば、われわれは脳をやる気にさせて、自分の考えている以上の成果を上げることができるのです。
その習慣とは「書く」ことにほかなりません。夢や目標を書くことはドーパミンを放出する脳の回路を強化すること。イコール脳をやる気にさせることなのです。
やる気になった脳は想像以上の力を発揮し、夢の実現に導いてくれます。
「脳をやる気にさせるたった一つの習慣」茂木健一郎