何か事を起こそうとすると否定的な考えが次から次へ浮かんでくるという人が多い。その原因の一つは脳固有の怠け癖である。何もしないというのはある意味で快適なことである。何かを考えるというのは脳にとっては実際大きな負担である。
脳はもともと怠け者。だから書くことでスイッチを入れる。脳は怠惰である。もともと怠け者である。楽しよう、楽しようとしている。
なぜ、やりたいことを書きだすと実現するのか。
脳をやる気にさせるには、ある1つの方法が有効です。それを習慣化できれば、われわれは脳をやる気にさせて、自分の考えている以上の成果を上げることができるのです。
その習慣とは「書く」ことにほかなりません。夢や目標を書くことはドーパミンを放出する脳の回路を強化すること。イコール脳をやる気にさせることなのです。
やる気になった脳は想像以上の力を発揮し、夢の実現に導いてくれます。
「脳をやる気にさせるたった一つの習慣」茂木健一郎