君たちはもっと高く飛べるはずだ

2022-03-15 07:26:00 | エピソード

人は目標を持つことで自分に内在するエネルギーをフルに発動させることができる。

ある高校の体育の時間に行った興味深い実験

みんな力いっぱいできるだけ高く飛び上がってみたまえ。

次に数日経って、今度は一人ひとりの生徒に前のテストで生徒が飛べた3割増しのところの高さにチョークで印をつけておいて、君たちはもっと高く飛べるはずだ 印のところを目標にして それより高く飛べるように努力してみたまえと指示してとび上がらせてみた。その結果50名の生徒のうち約半数はその印より高く飛ぶことができた。

これは生徒たちの半数は目標を与えられることによってさらに3割の力を体内から絞り出すことができたことを意味している。 

        
この実験で 松井教授は次の2点を指摘している。

一つは人は目標を持つことで自分に内在するエネルギーをフルに発動させることができる。

二つ目は人は目標を意識してそれを達成した時深い喜びを持つことができるということである


100万ドルの法則

2022-03-15 07:25:00 | エピソード

ガンソーラス氏に100万ドルをもたらした法則は今でも生きている

あなたも、もちろんこの法則を使うことができる
この不変の法則は、若い牧師を成功させたように、あなたをも成功に導くのである


「明確な目標」と「完全な行動計画」があれば、アイディアを富に変えることができるという、驚くべき真実を知っていたのである


ただ漠然と100万ドルほしいと思っているような夢のような願いを持つことは、世間では珍しいことでもなんでもない。彼の他にも大勢の人が持っている望みである。

あの記念すべき土曜日の決意だけが、他の人と違っていたのである。

彼は金が欲しいという漠然とした考えを捨て、「1週間以内に100万ドルを手に入れるのだ」という明確な決定をしたことが成功に結びついたのである


この実例の中の重要な点を見逃さないでいただきたい。
彼は自分の願望を達成するために、明確な決意を持ち、計画を立て、実行してから36時間以内にその目標を達成していることだ。

この話は、教育者であり、牧師であったフランクリ・W・ガンソーラス氏から直接聞いたものである。

ガンソーラス氏が大学に通っているとき、この国の教育制度に欠陥があることに気づいていた。
そして、もし自分が学長だったら、この欠陥の多くを解決できると考えていた。

彼は、自分のアイディアを実現するために、古い教育制度にしばられない新しい大学設立しようと決心していたのである。

その事業を達成するためには、100万ドルの資金が必要だった。だが、どうやってその資金を調達したらいいのか? この問題が、大志を抱く牧師の心を長い間悩ませ続けたのである。

しかし、いかに悩み続けたところで、事態は一向に進展しなかった。寝ても覚めてもそのことだけが気がかりであった。そしてこの悩みは執念となった。

ガンソーラス氏は、牧師であると同時に哲学者でもあった。成功したすべての人がそうであったように、彼は明確な目的のためには、どこからスタートしなければならないかを認識していた。彼はまた、その目的を実現しようとする燃えるような願望が、達成への大きな原動力になることも認識していた。

ガンソーラス氏はその真実に気がついてはいたものの、どうやって100万ドルを手に入れることができるかは、まったくわからなかった。もし彼が普通の人だったら、次のような言い訳をして諦めたことだろう。

「私のアイディアは非常にすばらしい。だが、必要な100万ドルが手に入らない以上、私にはどうすることもできないのだ」

こう言ったに違いない。だが、彼はそう言わなかった。そのことについては直接、彼の言葉で語ってもらうことにしよう。

ある日曜日の午後、私は自分の部屋で100万ドルをつくるのにどうしたらいいかを考えていました。

それはもう2年近くも考え続けていたものです。
私には考える以外に、できることは何もありませんでした。

やがて、行動に移す時期がきました。
私は100万ドルを1週間以内につくることを決意しました。

では、どうやって?
私はそのことについて心配しないことにしました。
重要なことは、一定期間内にその金をつくるのだという「決意」なのです。

私がこの決意をした瞬間から、いままでに経験したことのないような不思議な確信が心の中に生まれました。心の中で何者かが私にこう言っているのが聞こえてきたのです。


「どうしてお前は、長い間その決断をしなかったのか?」


それからというもの、ことは急速に進展しました。
私はある新聞社に電話をかけて、明日の朝、説教をしたいと申し入れました。
演題は「もし私が100万ドルを持っていたら何をするだろうか」というものでした。

そして私は、すぐ説教の準備にとりかかりました。
その準備は特に難しいものではありませんでした。2年間も私はそのことを考え続けていたものです。それですっかり準備を整え、早めにベットに入りました。私は、すでに100万ドルを手にしている自分を思い浮かべることができました。そして、自信をもって眠りについたのです。

翌朝早く目が覚め、バスルームでその原稿を読み返しました。
そして、ひざまずいて、今日の説教がお金を提供できる人の心を動かしてくれることを神に祈りました。

祈っている間も私の心は確信に満ち満ちていました。
興奮のあまり、私はせっかく書いた原稿を持たずにバスルームから飛び出し、説教場へ行きました。そして説教を始める直前まで、原稿を忘れたことに気がつきませんでした。気がついたときは、もう遅すぎました。戻ることはできません。しかし、原稿を忘れたことがいかに幸いだったことか!

私が話さなければならないことは、すべて潜在意識が覚えてくれていたのです。

説教の時間がきました。
私は立ち上がって瞑目し、心の底から私の理想を話しました。
私は、ただ目の前の聴衆に話しただけでなく、神に祈りました。
そして、私が100万ドルを手に入れて、何をしようとしているのかということを詳しく話しました。

若者たちがもっと実用的な知識を学びながら、同時に豊かな心を養うことのできる教育機関を作りたいという、私の長い間の計画について話しました。

私が、話し終わって座っていますと、後ろから3列目あたりに座っていた一人の紳士がゆっくりと演壇の方へ近づいてきました。私には、彼が何をしようとしているのかがわかりませんでした。彼は演壇に上がると、両手を拡げて私にこう言いました。

「牧師さま、私はあなたの説教が気に入りました。もし100万ドルあったら、あなたは今話されたことを実行なさるでしょう。あなたが明日の朝、私のオフィスにお越しくださるなら、私はその100万ドルを差し上げたいと思います。申し遅れました。私はフィリップ・ダンフォース・アーマーと申します」。

翌朝、ガンソーラス氏は実業家のアーマーのオフィスを訪ね、100万ドルを提供されたのである。アーマー実業大学は、その資金によって設立された大学である。現在その大学はイリノイ大学として知られている。

「 思考は現実化する」