特徴の多いこのジャケットの紹介を続けて。
左の袖口のポケット。
このポケットのみ左右対称ではなく左だけにある。
サイズは約80×180mm。
ファスナー部の長さは150mm。
小物を収納するのが精一杯のサイズだが、車などの鍵を入れるのに便利。
ただ、後継の606PHANTOMソフトシェルジャケットではフードと共に廃止された。
背面のポケット。
左右両側にファスナーがあり、両側は繋がっている。
内部は薄い伸縮性のあるメッシュ地になっており、
ポケットと言うより通気性を考慮しているのではないだろうか。
この部分には手袋などの軽い物を入れよう。
サイズは約200×280mm。
脇部のベンチレーション。
上から下に開くようになっている。
開口部は大きめ。
画像は無いが腕の部分は生地が二重になっていて耐久性が高い。
裾部分を内側より見る。
裾部分はドローコードが入り、左右の留め具で調節可能。
留め具はナイロンテープで固定され、ゴムのコードを引くだけで締める事ができる。
ここで素材について触れてみよう。
CONDOR社は3レイヤー・ラミネイテッド・ソフトシェル・ファブリックとしている。
ついてきたタグによれば外側に100%のポリエステル、内側にスーパーファインフリース、
中間に通気性フィルムをはさんでいる、とされている。
水分を外側で防ぎ、風を中間のフィルムで通さず、内部からの熱をフリースで閉じ込めつつ、
内側からの湿気は外に逃す、としているが、
少々熱が篭る感じがする。
また、若干生地が固め。
よく分からないけどテフロンのタグが中に入っていた(何故か他のタグと違ってポケットに入っていた)
ので、テフロン加工されているのかもしれない。
各所に使われているファスナーはちょっと変わったもので砂などが噛み難いような感じになっている(?)。
YKKかと思いきやYCC。どうやら中国のメーカーのようです(この服の縫製は中国)。
大半のファスナータブには紐が通されて引きやすくなっているが、紐は少々チャチい。
最後に袖口。
画像では見難いが半分にはゴムバンドが入り残る半分はベルクロで固定する。
ベルクロのオスはゴムのような素材。
レプリカや実物のタクティカルジャケットでも使われていますね。
全体を通して見てみると元ネタは軍用のレベル5ジャケットを基にしていると思われますが、
内側にフリースがライニングされ、単体での保温性を向上させています。
反面、シルエットは細身になっており、スタイリッシュではあるものの若干動き難さを感じます。
サイズに関して大きめとの意見もありますが、
基本的なアメリカサイズと違いは無いように感じます。
このジャケット、比較的安価でデキがいいので本国アメリカでも売れたとかで、
存在を知った昨年末には入手ができませんでした・・・。
1月の末に少数が国内に入ったようで、どうしようかと思っていたら欲しかったフォリッジグリーンは売り切れ。
慌てて購入と相成りました。
欲しい物は早く買うべきですね(笑)。
2月後半あたりから国内各所に入ったようですが、季節的にバーゲン扱いとなったところも少なくないようです。
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