日経平均株価が、史上初めて4万円を超えた。34年ぶりの最高値更新と、関係者が騒いでいる。またしても、米国のAIや半導体ブームによる米国株の上昇につられての日本株の上昇である。中国経済の停滞で余った資金を日本株に投資、すなわち、日本の産業経済が上昇しているのではなく、機関投資家、特に海外投資家が、日本株を購入し高め、最高値になれば売りに走り、それに刺激を受けた日本庶民が日本株を購入するときには、時すでに遅しとなる、すなわち、泡となるのであろうか。資産家や金持ちだけがますます資産を増やし、格差が拡大する構造社会が現代であることを肝に銘じなければならない。汗水たらさず、楽して暮らそうとする精神の集まりは、いずれ国を衰退させ滅ぼすのではないか。
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