「私は、ばん馬・・・・」

「私は、ばん馬。馬そりの重りが重たくなった」
この言葉は、直木賞贈呈式での桜木柴乃さんの発言です。
ご存知の方もいるかと思いますが、ばん馬を引き合いに出してくれて、驚き、嬉しかったです。
以下、全文です。
「私は、ばん馬競走の馬みたいなもので、いつもいつも砂の山をかいている。身に余る評価をいただき、
馬そりの重りが重たくなった気がする。賞の名に恥じないよう、これからも勉強しながら書き続けたい」と
力強く語られました。

この世に生を受けて生涯を全うするなかで、山あり谷ありの時間のほうが多いと思います。
楽して生きていければこんなハッピーなことはありません。
人間は、苦労するように神様が与えた試練のような気がしています。
でも、その苦労を乗り越えて行く力も神様から授かっています。

「真っ暗いトンネルを抜けると、そこは七色の虹がかかっていました」といえるような「ばんえい競馬」にしたいもです。