上の写真は、メリケンパーク手前の海上保安庁の横に有る公園の、柵です。
ハーブ園は、新幹線の新神戸駅の裏山に有り、ロープウェイで登れます。
昔、あの場所は、ゴルフの打ちっ放し場でした。
山の頂上から、谷を挟んで向こうの山へ向かって打っていました。
山の上ですから、当然、車でしか行けませんでした。
私は親父に連れて行かれ、ボールを打つマットの上にボールを置く役目でした
全然楽しくはなかったですが、見晴らしだけは良かったのを覚えています。
当然、紅葉の頃はすごく綺麗で、見とれていて、
ボールを置くのを忘れていて、早よ置けと怒られてました。
ただ、山の頂上ですので、風が強くてボールも真っ直ぐ飛ばないし
ポールを置いているだけの身としては、寒くて、寒くて、
体育座りして丸くなって、黙々とボールを置いているだけで、
早く終わってくれへんかなと、祈ってました。
今のハーブ園は、とっても綺麗に整備されてカフェとかレストランも有り、
大都市の真ん中で周りは紅葉に包まれ、同時に、
市街地から大阪湾を見渡せる景色が見られるような所は、
稀有だと思います。
三ノ宮の駅から新神戸の駅まで、地下鉄で、ひと駅だし、
そこからすぐのロープウェイで簡単に頂上まで行けます。
歩きたいのなら、しっかり登山道も有りますし。
たしか、車でも登れると思います。
ベストの紅葉の期間は、一週間ぐらいしかないですから、
いいとこ、11月の間だけでしょう。
しかし、私個人の好みとしては、冬の山の、うら寂しい、どんよりした空、
ヒューヒュー吹いている冷たい風、
何か悪い事が起こりそうな不穏な空気感も好きです。
そういう所に一人でいると、腹の底から何かが込み上げてきて、
叫びたくなり、フフフフというような笑みがこぼれてきて、
ゾクゾクして、体中の毛が逆立って来るような気がします。
これが、とんでもなく大きくて強いものと対峙した時の、
武者震いなんでしょう、闘争心の根源だと思います。
たまには、現代人も、生物として大自然に対する畏怖を、
心の底から感じて、存在をリセットしてみるべきだと思います。
LET,S GO TO HELL.
