DKのザル碁への独り言

段原浩司です。
県代表を目指すザル碁打ちです。
私の独り言を、我慢して聞いていただければ嬉しいです。

打碁の検討の仕方 3

2018-10-17 23:57:14 | 石の攻め方

白番の立場で見てみます。

右下のワカレはどっちもどっちでしょう。

黒のケイマに白が一間に飛んで受けたところです。

今日のポイントは、この受けが上達を妨げる手ということです。

内容としては、逃げるだけで効率が悪いから、と言えるのですが、

大事なことは、相手が打ったから仕方なく打った、という点が

悪いことだということです。みなさんも、いい所を打たれたから

逃げないといけないのでは、と思いませんでしたか。

利かされるなら、最初からこのあたりに打つのが、白にとって

必争点、局面の急所だったことになります。

それを逃してしかも相手のいいなりになる、という手が一間受けの手なのです。

こうした無意識の悪手=相手の石についていく効率の悪い手

がアマチュアには非常に多いのです。

読みを鍛えるには、3通りの打ち方を意識するように書きました。

普通に打つ・反発する・手抜き

これが出来るようになると、無意識の悪手が激減します。又、上達に直結します。

自分の打ち碁を検討する時、どれだけ相手の石についていっているか、検証

してみてください。上達に悩んでいる人ほど、無意識の悪手が多いです。