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れすぃむり るーずなーめむ

一個研究現代東北回民史之人的日常記録。

Tatar Folklores and Folksongs。

2009-11-06 19:15:05 | Gunlerimden
こんにちは。
先日学会にお邪魔するついでに足を運んだ古書市にて、以下の本を見つけました。
Ignác Kúnos, Zsuzsa Kakuk(ed.), Oriental Studies 4. Kasantatarische Volkslieder, Magyar Tudományos Akadémia Könyvtára, 1980.
Ignác Kúnos, Zsuzsa Kakuk, Imre Baski(ed.), Oriental Studies 8. Kasantatarische Volksmärchen, Magyar Tudományos Akadémia Könyvtára, 1989.

2書はともに、ハンガリーの著名なトルコ学者クーノス=イグナーツ(1860-1945)が、
第一次大戦時に捕虜となったタタール人たちから採録した民謡・民話が収められており、
それぞれドイツ語の対訳が附されています。
クーノスによるタタール語民話・民謡採集については、
以前より私がお世話になっているオスマン語教本に講読用テクストとして載せられていたため、知ってはいたのですけれど。
意外なところで現物にお目にかかった、というわけです。
いづれも500円、と安かったので、両方購入してしまいました。

で、一通り目を通してみたのですが、
以前自習で使ったポッペの教本が採用していた転写法とは結構違う表記がされているためか、
本の内容とは別のところで少しく読み難さを感じました。
「寧ろアラビア文字で書いてくれた方がわかりやすいのではなかろーか」
などと思ってしまったほどで(笑)
もっとも、現在でもテュルク系の言語の中には、
殊にネット上では結構色々な表記法が混在しているモノもあるようなので、
馴れたらさくさく読めるようになるのでしょうが。

収録されている民話・民謡そのもの自体は、
「素朴そのもの」、という印象を受けました。
「昔話」が御好きな方ならば、一度手にとられてみてもよろしいのではと。

それでは。

ゆーなーにー・まかるなす。

2009-10-26 22:52:06 | Gunlerimden
こんにちは。
一昔前なら食費削減の手段となり得たスパゲティですが、
ここ一二年程は値段が随分高くなり、
特定の店以外では、
全くといっていい程買っていなかったのですけれど。

本日近辺のQQショップにて、500グラム105円の品を見つけ、
これはとばかりに手にとってみますと、
「原産国:ギリシア」の表示が。
....いや、100円ショップも国際化が進みつつありますなぁ。

ちなみに。
同商品に先んじて販売されていたトルコやチュニジアのスパゲティは、
小麦価格上昇時と変わらず、250-300グラム販売のまま。
ギリシアスパゲッティ、原価どれだけ安いのよ(笑)

ただ、一応イタリアのメーカーが作っているらしいので、
余りにもアレなことはないと思いますが。

それでは。

Benim “yer ”im nerede?

2009-10-24 00:32:25 | Gunlerimden
こんにちは。
一昨日、所属先のゼミで簡単な報告をしました。

我ながら非道い出来だと、
内心聞いて下さっている方々に詫びながらのモノでしたが。
先生方のお一人から、
「~くんのやっていることは東洋史になるの?(中略)そうならば、自分が東洋史でやっていることを自覚しながらやらなきゃ駄目だよ」
という様なコメントを頂きまして。

...私は大学入学来の方、自分がやっていることは東洋史の枠組みでのことだと信じて来ましたし、
周りもその様に認識しているとばかり思っていたので、
少しくショックを受けまして。
出来が悪いばかりに歴史「学」ではないと思われたのでしょうか。

ま、「東洋史」という「枠組み」そのものに関しては、
些か疑問を抱くことも無くはないのですけれど。

ホント、私がやっているコトって、
どんな分野に入るのですかね。

それでは。

拍子抜け。

2009-10-19 23:48:06 | Gunlerimden
こんにちは。
本日昼過ぎ、
写真の場所にて民国期の雑誌を一誌見て参りました。

アタリを着けていた記事一件以外には、差し当たり使いそうもないので、
同記事のみ複写して来たのですけれど、
読んでおりますと、以下のようなくだりに行き当たりまして。

「東北之組織「××××××××」,其用心絶不在宗教,而在利宗教此,吾人極応覺悟者一也日本奪地,目的所在,不僅東北...」
....どうみても標点間違えとるわな(笑)

当該文献は一応、日本の「悪業」を暴露する、みたいな感じの記事なのですが。
感嘆符で終わるパラグラフに挟まれてこんな文章がでてくると、
思わずずっこけてしまいますね(笑)

...もっとも、私もあとから自分の誤字に気付くこと、結構あるのですけれど...。
気を付けねば。


それでは。

灯台もと暗し?

2009-10-14 22:37:12 | Gunlerimden
こんにちは。

ここ数日のうちに、
これまで「海外行かないと無いかなぁ...」と思っていた文献のうち2.3件が、
国内でも閲覧可能なことに気が着きまして。

灯台もと暗しとはよく言ったもの...ではなく、
ひとえに私の不注意によるのですけれど。

殆どは東都にあるので、
閲覧出来るのも少し先になりそうですが、
さくっと行ける場所のものだけでも、
近いうちに見にいくつもりです。
「使える」モノだとよいのですが...。

それでは。