皆さんこんばんは。
任天堂の岩田社長がアメリカで開催されているゲーム関連
製品の展示会「E3 2006」のプレスカンファレンスを行い
Wii（旧称レボリューション）について新たな情報を公開
しました。
さらに詳細な内容を知りたい方は任天堂のWebページを
ご覧下さい。
Wii用のソフトに関してはITmediaに画像付きで紹介されて
いますのでそちらをご覧下さい。
主な内容は下記の通りです。
「WiiConnect24」機能により電源を切っていても豆電球１個
ほどの電力でネットワークに接続されている状態になります
ファンも回らないようなので騒音の問題も無いようです。
この機能を使うと、具体的には「どうぶつの森」を遊んでいる
最中だけではなく、遊んでいない（Wiiの電源を切っている）
状態でも、インターネットを通じて他の人があなたの村に
行ったり、手紙を送ったりする事が可能なったり、自動的に
新要素やアイテムをダウンロードすることが可能に
過去に下記のハードで発売されたゲームをインターネット
経由にてお金を払ってダウンロードすることで遊ぶことが
できる「バーチャルコンソール」
ファミコン
スーバーファミコン
ニンテンドウ６４
メガドライブ（セガ）
ＰＣエンジン（ＮＥＣ・ハドソン）
ゲームキューブのソフトで遊ぶことが可能（上位互換）
オプションの「オペラブラウザ」をインストールすること
でWebサイトを見ることも可能
ゲームやデータなどの保存領域となるフラッシュメモリ
は標準で５１２ＭＢ搭載 ただし、ＳＤメモリカード
スロットにＳＤメモリカードを差し込むことで容量を
増やすことが可能
コントローラー・メモリーカードなどの周辺機器もWii用
として利用可能（ただし、モデムアダプタ・ブロードバンド
アダプタ・ゲームボーイプレイヤー・ＡＶケーブル・ＡＣ
アダプタは除きます。）
ゲームやバーチャルコンソール等のフラッシュメモリに
入っているソフトは数秒で起動可能
コントローラーにはスピーカーが内蔵されていて
手元でBGM等を聞くことが可能
通信機能として無線LAN（IEEE802.11b/g準拠）を標準搭載
さらにオプションのUSB－Ether(LAN端子)変換コネクタを
使うことにより有線接続も可能さらに独自方式により
ニンテンドーＤＳとも無線通信が可能
５／１０ １９：１０追記
GAMEWatchによると
発売予定は２００６年１０月～１２月の間
Wiiの概要 [コントローラ]によると
ヌンチャク（拡張コントローラー）は本体に同梱される
クラシックコントローラーは別売り
（ＰＳ２のコントローラーに似ている気が・・(^^;)
今回の発表でWiiの具体的な機能がさらに明らかと
なりましたが、今回の発表内容をＰＳ３と比較する
と個人的には任天堂側の圧勝という気がしました。
特に「WiiConnect24」は遊んでいるかどうか関係なく
リアルタイムにゲーム内容を更新出来るという点で
岩田社長が例に挙げていますが、「おいでよどうぶつ
の森」で相手の村に遊びに行くには相手がゲーム機の
電源を入れて、インターネットへ接続していなければ
ならないという制約があり、この制限が「常識」と
なっていたのを覆そうとしていることを考えると
まさにこのゲーム機のコードネーム「レボリューション」
（革命）という名前にふさわしい機能だと思います。
ニンテンドーＤＳと「どうぶつの森」でネットワーク
接続によるゲームの広がりを楽しんだ、今までゲーム
機を購入しなかった人々が新たにWiiと「どうぶつの森」
を購入し、任天堂とソニーのシェアが逆転する可能性を
十分に感じ取ることが出来ました。
ＰＳ３の記事の時には「購入するかどうか悩む」と
書いたのですが、Wiiに関してはここで「必ず買う」と
断言したいと思います。(^^;
関連リンク
Wii最新情報公開 E3 2006（任天堂）
「任天堂メディアブリーフィング」で紹介されたタイトル――Wii編（ITmedia）
ＰＳ３の価格と発売日が発表（でじたるな部屋）
でじたるな過去の部屋
２００５年５月１０日の記事
次世代ＤＶＤ ディスク部分はソニー ファームウェアは東芝へ？（追記有）
結局２つの規格は分裂したままで両機種が発売される
事態となってしまいました。ＰＳ２発売がＤＶＤ普及に
一役買ったように、ＰＳ３がブルーレイディスクの普及
を促進させる可能性がありますが、ＰＳ３の価格
（安価なモデルで６２７９０円）を考えると難しい
ような気がします。