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松下電器が65V型プラズマテレビを99万円で発売

2005年08月26日 19時10分00秒 | デジタル家電
皆さんこんばんは。

放送規格のデジタル化・ワイド画面化が進んできたこと
や「1インチ=1万円」つまり30V型の薄型テレビだ
と価格が30万円を切ると、ブラウン管から液晶やプラ
ズマ方式の薄型・大画面テレビへのシフトが進んでいく
と言われていたとおり、20~40インチクラスの液晶
やプラズマテレビに関しては、1インチ=1万円を切る
価格になっていて、これが普及に拍車をかけているよう
です。

そんな中、ITmediaによると、松下電器が65V型の
「フルハイビジョン対応型プラズマテレビ TH-65PX500」
を99万円と100万円を切る市場想定価格で11月1日
に発売すると発表されました。

このプラズマテレビの画期的な点は「65V型で市場想定
価格が100万円を切った」事と「フルハイビジョンに
対応」している2点だと思います。

「フルハイビジョンに対応」という言葉は聞き慣れない
人が多いと思いますが、デジタル放送などのハイビジョン
信号フォーマット
の一つである「1080i」という規格で
必要な解像度(画面の細かさ)となる1920×1080
ピクセルに対応しているという意味なのです。

カタログをよく見ないとわからないのですが、現状で
販売されている多くのハイビジョンテレビは解像度が
1920×1080以下、つまりフルハイビジョン
には対応していないことになります。

ただ、対応していないと言っても40インチ以下で
はほとんどの機種が1366×768ピクセル前後
の解像度は確保されているため、普通に見る分には
フルハイビジョンかハイビジョンかの違いは解り
にくいかもしれません。

しかし、2005年度にはデジタル放送受信機の
普及率が一気に加速すると言われている10%を
超える見込みで、今後は価格と性能の競争が一段
と激しくなると予想されるため、松下電器はこの
時期に「価格=100万円を切る」「性能=フル
ハイビジョン対応」の機種を発表したものと考え
られます。


最後に、これからハイビジョンテレビを買われる方は
画質の他に下記の項目も検討に入れた方が良いと
思います。

1,液晶やプラズマパネルパネルの解像度
フルハイビジョン対応の機種はまだ少ないですが
解像度は一度購入すると変更がききませんし
中には解像度が1366×768ピクセルよりも低い
機種もありますので、購入後長く使いたい場合は
この点を検討する価値は十分あると思います。


2,HDMI端子が搭載されているかどうか
現状ではD端子がハイビジョン接続用に用いられて
いますが、将来はHDMI端子に移行する予定に
なっていますので、HDMI端子が付いた機種を
選んでおけば、長く使える可能性が高まります。


関連リンク
松下、99万円のフルHD対応65V型プラズマテレビ(ITmedia)

ビエラホームページ(松下電器)

地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンプラズマテレビ「VIERA(ビエラ)」TH-65PX500を発売(松下電器)

ハイビジョン(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

HDMI(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)




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