NTTは10月1日、2005年1月1日より今まで一度も
値下げしたことが無かった基本料金である「回線使用料」を
値下げすると発表しました。
NTTの「回線使用料」は自分が住んでいるところを担当
している電話局の加入者の数で決定されています。
つまり人口が少ない場所ほど安く、逆に人口が多いほど
高くなります。具体的な基準は下記のとおりになります。
3級局 40万加入以上
2級局 5万~40万未満
1級局 5万加入未満
具体的な値下げの内容はというと
ダイヤル回線の回線使用料を値下げ(ただし現在1級局の
基本料金1450円(税込1522.5円)を払っている
場合は値下げされません)
プッシュ回線の付加機能使用料を廃止し新たにプッシュ回線用
の基本使用料を新設して値下げ
具体的な値下げ幅については
NTT東日本・
NTT西日本の
各ニュースリリースをご覧下さい。
電話料金を口座振替にしている場合に口座振替状況を従来の
書類からWeb上で確認する方法に変更する「@ビリング」
を利用するとさらに100円値下げ(ただし現在1級局の
基本料金1450円(税込1522.5円)を払っている
場合は値下げされません)
NTTの「マイラインプラス」に登録を行うと県内通話料を
距離にかかわらず一律とするサービスを提供
せっかく今まで判りにくかった基本料金の料金体系を一本化
出来るチャンスだったのに、さらに項目を増やした料金体系
になってしまいました。
さらに「ダイヤル回線」と「プッシュ回線」で基本使用料を
区別する意図が私には理解出来ないです。
電話誕生の地であるアメリカでさえ「プッシュ回線利用料」と
いうものは無く、不条理な料金と思っていただけに、今回の
変更内容は残念です。
関連リンク
ニュースリリース(NTT東日本)
ニュースリリース(NTT西日本)
NTT東西、電話料金の値下げと県内一律通話料の割り引きサービス導入(Broad Band Watch)]