Diario di SARUMI

主に旅行記です。
たま~にブログ更新!?

【6日目】 ヴェネツィア2日目

2006-05-02 | タイ&スイス&イタリア旅行(2006)

起きたのは8時半頃、いや9時に近かった。
支度をして朝食をとりに食堂へ。食堂は意外と広々している。ハム・チーズにコルネットやその他のパン類を食べる。ドリンクも豊富でカプチーノやカフェラテ、そして大好きなブラッドオレンジジュースがありいただく。
一度部屋に戻り、荷物をまとめる。もう1泊するのだけど、やっぱ部屋替えて欲しくて…。狭いだけじゃなく、クローゼットの辺り(というか中?)から、何か音が聞こえて気になる。そのせいで夜は何度か目が覚めてしまった(音はかすかだけど、気になって眠れなかった)。
で、外出と共に部屋の交換を申し出る。が、今日は空きがないから無理とのこと。仕方ない、もう1泊のガマンである。今日も一日中外出しとこ。

さて、まずは駅に行って、明日のフィレンツェ行きの切符を買う。これまた随分ゆっくりの出発で10:44発のESにした。それからタバッキで切手を…っと思ったら置いてないとのことで買えず。仕方ないので諦めて、またバスで本島へ向かう。ローマ広場に着き、昨日持ってなくて不便に感じたので、観光案内所で地図を買った。そしてヴァポレットの発着場近くのタバッキで再度切手をあるか聞くが、やはりない。でも、隣に郵便局があることを教えてもらった。郵便局は両替の方ほど行列ではなかったものの、郵便の方も何人かが並んでて、しかも進みが遅かったので、少し待たされた。切手は、既に書き終えた分と、これから書く予定の分をまとめ買いし、チューリッヒから持ったままの絵はがきは外のポストに投函する。

そしてヴァポレットに乗り本島へ。今日は№82に乗ってみる。№1とルートが違い、カナル・グランデを通らない。ここっておそらくアドリア海かな?思い立って乗ってみたモンで、途中デカイ船に出くわしビックリ。一瞬、本島以外のどっかの島に行くんだっけ?と不安になったけど、ちゃんとサンマルコ広場に到着。

まずはドゥカーレ宮殿の見学。切符は12ユーロで、他の施設と共通である。他は行くつもりないので、ここだけのチケットでいいけど、ないのかな?見学前にトイレ済ませ、まずは中庭へ。それから建物に入り階段を上る。この階段、前回ツアーで来た時に印象深かったものなので、ここでだいぶ写真撮ってしまった。で、上に着いてたくさんある部屋の観光となるのだが、順路が指し示されてない。けど、オーディオガイドの番号の若い順に進めばいいんかな?(ちなみに私はオーディオ借りてないけど…) 暫く普通に観光していたら「カメラはダメ!!しまいなさい。」と言われる。ここ写真撮ったらアカンかったんや
宮殿内の壁には絵画があるし、また部屋の装飾も凝っていた。見学も終盤に差し掛かったところで、当時の鎧・銃がたくさん展示されてあった。友達に、こういうのが好きな子が居るのだけど、彼だったら、メッチャ食い付くんやろな~。
最後は、地下牢を通り、カサノヴァが通ったという溜め息橋を見に行く。この地下牢を見学する人が少なく、ほんの数人見かけただけ。前後に人が居ないと不気味やし怖い。

ドゥカーレ宮殿に居ること2時間強、14時をとっくに過ぎていた。サンマルコ広場に出ると、鐘楼とサンマルコ寺院に人がメッチャ並んでいる。昨日、遅めの時間やったから空いてたのかな~。

その後、サンマルコ寺院の横にあるバールを覗く。中途半端にお腹空いてたけど、夜までガマンのつもりで食べるのを止めて島をブラブラ。たまたまインターネット店を見つけた。聞くと、どうやら日本語フォントは見るだけはOKとのこと。メールはローマ字で書いて数十分しか使う予定じゃなかったけど、結局1時間近く居てしまった。お店の人は親切で、日本語フォントが読めるようにちゃんと設定してくれたし、設定後に「(後払いのため)今からカウントするけどいい?」と聞いてくれたし。
ネット代はちょっと高かったけど、これもヴェネツィアならではなのかも?(とにかく物価が高い

ネットを終えて外に出ると、日本ならもう夕方という時間帯だけど、まだまだ明るい。夜まで何も食べずにおこうと思ったけどやっぱ無理(腹減った~)。さっき見つけたバールで、切り売りのピッツァカプリチョーザを買い、サンマルコ寺院の横の階段に腰掛けて食べる。日差しが強くて背中が熱いわ。

ここでゆっくりした後、ドゥカーレ宮殿との共通券で行ける所を見学しようかと思ったものの、さして興味なかったので止めにして、ヴァポレットに乗って、サンマルコ広場の対岸にあるS.M.デッラ・サルーテ教会に行く。
ここは観光客が少なくて静か。まずは教会の中に入って一周する。中はちょうどミサ中だったので、簡単に写真を撮ってから外に出て、運河に向かって階段に腰掛ける。天気が良くて日差しが強いのでサングラスをかけた。しかし、風が冷たく気持ちいいわ。ホテルはホント狭く、息詰まりそうなので、この広々した空間で絵はがきを書く。けっこうな枚数をゆっくり書いたので、ここに1時間以上居た。しっかし、ホンマのどか(^^♪

だいぶゆっくりしたせいで、けっこうな時間になっていた。こんなに明るいと時間の感覚が…。せっかくヴェネツィアに来たので、ガラス細工とか買おうかと思ったけど、以前来た時に買ったり、姉に貰ったりしてたので何も買わず(私にしては珍しいかも?)。

次にガイドブックに載ってたマルキーニというお菓子屋さんへ。
どこかな?と思いながらも、他の店に寄り道。で、店頭に美味しそうなお菓子が並んだお店に入る。すると、ガイドブックに写真が載っていた仮面型のチョコレートが。そう、ここがまさに探していたお店だった。この仮面型のチョコ、持つとメッチャ重いなのでお土産にするのは止めておく。軽そうなものを探していたら、薄っぺらいチョコ発見。いちおう「これ、チョコレートですか?」と店員さんに聞いたら、親切に色んな味があることを教えてくれた。ちなみに、ミント、ヌガー、ミルクチョコなど数種類。1枚味見させてもらうと美味しかったので、これを買うことに。しかし、誰にこのチョコを買って帰ろうか考える時間が欲しかったので(いくつ買うか決めるまで)、暫く待ってもらった。このお店はカード払い(しかも私のメインカードであるJCB)できたのでよかった~。このチョコ、薄くて軽いといっても、大量に買ったので意外と重さがある。っていうか、普通に重いやん

それからリアルト橋目指して歩く。途中、ブランドショップ街を通り、その中にCoinというデパート(←に毛が生えた程度)に入る。トイレでも借りようかと思ったから入ったんだけど表示はあるものの、上から×印がされてる。たぶん観光客がいっぱい来て迷惑なんやろね?別にトイレに行きたいってのではなく、Coin見つけたからトイレにでも…って感じだったのですぐに店を出た。
その後、ベネトンへ。ここはあまり品揃えが良くなく、子供服が大半である。甥っ子の服を見たけど、気に入ったのがなく買わず。
そしてまたFURLA前を通る。今日は昨日よりお客が居たので入りやすそうだった。ちょっと考えたけどやっぱフィレンツェやローマで買ったほうがよさそ。

リアルト橋に近付くにつれ、ガラス細工を扱ったお店が多かった。買わずにおこうと決めていたものの、母への誕生日プレゼントのことを考えてしまい、ちょくちょく物色。なのに決まらなかった。

もう20時近い。明るいから時間の感覚が…… 昨日はホテルに帰ったのが遅すぎたので、今日こそはと思い、そろそろ夕食をとることに。
まずはリストランテ探し。手っ取り早くリアルト橋付近をブラブラ。
この辺りは運河沿いに軒並みにリストランテが連なっている(まあ、ホテルの1階がリストランテだったりするねんけど)。景色がいいからちょっとお高いのかしらん?と心配しつつ、店先のメニューで値段を確認する。すると、とある一軒でカメリエーレに、片言の日本語&英語で勧誘される。「魚とお肉どっちがいいの?」って聞かれたので、もちろんシーフードと答える。すると、イカ墨パスタを勧められた。「これ、昨日食べました。」と、ちゃんとイタリア語の過去形を使って返事する。過去形って、旅行会話では使うことないから、とっさに言うのは難しいねんけど、「Ho mangiato」くらいわねー カメリエーレは、次々とメニューに載ってる料理を指差して「Buono」なんて言ってる。そういえば私、一度ボンゴレ・ロッソを食べたかったんよーと思い、メニューから「vongole」を探し出す。しかし、これ「rosso」と書いてない。どうやら「bianco(ビアンコ)」の方。「ボンゴレ・ロッソが食べたい。」と言うと、「問題ない、これにトマト入れてあげるから。」とカメリエーレ。一皿14ユーロと他の都市より少々高めやけど、ヴェネツィアなら相場はこんなモン?トマト入りでも14ユーロかと聞くと、「イタリア語話せるの?」と。今頃気付くか?まあ、ええわ。結局14ユーロでOKとのことなので、このお店に決める。ボンゴレ・ロッソ、トマト&モッツァレラチーズのサラダを付け、ドリンクは白のグラスワインを注文。しかし、店先でメニューを決めてしまったため、ドリンクの値段確認するの忘れた。昨日のようなことになってはいけないと、飲む前にチェック。7ユーロってことは、昨日は別にぼられた訳ちゃうんやね

運河沿いに作られたテーブル席は、なかなかステキ ちょっと外が暗くなってきて、明かりを灯してくれたのでなおさらである。こんな景色見ながら食べるのなんて初めてやわ。しかし、何てったって一人旅。そこがツライ (^_^)/~ 
食後はドルチェ。今日はパンナコッタにした。大きなお皿に生クリームが添えられたパンナコッタ。さらにイチゴのソースとかが芸術的にかけられてて、食べるのが勿体無い。もちろんカメラに収める(これに限らず、旅先では食事全て撮影している)。
21時過ぎにお店を出る。出た時、このリストランテで一番男前のカメリエーレに挨拶され良い気分 (*^_^*)

さすがに21時を過ぎると真っ暗。運河のそばやリアルト橋から写真を撮り、夜景を楽しむ。
その後、ヴェネツィアグラスのちょっと高級っぽいお店がまだ開いてたので、中を軽く覗く。この店舗の2階は、どう考えても持って帰れそうにない、大きなオブジェとかが展示されてあり、綺麗だった。

今日こそは早くホテルに帰ろうと思い(既にこの時点で遅いかも?)、リアルト橋からヴァポレットに乗る。船内はけっこう人が゛いっぱいだったので、外の景色が見れる場所に立っていた。そのお陰で、夜景を思う存分楽しめた。
ローマ広場に着くとすぐにバスがやって来たので乗って帰る。ホテル近くにバス停があるのだけど、降り損ねが怖かったので、一つ手前のメストレ駅前で、たくさんの人達と一緒に下車して、ホテルまで歩いて帰る。道はけっこう暗かったので近道をと思い、公園を突っ切るってみたんやけど、暗さのせいですんなりと帰れず、逆に時間がかかってしまった。

部屋に帰ってまずは荷造り。スーツケースは全開できないので、そうきっちりできなかった。その後、狭々のシャワーに入って、簡単に洗濯してから、ベッドの上に寝そべりながら、お昼に書いた絵はがきの宛名を書く。寝たのは2時くらいだった。

〔S.M.デッラ・サルーテ教会〕 右は、教会前からの眺め
 

〔ボンゴレ・ロッソ & パンナコッタ〕
 
           
〔リアルト橋〕 夜でも観光客でいっぱい


〔リアルト橋からの夜景〕 ペットボトルを三脚代わりにして撮った写真



【5日目】 水の都ヴェネツィアへ

2006-05-01 | タイ&スイス&イタリア旅行(2006)

朝風呂に入るため、7時半には起きた。
身支度をして、荷物をまとめてから朝食。今日も簡単な朝食だったが、昨日食べて美味しかったチョコレートクリームをパンに塗って食べた。

9時半頃にチェックアウト。レセプションで少し待ったのと、カードの支払いに時間がかかったため、駅へは急ぎ足で向かう。ガゼッタと水を買ってから、切符に刻印しホームへ。
既に10:05発の列車は入線してて慌てて乗る 既に人がいっぱいである。ちなみに今日はIC(インターシティ)で席の予約をしてないので、空いてる2等席を探すが、なかなか無い。
で、列車は動き出したが席が決まらず、車両をどんどんと突き進む。途中、日本人男性の人がドアを開けてくれて、「この辺は2等席だから、どこでも空いてたら座らせてもらわないとダメですよ。」と。一瞬喋っただけだが、喋り方からして、こっちに住んでる人だったかも?昨年出会ったMさんもそうだったが、こっちに住んでる人って、すごく物腰が柔らかいのよねー。だから憧れるのかしら
しばらく車両を突き進むと、6人席のコンパートメントの通路側に空席が。聞くと空いてるとのことだったので、ここに座る。スーツケースは通路に置かせてもらった(他に置き場所なかったから)。6人のうち3人は韓国人の女の子で、ここはアジア人が半数以上占めてた。彼女たちのうち一人はドイツ語と英語が喋れるみたいなんやけど、車掌さんがイタリア語オンリーの人だったので、切符買ったりするのに困っていた。切符の金額を聞き取れずにいたので、間に入って通訳してあげたらよかったんかもやけど、私の英語の発音が悪すぎるといけなかったので止めておいた(恥かくから)。
車内ではガゼッタを少し読む。昨日のピッポのドッピエッタがデカデカと記事になっててちょっといい気分 その後は睡眠タイム。

ミラノ発は少し遅れたけど、ヴェネツィアのサンタ・ルチア駅の一つ手前、メストレには定刻の12:56に到着。ヴェネツィアには2日間滞在するのだが、ヴェネツィア本島は高すぎて、あちらにホテル取ることが出来なかったので、ここメストレに。リド島に泊まる手も考えたけど、次はフィレンツェまで列車で行くから、こっちの方がラクかなと思って…。しかし、ここメストレもたくさんのホテルがあるから、それなりに観光客が多いのだろうに、駅は階段しかなくツライ 
今日のホテルPiaveは、駅前の大通りを行くこと2,3分で、途中右折すると見つかるはず。が、地図も大雑把なのしかないのでよく分からず、たまたま挨拶してきたイタリア人男性に聞いてみた。すると親切に教えてくれた。

ホテルには13時過ぎに到着。もうチェックインできるとのこと。フロントと私の泊まるフロアを見る限りは小奇麗なホテル。しかし、ドアを開けると……。
狭すぎる~~ シャワールーム・洗面台とトイレは特に。トイレなんて便器に座ると洗面台が机のようになるし、シャワールームはもちろん小さく、バスマットを1枚置くスペースすら殆ど無いという…。で、部屋のほうはスーツケースを広げれない。なので、空けた片側は壁に立てかけるしかなかった。
極めつけが古めかしいクローゼット。なんか虫か何かの音(時々ジリジリって感じで)が聞こえるような…。怖いわ~ とりあえず1日は我慢して、明日部屋を変えてもらうかな?
部屋が狭いのでとっととお出かけ。まずはメストレ駅構内で、バス・ヴァポレット(水上乗り合いバス)共通の切符をタバッキで購入。とりあえず24時間券でいいかなと思い聞いてみたが無いとのことで、ほぼ倍の値段で72時間券を購入(ちなみに48時間券は元々売ってない)。まあ、メストレから本島に往復×2日するし、その後も島巡りするかも?ってことで。72時間券はガイドブック記載の金額より値上がりしていた。
切符を買ったときに、本島に行くバスの停留所も聞いておく。駅前にあるバス停がそれだった。ここで№2のバスを待つこと数十分。バスの車内は混み混み。ちょっと体勢が苦しいが我慢。15分くらいでローマ広場に到着。ここからすぐヴァポレットが発車している。路線によって少し出発地点が違うみたい。

まずは№1の各駅停車でカナル・グランデ(大運河)を通り、島の中心部のサンマルコ広場へ。サンマルコ広場はさすが観光客だらけ。しかし、以前ツアーで来た時よりはマシかも?
お天気がいいのでまずは鐘楼へ。並んでる人の列が長かったわりに回転が早いのか、思ったほど待つことなく、エレベーターで上に。
鐘楼の上は360℃のパノラマである。色んな方角の景色が見え、もちろん写真を撮りまくる。サン・ジョルジョ・マッジョーレ島も綺麗に見える。上からみたら小さな島なんやけど、実際はどうなんかな?
下に下りてから、向かいにあるサンマルコ寺院へ入る。入り口にはカメラNGとなっていたが、他の人は撮影してるで~。いいんかな?寺院はタダかと思ったら奥のパラ・ドーロ(黄金の浮き彫り)は1.5ユーロ要った。ここでも外国人の人たちはバシバシ写真撮っていた。少し離れた所やけど、パラ・ドーロの切符を切る係員が居るのに、全然注意してないってことはいいのかな?皆フラッシュも使用してるけど…。というわけで(?)私も写真を何枚か撮らせてもらった。サンマルコ寺院は17時までだったらしく、私はギリギリセーフだったみたい、私が見学終えようとした時に入ってこようとした観光客はストップかけられてたわ。

その後、リアルト橋まで行こうと歩き出すが着かない。というのも、ガイドブックの地図は適当に見てるし、なんせ迷路のような道なので、方向感覚が失われている(そもそも、私に方向感覚なんてあったんかいって話やけど…)。
しかし、歩いた道は土産物屋さんがたくさんあって、ブラブラするにはいいわ。途中、いかにもヴェネツィアっていう風情のある景色に出会った。何度かこの道を行ったり来たりする。そこで見つけたお店で絵はがきをまとめ買いする。
その後はちゃんと地図を見て(笑)、リアルト橋方面へ。するとブランドショップ街に着く。お目当てのFURLAも2店あったので、ショウウインドウを覗いて商品のチェックだけしとく。ヴェネツィアで購入してもホテルが狭くスーツケース広げれないから、きちんとした荷造りが無理かと思って…。
リアルト橋までは標識が出ていたので、迷わずに到着。ここからの眺め素敵やわ~。観光客はもちろんたくさん居たけど、橋の上でゆっくりする。そういえば、橋の下は郵便局だったっけ?地図で確認して郵便局を探す。が、今日はメーデーのせいか開いてる気配がないわ。いい加減、チューリッヒからの絵はがきを投函しないととは思ってるんだけど、なかなか切手が買えないでいる。

その後、またヴァポレットに乗船してサンマルコ広場へ…。が、またしても逆方向のに乗ってしまい、一駅乗っただけで下船。ここはカ・ドーロ。大通りに出ると色んなお店が。この近くにスーパーがあるのを思い出し行ってみる。意外と広いスーパーで、お惣菜類が豊富。どれも美味しそうである。ホテルが狭くなければ、これを買って帰って部屋でのんびり食べるのになあ…。
店内を一巡したけど、これと言って目ぼしいものがなかったので、何も買わずそーっと店を出る(何も買わないと出にくいのよね~)。

で、夕食。ガイドブックで見つけたリストランテに行こうと、サンマルコ広場方面のヴァポレットに乗ったはいいけど、よく見たら月曜は定休日やん。しまった 他のリストランテは予算オーバーなので(とにかくヴェネツィアは高いっ)、こうなりゃ行き当たりばったりでってことで、サンマルコ寺院の裏手をブラブラ。
何軒かリストランテがあるうち、ツーリストメニュー14.5ユーロの張り紙があるお店に入る。ドリンクは白ワインを注文。ツーリストメニューの内容は、いくつかのメニューからチョイス出来るようになっていたので、イカ墨のパスタと白身魚のフライにした。
イカ墨パスタはお歯黒になるからという理由で、今まで敬遠してきたので、今日がお初である。イカ墨パスタ、それほどイカ墨がからまってないし、生臭くもない。しかし、パスタがちょっと茹ですぎかも?この店が柔らかめなのかな?白身魚は薄っぺらだけど美味。
最後に3種のジェラートを別に注文。ワイン500ml飲んだのでちょっと目を覚まそうかと。ジェラートは冷たくて美味しかった。
で、お勘定。明細見てビックリ ワイン0.5mlが16ユーロである。値段の付け間違い?っと思ってカメリエーレに確認するが、このハーフボトルが16ユーロと言うではないか。こんな高いワインだったなんて…。これからはワインの値段確認してから注文しないとっ。

お店出たのが21時頃。さすがに辺りは暗く、夜景がキレイである。時間が遅いので早く帰らないといけないのに、ここらで写真もたくさん撮ってしまった。
暫くしてやって来たヴァポレットでローマ広場まで行き、バス停まで行く。もうこの時間、バスの本数が少なく、暫く待ったのだが、その間はけっこう寒かった。やっと来たバスに座ることができたのだが、ワインのせいか眠気が…。危うく寝過ごすところだったが、メストレ駅の次のバス停で何人か降りる人が居て、それに気づき私も下車。ホテルへ着いたら23時半頃とかなり遅かった。それからお風呂に入って就寝。

〔サン・ジョルジョ・マッジョーレ島〕 鐘楼より

                      
〔サン・マルコ寺院〕 


〔ヴェネツィアの運河〕