前略、大宮アルディージャさま~♪-本気で上位を目指すのかー

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前略。大宮チーム内で応用しよう~! ミラーニューロンって知ってますか?茂木先生の講演会より 

2008年02月25日 | 大宮アルディージャ
休日の過ごし方はいろいろあるけれど、日ごろより時間が自由になるという事はありがたい事だと思う。
昨日休日だった私は、紀伊国屋書店・新宿本店で出かけて行った。目的は、

茂木健一郎氏の講演会である。「脳を生かす勉強法」という本の刊行記念だったと思う。

この方、知らない方いますかあ?まあいますよね。
テレビなんかもよく出ているし、NHKの「プロフェッショナル・仕事の流儀」で司会を
されている方です。

印象は、とても気さくな人であり、愉しい人であり、本来のインテリ層というのは
聴衆や他人に対して、学者然としていないような方かもしれないと彼を見て感じました。
世間との接点を持っていながら、自分の研究を追っかけるという姿勢は素晴らしいですね。

おそらく大学のキャンパスでも、同じような空気で講義をされていると思うと学生たちは
愉しいのではないでしょうかあ?知的好奇心を煽る感じは、素晴らしいです。

とまあ。講演内容の詳細は他の方に譲るか、上記の本を読まれる事をおすすめします。
とはいえ、雑談と本の肝を伝えながら、面白エピソードも聞かれたので、いくつか紹介します。

講義の大半は、脳みその事であり、脳にはドーパミンという物質がある。そのドーパミンが発生すると
発生した直前の行動が強化されるという話し。そしてそのドーパミンを発生させるには、自分にとってちょっと
無理と思う事をやり、それを成し遂げる処にある、と。しかし何をドーパミンが出るきっかけにするか?は、自分で
決めないといけない。他人が決めたものではいけないという事。
または、感動をするという事。彼が言うアハ体験?かな。つまり好奇心を持つという事だろうし、興味を持って
いろんなものに接してみようという事だと思う。まあその後は、本書で。

そして脳みそには、ニューロンという神経細胞があると。そのニューロンにも複数の種類があるらしい。

その一つに、「ミラーニューロン」と呼ばれるものがあると。 それは何か??

人間は、身近の人に無意識のうちに似て来るらしい。それはミラーニューロンの仕業らしいのです。近くにいると脳が勝手反応して、身近の人のコピーを始めるらしいのです。これはとても怖い。。。よく夫婦が似てくるとか
言うのも、それが原因だったのかあ?だからこそ、モギモギさんは、「誰と一緒にいるのか?は重要な決断なんだ」とも
言ってました。

これをふまえて、ある人が質問しました。「陸上をしているが、自分が集団で一番劣っているとしたら、
ミラーニューロンの影響で、集団全体が劣って来るのですかあ?」というもの。

答えは、「その通り。劣ってきます」という事であった。
ここだけを聞くと、劣っているとされている人が差別されそうだし、救いようがないように思えるが。

しかし自分が憧れる人と一緒に行って、活動をする。サッカーであれば、一緒にプレーする。
憧れ、そして真似をし、何かを吸収しようとするとミラーニューロンが始動して、上達するらしいのだ。
だからこそ目標や憧れやライバルを持ちなさいという事であった。

ライバルを持つという事。もしくは、憧れる事を具体的に行動する(努力する)事にチェンジしたならば、
ミラーニューロン発動で、良い方向に行くのではないかと思いました。

アルディージャは、ライバルとして浦和レッズを観るかわからないけど、目標をする(憧れとする)チームを持つべきである。
チームとして、まだまだ「劣っている」部分がたくさんある。しかしそれを私は悲観していない。むしろうれしいと思う。それは
将来はどうにでも変化できるという可能性がいっぱいあるともいえるからだ。

目標を持ち、それを常に意識して「傍に」いる。そうやってミラーニューロンをチームとして発達させたいものである。


また選手たちにしても、チーム内に憧れやライバルを見れる相手を探すことだと思う。敵対視ではなく、ともに底上げを図れる相手。
茂木さんはこう言っていた。

「相手の長所を観なさい。相手を長所を見るという事は、現状の自分では叶わない位の能力が相手にあるという事を探すという事でもある。
それは回りまわって自分の強化に繋がるので、とても良い事かもしれない」とも。

この意見は正しいと思う。相手の良さを認める。そこからスタートする。
特に今期新加入の選手たち(学生から選手になった諸君)は、アルディージャ内によき「憧れ」や「技を盗む」姿勢で接してほしいと思う。
世間でいろいろ言われるが、大宮の選手たちにも素晴らしい才能は、いっぱいある。個々人の良さは、今後書いていこうと思うが、
本当にすばらしい逸材がいるんですから!既存の選手たちも自信を持ってほしいと思う。

ダラダラとここまで書いてきたが、ミラーニューロンの大切さ。これは大宮アルディージャ内でも応用できるよう思ったので、書いてみました。


ちなみに、茂木健一郎先生は、春日部出身らしい。たまに大宮アルディージャの試合なんかも観戦してくれるとありがたいですね。サッカーの試合は、とてもクリエイティブですよ~~♪

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