ここ数日、いろんなものを観たり読んだりして楽しんでいた。そして今朝は雪景色で目覚めるというオマケ付きであった。近所の子供たちは、早くもキャッキャと走り回っている。
アルディージャからはクラブメンバーの案内が来て、10周年のエンブレムが入っていた。録画していたオーレアルディージャでは、渡邊代表が出て、広報活動をしていた。そして力強く決意を宣言していたのは良かった。私個人としては、渡邊代表でしばらく大宮アルディージャを運営してほしいと思うのだ。前任の中村某氏みたいな方では、サポ/ファンとの「信頼」が得られないと思える。渡邊代表の人徳なのか、相手に不信を与えない何かを持っているように感じるから。
まあそれは後日書こうかあ。
そのオーレアルディージャでようやく練習風景が映り、動いている映像が観られた。どんな動きがしているんか、どんな形の得点だったのか。あの番組内でもはっきりと判らなかったが、でも一つだけ興味深い事がわかっただけでも良しとしようと思った。
それは、樋口監督のコメント練習場に木霊したシーン。
「ポジションを崩してもいいから~」うんぬんというもの。
言われてみれば、昨シーズンまで大宮は、ポジションを崩して(つまり流動的に)攻めるという事をしていなかった。ポジションを崩していないから「強固な守備?」を体現できていたとも思われる。ただこれは、前近代的なチームであるように思われた。
このポジションを崩さない、というキーワードで思い出すのがオフト監督である。2003年だったか2004年だったか。その頃のレッズは、オフトを招聘し基礎固めという事で3年計画くらいで就任した。しかしそこで行われていた事は、基礎を固めるための約束事を徹底されるリーグ戦だった。チャレンジはいらない、約束を体得するためだけに試合を行う。結果、大崩れもないが、オオバケもしないと言う流れだった。当然、リーグでは優勝しなかったという事だ。
観る側にしても「危険を侵さないチームだな」という印象だった。当時駒場で、永井がタッチに切れるかどうかというボールを追わないとか、前線でポスト役がボールをキープしても中盤が追い越す事もせず、中盤に下がってプレーした福田は、前線とDfとの距離を保ちすぎるために運動量が非常に少ない場面も多々あった。そして印象的だったのが、埼玉スタジアムでの柏戦?だったかな。その試合、引き分けだったのだが、同時進行で行われている他会場のライバルチームが、勝ち越しているのに、オフトは動かなかった。つまり攻撃的に行けという指示を出さず、リスクを冒さないで0-0でいいのだ、という指揮だった。鈴木啓太がボランチからサイドバックになり、前線にあがりクロスを上げるなど流動的に攻めても、オフトは猛烈に怒ったという。なぜなら、勝つよりリスクをおかして、勝ち点を失う事を恐れたからだ。つまりは優勝はしなくていい。今は基礎作りなんだ、という意味合いからそういう試合展開を何度も繰り返し、一年を過ごした。その後レッズは、オフトでナビスコ杯を取り初タイトルを得る。これで今までの不満を(結果を出したという事で)解消したように見えたが、当時の社長犬飼氏はオフトを見切る。その後2人の距離は遠ざかり、オフト辞任であった。
なんか樋口監督が就任したという事は、オフトからギドに変わり、レッズが今に至る過程に似ているように思う。確かにオフトは基礎を作った(約束事を作った)と思うが、これではシンカできない。当時に犬飼氏は見抜いていた。そういう意味では、オフトは前近代的な監督であり、ポスト三浦の時オフトを就任させていたとしても同じ決断が迫られたのだと思う。まあ当時のオフト浦和の基礎固めと、佐久間監督までのアルディージャの基礎とではどちらが上か?は未知数だが。
まあ何れにしても樋口監督の「流動的なポジションチェンジ」をパラダイムシフトは、非常に評価する。番組内で渡邊代表が2011年までに優勝という事を具体的に描いていると思えてきた。あとは、選手たちがパラダイムシフト出来、どれから同じ考えを共有し、磨けるのか?それを観て行きたし、ファン/サポはその試行錯誤をどれだけ許容できるのか?という事である。
ある人のHPに「私は楽しいサッカーより、1-0で守りきる従来のサッカーでいいよ。変に攻撃的にならなくても」という趣旨の文面を見かけた事がある。おそらく長年のファンやサポはそう思うものなのかもしれない。おそらく多くのファン/サポもそう感じているかもしえない。その人たちに理解を得られ支持されるためにも、是非樋口監督には結果を残してほしいと思う。最低、ナビスコは決勝トーナメントへ行く、できればカップ戦のタイトルを得るなど。
そのあたりの戦略や戦術の徹底をキャンプで徹底してほしい。そして練習試合が多いようだから、実践で試してほしい。このチームとしてのパラダイムシフトは、本当「挑戦」であると思うが、長い歴史の中ではどこかで誰かがやらないといけない事だから、同じ失敗するなら早いほうがいい。どんどん挑戦してほしいと思う。
アルディージャからはクラブメンバーの案内が来て、10周年のエンブレムが入っていた。録画していたオーレアルディージャでは、渡邊代表が出て、広報活動をしていた。そして力強く決意を宣言していたのは良かった。私個人としては、渡邊代表でしばらく大宮アルディージャを運営してほしいと思うのだ。前任の中村某氏みたいな方では、サポ/ファンとの「信頼」が得られないと思える。渡邊代表の人徳なのか、相手に不信を与えない何かを持っているように感じるから。
まあそれは後日書こうかあ。
そのオーレアルディージャでようやく練習風景が映り、動いている映像が観られた。どんな動きがしているんか、どんな形の得点だったのか。あの番組内でもはっきりと判らなかったが、でも一つだけ興味深い事がわかっただけでも良しとしようと思った。
それは、樋口監督のコメント練習場に木霊したシーン。
「ポジションを崩してもいいから~」うんぬんというもの。
言われてみれば、昨シーズンまで大宮は、ポジションを崩して(つまり流動的に)攻めるという事をしていなかった。ポジションを崩していないから「強固な守備?」を体現できていたとも思われる。ただこれは、前近代的なチームであるように思われた。
このポジションを崩さない、というキーワードで思い出すのがオフト監督である。2003年だったか2004年だったか。その頃のレッズは、オフトを招聘し基礎固めという事で3年計画くらいで就任した。しかしそこで行われていた事は、基礎を固めるための約束事を徹底されるリーグ戦だった。チャレンジはいらない、約束を体得するためだけに試合を行う。結果、大崩れもないが、オオバケもしないと言う流れだった。当然、リーグでは優勝しなかったという事だ。
観る側にしても「危険を侵さないチームだな」という印象だった。当時駒場で、永井がタッチに切れるかどうかというボールを追わないとか、前線でポスト役がボールをキープしても中盤が追い越す事もせず、中盤に下がってプレーした福田は、前線とDfとの距離を保ちすぎるために運動量が非常に少ない場面も多々あった。そして印象的だったのが、埼玉スタジアムでの柏戦?だったかな。その試合、引き分けだったのだが、同時進行で行われている他会場のライバルチームが、勝ち越しているのに、オフトは動かなかった。つまり攻撃的に行けという指示を出さず、リスクを冒さないで0-0でいいのだ、という指揮だった。鈴木啓太がボランチからサイドバックになり、前線にあがりクロスを上げるなど流動的に攻めても、オフトは猛烈に怒ったという。なぜなら、勝つよりリスクをおかして、勝ち点を失う事を恐れたからだ。つまりは優勝はしなくていい。今は基礎作りなんだ、という意味合いからそういう試合展開を何度も繰り返し、一年を過ごした。その後レッズは、オフトでナビスコ杯を取り初タイトルを得る。これで今までの不満を(結果を出したという事で)解消したように見えたが、当時の社長犬飼氏はオフトを見切る。その後2人の距離は遠ざかり、オフト辞任であった。
なんか樋口監督が就任したという事は、オフトからギドに変わり、レッズが今に至る過程に似ているように思う。確かにオフトは基礎を作った(約束事を作った)と思うが、これではシンカできない。当時に犬飼氏は見抜いていた。そういう意味では、オフトは前近代的な監督であり、ポスト三浦の時オフトを就任させていたとしても同じ決断が迫られたのだと思う。まあ当時のオフト浦和の基礎固めと、佐久間監督までのアルディージャの基礎とではどちらが上か?は未知数だが。
まあ何れにしても樋口監督の「流動的なポジションチェンジ」をパラダイムシフトは、非常に評価する。番組内で渡邊代表が2011年までに優勝という事を具体的に描いていると思えてきた。あとは、選手たちがパラダイムシフト出来、どれから同じ考えを共有し、磨けるのか?それを観て行きたし、ファン/サポはその試行錯誤をどれだけ許容できるのか?という事である。
ある人のHPに「私は楽しいサッカーより、1-0で守りきる従来のサッカーでいいよ。変に攻撃的にならなくても」という趣旨の文面を見かけた事がある。おそらく長年のファンやサポはそう思うものなのかもしれない。おそらく多くのファン/サポもそう感じているかもしえない。その人たちに理解を得られ支持されるためにも、是非樋口監督には結果を残してほしいと思う。最低、ナビスコは決勝トーナメントへ行く、できればカップ戦のタイトルを得るなど。
そのあたりの戦略や戦術の徹底をキャンプで徹底してほしい。そして練習試合が多いようだから、実践で試してほしい。このチームとしてのパラダイムシフトは、本当「挑戦」であると思うが、長い歴史の中ではどこかで誰かがやらないといけない事だから、同じ失敗するなら早いほうがいい。どんどん挑戦してほしいと思う。
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