前略。渡邊代表様 クラブがお手本とするのはどこ？ 一度、FCバルセロナを視察して観ては？

楽しそうだったなあ、と。

冬は寒い寒いと嘆いてばかりで、スポーツする事すら億劫になる季節。そういう時こそ、
身体を動かして、思考も運動も活発にしたいものです。

先日、公式HPでも紹介があったように、WOWOWの一コーナーを見ました。
慶行とマサが、直太郎とフットサルをやっていた。

なんと!相手は、あのサリナスとナダル～～～～～！！！！特別ゲストにエウゼビオと会食～～！
と、テレビの力とは言え、豪華です!!

しかしこれ。FCバルセロナに全く興味がない人間にとっては、なんの事やら。。。
私は、高校生くらいからバルセロニスタ化したので、彼らとフットサルできる事自体、至福の時と感じるが。
まあバルサは、OBに対しても優しいクラブという感じは持てます。これも宣伝の一環だし、日本人に良いイメージを
持ってもらえるように、どんどんアピールしています。

その後、おそらく直太郎と共に「クラシコ」を観戦したのではないでしょうかあ？
サリナスのコメントが印象的で、「今年（2007年）は、クリスマス前日がクラシコだろ。負けたら、お葬式みたいになるよ」というもの。
まさに、私は日本でお葬式状態。。。バチスタ？のゴールに呆気にとられ、メッシに不在を嘆くばかり。。。

そこで昨年のバルセロナを想い出し、写真をUPしてみました。

この写真は、去年のセビージャ戦前に行われたセレモニーの様子。バルサのホームは、「カンプ・ノウ」といわれ、とても
すばらしいスタジアム。９月に行った時、丁度完成してから５０周年を迎えたという事で、写真をぱちり！
毎年、バルセロナのバルサの試合を観戦するために行くのですが、こんなタイミングでセレモニーに遭遇できるとは、うれしかったです。　これからもなんかの機会があれば、バルセロナ紀行をこちらもちょこっとずつ紹介して行こかなって思っています。


と、まあそれはいいとして。おそらくこの慶行とマサの取材で、フロントの方々もいったでしょ。もちろんwowowの「付属」という形だったかもしれませんが（観光気分？）だったかもしれませんが、バルサの組織全体を視察してきても良かったと思う。もしくは、今後バルサに教えを請うというきっかけを作ってきてほしかったとも、独断と偏見で思っている。

私は、しつこいようだが。FCバルセロナを尊敬している。大宮アルディージャの将来像は、FCバルセロナでもいいではないか？とも思っている。それはプレースタイルの事を言っているのではない。まああのような感動を呼ぶ試合をしてくれる事はうれしい事なのだが、それよりもバルサが培って来た理念とか、組織のシステムとか、そういうものを吸収してほしいと思うだ。
バルサには「クラブ以上の存在」というフレーズがある。それは数週間、あの街にいればその感じは理解できる。バルサがそうなるためには１００年以上がかかっているのだが、大宮アルディージャも、そういう存在になってほしいと個人的に思うのだ。

前から思っていた事をついでに。大宮アルディージャがお手本とするクラブチームは、どこなんだろう？？と思う。
オランダという言葉は連呼されるが、具体的にどこをお手本にしているのか、さっぱりだ。フェイエノールトと協力関係うんぬんとあるが、オランダから選手も来ないし、頻繁にユース年代以下との交流もどうなのか？とも感じる。フェイエの何を吸収しようとしているのかな？大宮のフロントの人間は、オランダに何かを学びに行っているのだろうか？何回フェイエに行ったのか？さっぱりである。　そんな中途半端な事をやっているのであれば、本当FCバルセロナと協力関係やパートナーシップを組む努力をしたほうが、向こう５０年先のためになると真剣に思っている。バルサを学ぶ事が、一番「オランダ」気質が身に付くように思う。

慶行のフットサル話しから、明後日の方角へ行ってしまったが。大宮アルディージャもお手本のクラブチームを持ったほうがいい。それは国内外関係なく学ぶ事。渡邊代表、いっそうの事、バルサの会長のラポルタさんと会って、カンプノウに行ってくればいい。試合も観戦すればいい。自分たちが目指している日々の活動の、最終地点はどこなのか？をバルセロナは明確に教えてくれるから。「本物」を長く経験し続けているクラブと、これからそれを目指そうとするクラブ。そのギャップを知るだけでも、渡邊代表、かなり違いますよ。時間見つけて、視察してはどうですかあ？（いや、これマジで望みます）