獲得された絶望感(盲人ウエカジ公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と・・・~

盲人、相手は豊中市役所の障害福祉課、市民課の職員。 合計6人で、どうすれば、全盲視覚障害者が200円で、コンビニ住民票交付をうけられるかはなしあった。

2024-05-23 21:42:52 | 網膜色素変性症と私
建設的対話


障碍者差別解消法で、公共機関も民間事業者も合理的配慮が義務付けられた。今年の4月からは、民間事業者も合理的配慮義務がある。


その合理的配慮の手前に、どのような配慮が可能か、必要かというのを、障碍者と事業者が確認しあわなければならない。これは建設的対話。この建設的対話がないと、合理的配慮もない。


どのような合理的配慮ができるか、それを話し合う、建設的対話。今日の午前、豊中市役所に行ってきた私。目の見えない私、網膜色素変性症な私、盲人ウエカジ。ガイドヘルパーさんと一緒に、豊中市役所へ行ってきた。


市役所側からは4人の職員が参加。障害福祉課と市民課の職員。


建設的対話のテーマは、全盲視覚障害者が、マイナンバーカードをつかって、コンビニで、200円支払って住民票の写しを発行できるかということ。役所の窓口だと300円する住民票の写し交付手数料が、なんとコンビニだと200円。どうすれば、全盲視覚障害者が200円で、住民票をもらえるか、それがテーマ。


50分ほど話し合うも、今回は、私が提案するばかり、対話にはなっていない。


私からは、コンビニのマルチコピー機の
タッチパネルは音声ガイドがなく、視覚障害者ひとりでは操作できない。ゆくゆくは、音声ガイド対応のコピー機になるだろうけども、それまで、タッチパネルの上において、視覚障害者でも、暗証番号がおせる、ガイドシートの作成を提案。ガイドシートがあれば、暗証番号を、コンビニ店員におおしえて、おしてもらわなくてもすむ。このガイドシートというのが、一番効果的な合理的配慮だろうね。


そして、もうひとつは、コンビニでは甲府できない人たち、視覚障害者、車いすユーザーなどに対しては、市役所窓口で交付する場合も、200円にすること。現実に、ゆうちょ銀行では、そのような取り扱い、合理的配慮ができているのよね。ATMでの送金ができない視覚障害者にたいしては、窓口で送金をする、そのときの手数料は、窓口より割安なATMとおなじ料金。これも合理的配慮。


豊中市の手数料条例で、市長が特に必要とみとめるときは、手数料を割り引くことができるとされている。では、どのような場合が、しちょぐあ必要とみとめるときにあたるのか、その内規はないとのこと。それをつくれば、視覚障害者は窓口で200円はらえば住民票をもらえるのにね。たんに内規をつくることは、市役所にとっても過度な負担にはならないとおもうんだけどな。


ガイドシート、手数料減免、これが私の提案。


今回は、特に職員側からは提案がなかった
ということdえ、次回の建設的対話は、就労支援や、障碍者支援の専門職員もまじえて、ガイドシートの可能性をさぐる。ほんとに、ガイドシートで、全盲視覚障害者はひとりで、コンビニタッチパネルで、暗証番号をおせるのか。その話し合い。
建設的対話は、まだまだ続く。


こういったこともできるのも、私に時間の余裕があるため、きょね、無職になったため。無色になったからには、市役所とたくさん建設的対話をかさねていかなくちゃね。


みなさんも、ぜひ、声をあげてみてね。時間に余裕があるのならば。


PS
その後、ベランダ菜園作業、ボランティアさんに、きゅうりのネットをはってもらった。ありがたい。たくさんキュウリとれたらいいな。














コメント
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